レボフロキサシン

levofloxacin, LVFX
レボフロキサシン水和物
クラビットIQUIXLEVAQUINQUIXIN
オフロキサシン抗菌薬


  • フルオロキノロン系抗菌薬
  • クラビット点眼液0.5%(参天製薬)に配合されている
  • 医学ノートに詳しい

併用注意

レボフロキサシン錠100mg「BT」 添付文書
薬剤名等 フェニル酢酸系又はプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛薬 → 非ステロイド性抗炎症薬:フェニル酢酸系のジクロフェナク、プロピオン酸系のロキソプロフェンは使いづらい。
フルルビプロフェン等
臨床症状・措置方法
痙攣を起こすおそれがある。
機序・危険因子
中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害が増強されると考えられている。


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/26 16:10:58」(JST)

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Japanese Journal

  • 薬剤師による処方設計(13)腎機能に基づいたレボフロキサシンの適正使用に向けた介入効果 : 処方鑑査支援システムの活用
  • 高橋 志織,岡村 祐嗣,小原 信一 [他]
  • 医薬ジャーナル 48(10), 131-134, 2012-10
  • NAID 40019454260
  • 結核に対するレボフロキサシンの使用実態調査結果
  • 日本結核病学会治療委員会
  • 結核 87(9), 599-608, 2012-09
  • NAID 40019436691
  • 薬物 中耳手術におけるレボフロキサシンの術後感染予防効果
  • 赤澤 幸則,我那覇 章,近藤 俊輔 [他]
  • 耳鼻咽喉科臨床 105(9), 891-895, 2012-09
  • NAID 40019424386

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レボフロキサシン(合成抗菌剤で、細菌による感染症の治療薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 ニューキノロン系といわれる合成抗菌剤で、グラム陽性菌、グラム陰性菌の両方に効力を示すので、内服は ...


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Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

  • 広範囲経口抗菌製剤

販売名

レボフロキサシン錠100mg「MEEK」

組成

成分・含量

  • 1錠中、日局レボフロキサシン水和物100mg含有

添加物

  • 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、カルメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、プロピレングリコール

効能または効果

適応菌種

  • 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、ペスト菌、コレラ菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、レジオネラ属、ブルセラ属、野兎病菌、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、アクネ菌、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)

適応症

  • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、コレラ、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、炭疽、ブルセラ症、ペスト、野兎病、Q熱
  • 通常、成人に対して、レボフロキサシン水和物として1回100mgを1日2?3回経口投与する。

なお、感染症の種類及び症状により適宜増減するが、重症又は効果不十分と思われる症例にはレボフロキサシン水和物として1回200mgを1日3回経口投与する。
レジオネラ肺炎については、レボフロキサシン水和物として1回200mgを1日3回経口投与する。
腸チフス、パラチフスについては、レボフロキサシン水和物として1回100mgを1日4回、14日間経口投与する。
炭疽、ブルセラ症、ペスト、野兎病、Q熱については、レボフロキサシン水和物として1回200mgを1日2?3回経口投与する。

  • 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
  • 腸チフス、パラチフスについては、注射剤より本剤に切り替えた場合には注射剤の投与期間も含め14日間投与すること。
  • 炭疽の発症及び進展の抑制には、欧州医薬品庁(EMA)が60日間の投与を推奨している。
  • 長期投与が必要となる場合には、経過観察を十分に行うこと。

慎重投与

  • 高度の腎機能障害のある患者[高い血中濃度の持続が認められている。]
  • てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こすことがある。]
  • キノロン系抗菌薬に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 重篤な心疾患(不整脈、虚血性心疾患等)のある患者[QT延長を起こすことがある。]
  • 重症筋無力症の患者[症状を悪化させることがある。]
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状

(頻度不明)

  • (初期症状:紅斑、悪寒、呼吸困難等)

中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)

(頻度不明)

痙攣

(頻度不明)

QT延長

(頻度不明)

