ノルフロキサシン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分の名称
含量(1mL中にノルフロキサシンとして)
容量
添加物
禁忌
- ノルフロキサシン又はキノロン系合成抗菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、バシラス属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、フラボバクテリウム属、アルカリゲネス属
適応症
- 眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法
- 通常、1回1滴、1日3回点眼する。
なお、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめること。
薬効薬理
抗菌作用
- ノルフロキサシンはグラム陰性菌、グラム陽性菌に対して幅広い抗菌スペクトルを有し、各種眼感染症の起炎菌に対し強い殺菌力を示す。その作用機序は菌のDNA複製阻害によるものであり殺菌的に作用する。
生物学的同等性試験1)
- 緑膿菌角膜感染症モデル(ウサギ)において、感染防御効果及び治療効果を検討した結果、いずれの作用においてもビスコレット点眼液0.3%と標準製剤(点眼剤、15mg/5mL)との生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
略号
化学名
- 1-Ethyl-6-fluoro-4-oxo-7-(piperazin-1-yl)-1,4-dihydroquinoline-3-carboxylic acid
分子式
分子量
性 状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)又はアセトンに溶