急性腎不全、間質性腎炎

(頻度不明)

劇症肝炎、肝機能障害、黄疸

(頻度不明)

  • (初期症状:嘔気・嘔吐、食欲不振、けん怠感、そう痒等)

無顆粒球症

(頻度不明)

  • (初期症状:発熱、咽頭痛、けん怠感等)

汎血球減少症

(頻度不明)

血小板減少

(頻度不明)

溶血性貧血

(頻度不明)

  • (症状:ヘモグロビン尿等)

間質性肺炎、好酸球性肺炎

(頻度不明)

  • (症状:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等)(処置方法:副腎皮質ホルモン剤投与等)

偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎

(頻度不明)

  • (症状:腹痛、頻回の下痢等)

横紋筋融解症(急激な腎機能悪化を伴うことがある)

(頻度不明)

  • (症状:筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等)

低血糖

(頻度不明)

  • [低血糖性昏睡に至る例も報告されているので、十分に注意すること。糖尿病患者(特にスルホニルウレア系薬剤やインスリン製剤等を投与している患者)、腎機能障害患者、高齢者であらわれやすい。]

アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害

(頻度不明)

  • (症状:腱周辺の痛み、浮腫等)(60歳以上の患者、コルチコステロイド剤を併用している患者、臓器移植の既往のある患者であらわれやすい)

錯乱、せん妄、抑うつ等の精神症状

(頻度不明)

過敏性血管炎

(頻度不明)

  • (症状:発熱、腹痛、関節痛、紫斑、斑状丘疹、皮膚生検で白血球破砕性血管炎等)

重症筋無力症の悪化

(頻度不明)

  • (重症筋無力症の患者で症状の悪化があらわれることがある)

薬効薬理

  • ニューキノロン系抗菌薬。キノロン系及びニューキノロン系抗菌薬の作用機序は、細菌のDNAジャイレース(DNA複製時にらせん状のDNA鎖を一度切断し、その後再結合する酵素)の活性阻害によるDNAの複製阻害であり、殺菌的に作用する。3)

有効成分に関する理化学的知見

一般名:

  • レボフロキサシン水和物(Levofloxacin Hydrate)

化学名:

  • (3S )-9-Fluoro-3-methyl-10-(4-methylpiperazin-1-yl)-7-oxo-2,3-dihydro-7H -pyrido[1,2,3-de ][1,4]benzoxazine-6-carboxylic acid hemihydrate

分子式:

  • C18H20FN3O4・1/2H2O

分子量:

  • 370.38

性状:

  • 淡黄白色?黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。

酢酸(100)に溶けやすく、水又はメタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。
0.1mol/L塩酸試液に溶ける。
光によって徐々に暗淡黄白色になる。

融点:

  • 約226℃(分解)

★リンクテーブル★
国試過去問111E062」「111E067」「112C062」「111B055」「110I066」「111I066」「112D033」「111A044」「106G010
リンク元乳糖水和物」「眼科用剤」「オフロキサシン」「キノロン系抗菌薬」「レジオネラ属

111E062」

  [★]

  • 次の文を読み、60~62の問いに答えよ。
  • 20歳の男性。発熱と右下肢の発赤、疼痛および腫脹とを主訴に来院した。
  • 現病歴:4日前、屋外でバスケットボールの練習中に転倒し右下腿を打撲した。次第に打撲した部位の発赤、疼痛および腫脹が出現して急速に拡がり、発熱も出現したため救急外来を受診した。
  • 既往歴:3歳時に肺炎で入院。薬物アレルギーはない。
  • 生活歴:大学生。バスケットボールのサークルに所属している。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
  • 家族歴:父親が高血圧症で内服治療中。母親は健康。
  • 現症:意識レベルはJCSⅠ-2-R。身長 175cm、体重 63kg。体温 40.6℃。脈拍 120/分、整。血圧 82/40mmHg。呼吸数 22/分。SpO2 96%(room air)。全身に発汗を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右鼠径部に径2cmで可動性良好なリンパ節を3個触知し、圧痛を認める。右下腿は打撲部位を中心に膝から足首に及ぶ著明な発赤、腫脹および圧痛を認め、皮膚表面には大小の血性水疱を認める。右膝関節および足関節は腫脹と疼痛のため十分な診察ができない。足背動脈は両側とも触知可能である。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 15,300(桿状核好中球 30%、分葉核好中球 55%、好酸球 1%、好塩基球 0%、単球 7%、リンパ球 7%)、血小板 9万、PT-INR 1.6(基準 0.9~1.1)、Dダイマー 3.4μg/mL(基準 1.0以下)。血液生化学所見:総蛋白 6.0g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 114U/L、ALT 30U/L、LD 602U/L(基準 176~353)、CK 12,200U/L(基準 30~140)、尿素窒素 30mg/dL、クレアチニン 1.9mg/dL、血糖 98mg/dL、Na 134mEq/L、K 5.0mEq/L、Cl 97mEq/L。CRP 22mg/dL。動脈血ガス分析(room air):pH 7.30、PaCO2 32Torr、PaO2 70Torr、HCO3- 14mEq/L。
  • 骨盤部・下肢CTで右膝関節周囲から足部にかけての皮下組織と筋肉の強い浮腫像と、下腿の筋肉表面に沿った広範な液体成分の貯留像とを認める。
  • 急速大量輸液を開始した。
  • 来院時に採取した血液培養から菌の発育を認めた。培養液のGram染色標本(別冊No. 13)を別に示す。当初、広域スペクトル抗菌薬が投与されていたが、この結果から抗菌薬の変更を検討することとなった。
  • 最適な候補薬はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 111E061]←[国試_111]→[111E063

111E067」

  [★]

  • 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
  • 36歳の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。
  • 現病歴:約1年前から易疲労感を感じていたが、仕事が忙しいせいではないかと考えて医療機関を受診していなかった。約1週間前から陰茎に傷があることに気付いていたが、痛みがないためそのままにしていた。同じころから朝起きると寝汗で布団が濡れていることが多くなってきた。これらの症状が心配になり受診した。
  • 既往歴:約2年前に淋菌性尿道炎の治療歴がある。アレルギー歴はない。
  • 生活歴:健康食品の営業職。独身で一人暮らし。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒。ペットは飼っていない。海外渡航歴はない。約10年前から不特定多数の女性と性交渉がある。
  • 家族歴:父親が肺癌のため56歳で死亡。母親は高血圧症で治療中。妹は健康。
  • 現症:意識は清明。身長 180cm、体重 58kg。体温 38.0℃。脈拍 60/分、整。血圧 110/80mmHg。呼吸数 12/分。SpO2 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸蠕動音に異常を認めない。表在リンパ節を触知しない。四肢筋力と腱反射は正常である。陰茎に潰瘍を認めるが痛みはない。検査所見:血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 4,300(好中球 75%、好酸球 8%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 10%)、血小板 21万、PT-INR 1.3(基準 0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白 7.5g/dL、アルブミン 3.9g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 34U/L、ALT 18U/L、LD 178U/L(基準 176~353)、ALP 340U/L(基準 115~359)、γ-GTP 30U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 90U/L(基準 37~160)、CK 42U/L(基準 30~140)、尿素窒素 16mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL、尿酸 6.9mg/dL、血糖 98mg/dL、Na 131mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L。陰茎の写真(別冊 No.15)を別に示す。


  • この患者に投与すべき薬剤はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111E066]←[国試_111]→[111E068

112C062」

  [★]

  • 次の文を読み、60~62の問いに答えよ。
  • 15歳の男子。通っている学習塾の講師が肺結核と診断されたため、保健所からの結核接触者検診の指示を受けて受診した。
  • 現病歴:2週間前から微熱と咳嗽が続いている。痰が絡む咳嗽が1日中持続している。
  • 既往歴:特記すべきことはない。
  • 予防接種歴:BCG接種歴あり。
  • 家族歴:父と母との3人暮らし。家族内に他に咳嗽のある者はいない。
  • 現症:意識は清明。身長 166cm、体重 56kg。体温 37.6℃。脈拍 72/分、整。血圧 124/62mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98%(room air)。眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に発赤を認めない。甲状腺と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 472万、Hb 13.5g/dL、Ht 39%、白血球 7,400(①分葉核好中球 56%、好酸球 1%、リンパ球 43%)、血小板 24万。血液生化学所見:総蛋白 7.6g/dL、アルブミン 3.8g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、AST 26U/L、ALT 13U/L、LD 228U/L(基準 176~353)、γ-GTP 12U/L(基準 8~50)、尿素窒素 11mg/dL、クレアチニン 0.3mg/dL、血糖 96mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.1mEq/L、Cl 102mEq/L。CRP 0.8mg/dL。②結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法(IGRA)は陽性。③喀痰塗抹Ziehl-Neelsen染色でGaffky 3号。④喀痰結核菌PCR検査は陽性。胸部エックス線写真で異常を認めない。⑤胸部CTで右下肺野に小葉中心性の粒状影を認める。
  • 臨床経過と検査所見から肺結核と診断した。
  • この患者に対する標準治療として使用しないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 112C061]←[国試_112]→[112C063

111B055」

  [★]

  • 次の文を読み、53~55の問いに答えよ。
  • 58歳の男性。筋力低下と嚥下困難とを主訴に来院した。
  • 現病歴:1か月前から階段を昇るときに手すりが必要になった。1週間前から固形物を飲み込むのが難しくなり、昨日、洋式トイレで妻の助けがないと立ち上がることができなかったため受診した。
  • 既往歴:10年前から高血圧症で内服治療中。
  • 家族歴:特記すべきことはない。
  • 現症:意識は清明。身長 176cm、体重 65kg。体温 36.2℃。脈拍 72/分、整。血圧 138/76mmHg。呼吸数 12/分。SpO2 98%(room air)。両肘頭に軽度の紅斑を認める。胸腹部に異常を認めない。表在リンパ節を触知しない。四肢近位筋に左右対称性の把握痛と徒手筋力テストで3~4の筋力低下とを認める。感覚障害と小脳性運動失調とを認めない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 504万、Hb 15.8g/dL、Ht 45%、白血球 7,700、血小板 35万。血液生化学所見:総蛋白 7.2g/dL、アルブミン 3.3g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、AST 96U/L、ALT 112U/L、CK 2,380U/L(基準 30~140)、Na 139mEq/L、K 4.3mEq/L、Cl 108mEq/L。胸腹部CTに異常を認めない。右大腿部MRIのT1強調像(別冊No. 6A)とT2強調像(別冊No. 6B)とを別に示す。


  • この患者に最初に投与すべき薬剤はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111B054]←[国試_111]→[111B056

110I066」

  [★]

  • 67歳の女性。発熱と咳とを主訴に来院した。1週前から発熱と咳が出現し、徐々に悪化してきたため受診した。末梢性T細胞性リンパ腫にて3回目の化学療法を3週前に終了している。リンパ腫による両側の頸部と鼠径部とに小指頭大のリンパ節を数個ずつ認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。SpO2 96%(room air)。血液所見:赤血球 401万、Hb 10.7g/dL、Ht 39%、網赤血球 1%、白血球 7,100(桿状核好中球 26%、分葉核好中球 56%、好酸球 1%、単球 2%、リンパ球 15%)、血小板 15万。血液生化学所見:AST 46IU/L、ALT 41IU/L、LD 498IU/L(基準 176~353)、KL-6 1,402U/mL(基準 500未満)。免疫血清学所見:CRP 2.7mg/dL、β-D-グルカン 340pg/mL(基準 10以下)、アスペルギルス抗原陰性、カンジダ抗原陰性。喀痰の細菌培養陰性、喀痰ニューモシスチス陽性。胸部エックス線写真(別冊No. 23A)と胸部単純CT(別冊No. 23B)とを別に示す。
  • 治療薬として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 110I065]←[国試_110]→[110I067

111I066」

  [★]

  • 68歳の男性。発熱、咳嗽および膿性痰を主訴に来院した。5日前から発熱、3日前から咳嗽および膿性痰が出現したため受診した。意識は清明。体温 39.2℃。脈拍 124/分、整。血圧 88/60mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 93%(room air)。両側の胸部にcoarse cracklesを聴取する。血液所見:白血球 18,800(桿状核好中球 4%、分葉核好中球 84%、単球 2%、リンパ球 10%)。CRP 19mg/dL。胸部エックス線写真の正面像(別冊No. 19A)、側面像(別冊No. 19B)及び喀痰のGram染色標本(別冊No. 19C)を別に示す。同日、敗血症を疑い血液培養を行った。
  • 現時点の対応として正しいのはどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 111I065]←[国試_111]→[111I067

112D033」

  [★]

  • 8歳の男児。頭部の脱毛と疼痛とを主訴に来院した。2か月前から頭皮に痒みとともに脱毛斑が出現した。市販の副腎皮質ステロイド外用薬を塗布していたところ、2週間前から次第に発赤し、膿疱や痂皮を伴い疼痛も出現してきたため受診した。ネコを飼育している。痂皮を剥がすと少量の排膿があり圧痛を伴う。病変部に残存する毛は容易に抜毛される。後頸部に径2cmのリンパ節を2個触知し圧痛を認める。後頭部の写真(別冊No. 16A)と抜毛の苛性カリ(KOH)直接鏡検標本(別冊No. 16B)とを別に示す。
  • 治療薬として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 112D032]←[国試_112]→[112D034

111A044」

  [★]

  • 80歳の男性。右胸部の疼痛を伴う皮疹を主訴に来院した。2日前から症状を自覚していた。昨日から次第に悪化し、今朝衣服に浸出液が付着していることに気付いたため受診した。右胸部の写真(別冊No. 18)を別に示す。
  • 適切な治療薬はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 111A043]←[国試_111]→[111A045

106G010」

  [★]

  • 末期腎不全患者に対し、常用量を投与可能なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G009]←[国試_106]→[106G011

乳糖水和物」

  [★]

賦形剤
ATPdl-メチルエフェドリン塩酸塩PL配合アーチストアイデイトアイデイトロールアクタミンアクトスアクトネルアコニンサンアザニンアスコルビン酸アスゾールアストモリジン配合アスペノンアスベリンアセトアミノフェンアテノートアドリアシンアトルバスタチンアナストロゾールアニスタジンアプリトーンアベマイドアポプロンアミサリンアミプリンアモペニキシンアリーゼS配合アリセプトアリチア配合アルフロシンアレギサールアレファリンアレルギンアロシトールアロプリノールアンブロンイソパール・P配合イダマイシンイトプリド塩酸塩イプリフラボンイミダプリル塩酸塩イミドールイリコロンM配合インヒベースウテメックウブテックウルサミックウルソウルソトランウルペティックエイムゲン エースコールエカテリシンエクセラーゼ配合エストリオールエチゾラムエチゾランエトドラクエナラートエナラプリルマレイン酸塩エバスチンエピカルスS配合エピカルス配合エビプロスタット配合エフェドリン塩酸塩エフォリンエホチールエリーテンエルサメット配合エレンタールP乳幼児用配合エレンタール配合エンセバックエンテラーゼ配合オーネスN配合オーネスSP配合オーネスST配合オーネスSZ配合オステンおたふくかぜ生ワクチンオフタルムK配合カオルトーンガスイサンガスポートカズマリンガスメットガスリックガスロンNカプセーフガモファーカルスロットカルタレチンカルデナリンカルバドゲンカルベジロールキョーリンAP2配合クールスパンクエチアピンクバクロングペリースクラリスロマイシングリクラジドグリノラートグリメピリドクロポリジンクロミッドクロルフェニラミンマレイン酸塩クロルプロマジン塩酸塩グロントケイラーゼS ケトブンゲファルナートケルナックゴクミシンコデインリン酸塩コナンコニールコニプロスコバステンコバテンシンコバマミドコレキサミンコレリットコロキノンコンスーンコントールコントミンサアミオンサニアーゼ配合サラザック配合サルポグレラート塩酸塩ジアイナミックスシェトラゾーナジゴキシンジゴハンジソピラミドジヒドロコデインリン酸塩ジピリダモールジフェニドール塩酸塩シロスタゾールシンベノンシンレスタールストマルコンスパクロミンスパトニンスピロノラクトンズファジランスルピリドセエルカムセチリジン塩酸塩セドリーナセナプリドセナプロストセファランチンセフジニルセフジニルセブンイー・P配合セラピエースセラピナ配合セルニルトンセレガスロンセレナミンセンセファリンセンブリ・重曹ソクワールソビラールソルイルビンゾルピデム酒石酸塩ソルファダウンテンシンタフマックE配合タムスロシン塩酸塩ODダラシンタンチパン配合チウラジールチョコラAテオロングテナキシルデパステモカプリル塩酸塩デュファストンデラキシー配合テルビナフィントーワチーム配合ドキサゾシンドキソルビシン塩酸塩ドネペジル塩酸塩トフラニールドライアーゼ配合トラベルミン配合ドラマミントランコロンP配合ドランジントリアゾラムトリクロルメチアジドトリドセラン配合トリヘキシフェニジル塩酸塩トリヘキシントリラホンドルナリントルブタミドトレキサメットトロキシンドンペリドンナーセット配合ナテグリニドナトリックスナフトジールニセルゴリンニチファーゲン配合ニトレジックニトロールRネオ・エフラーゼ配合ネオアムノール配合ノイダブルノイファンノイロビタン配合ノズレンノバミンノンネルブハーフジゴキシンKYバイカロンバイニロードハイフル配合バイロテンシンはしか生ワクチンはしか風しん混合生ワクチンパスターゼSA配合バップベリンパトコンパパベリアンパルギンバルレールハロステンハロペリドールバンコミックパントテン酸カルシウムパンピオチンパンビタン末 パンホリータピーエイ配合ピーゼットシーピオグリタゾンビオスミン配合ビオスリー配合ビオチンビオフェルミンビオフェルミンRビオフェルミン配合ビカルタミドヒシロミンヒスタールビソテートビタミンB6ビタメジン配合ヒダントールヒダントールD配合ビフロキシン配合ビホープAピラミスチンピロラクトンファスティックファモガストファモチジンファルプリルファンテゾールフィオランスフェニトインフェニルアラニン除去ミルク配合フェノバルビタールフェルターゼ配合フォリアミンフスコデ配合フッコラートプラコデ配合プラノバール配合プラバスタチンNa塩プラバスタチンナトリウムプラバメイトプラメバンプランルカストフルイトランプレドニゾロンプレドニンプレドハンプレロンプロスタリンフロセミドブロチゾラムプロノンプロパフェノン塩酸塩プロピベリン塩酸塩ブロプレスプロヘパール配合プロモーションプロルナーベイスンヘキサトロンベグリラートベゲタミン-A配合ベザフィブラートSRベザリップベスタミオンベスタリットLベストルナーベニジピン塩酸塩ペニフォーベネットベハイドRA配合ヘパンED配合ペミラストンヘモリンガルベラストリンベラパミル塩酸塩ペラプリンベラプロストNaベラプロストナトリウムベリチーム配合ベルナールベルラーベロムボインリールボグシールボグリボースポリトーゼボルトミー配合マカシーAマゴチロンマサトンマズレニンガーグルマニカロットマニジピン塩酸塩マリレオンNマレイン酸クロルフェニラミンミクトノームミデナールLミラドールメコバラミンメサフィリン配合メシル酸ドキサゾシンメタヒスロンメチルエルゴメトリンマイレン酸塩メチルエルゴメトリンマレイン酸塩メチルドパメチルホエドリンメトプリックメトリオンメバトルテメバリッチメバロチンメリシンメリストラークメロキシカムメントリースモサプリドクエン酸塩モミアロンユーリックユリロシンライドラースラクスパンラクデーンラクボンラックメロンラリルドンランソプラゾールリウマトレックスリスペリドンリセドロン酸Naリセドロン酸ナトリウムリトドリンリトドリン塩酸塩リトメリンリネステロンリンドルフリントンリン酸コデインリン酸ジヒドロコデインリン酸ピリドキサールルフレン配合レスタスレスポリートレチコランレニベースレバミピドレビンベースレプターレベニンレボフロキサシンレモナミンロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合ロキシーンロサルタンKロサルタンカリウムロラタジンワーファリンワーリンワルファリンKワルファリンカリウム塩酸クロルプロマジン塩酸トリヘキシフェニジル塩酸パパベリン塩酸プロピベリン塩酸ベニジピン塩酸ミノサイクリン乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン乾燥弱毒生風しんワクチン乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン強力ビスラーゼ組織培養不活化狂犬病ワクチン 乳糖乳糖水和物硫酸キニジン

眼科用剤」

  [★]

商品

オフロキサシン」

  [★]

ofloxacin, OFLX
Ocuflox, Floxin。(点眼液)オーハラキシンオフテクターオフロキサットオフロキシンオプールオルカビットキサトロンタツミキシンタリキサシンタリザートタリビッドタリフロンファルキサシンフロキンマロメール
レボフロキサシン抗菌薬、キノロン系抗菌剤


適応

タリビット
  • 眼軟膏
  • 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、クレブシエラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
  • 適応症:眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法
  • 錠剤
  • 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、らい菌、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、肺炎桿菌、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
  • 適応症:表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、ハンセン病
  • 耳科用液
  • 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌
  • 適応症:外耳炎、中耳炎
  • 点眼液
  • 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、クレブシエラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌
  • 適応症:眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法

キノロン系抗菌薬」

  [★]

quinolone antibacterial agent, quinolone
ピリドンカルボン酸系抗菌薬 pyridone carboxylic acid anti-microbials pyridone carboxylic acid antibacterial agent
抗菌薬ニューキノロン

キノロン系抗菌薬

概念

  • クロロキンを改良してつくられた抗菌薬をキノロン系抗菌薬と呼ぶ。
  • 超らせん構造の維持に関わる酵素とDNAの複合体を安定化し、DNA鎖を切断したままにしておくことにより、生存・細胞分裂を障害する。
  • キノロン系抗菌薬にフッ素を導入して改良した抗菌薬がニューキノロン系抗菌薬である。
  • ニューキノロン系抗菌薬はグラム陰性菌とグラム陽性菌に対して強い抗菌力を有する。

作用機序

副作用

  • 消化器症状:(5-10%)
  • 発疹:(1-2%)
  • 中枢神経症状:(5%)頭痛・浮動性眩暈
  • 軟骨毒性:幼弱な動物で軟骨に異常をきたす → 18歳未満は注意。妊婦には使用しない。 (ABM.106)
  • 日光過敏症
  • 低血糖

適応

第一選択となる適応(IRE.158)

レジオネラ属」

  [★]

Legionella
Legionellaレジオネラ
レジオネラ科 Legionellaceaeグラム陰性桿菌

特徴

レジオネラ症の代表的菌種 レジオネラ属菌

培養

レジオネラ属による感染症

治療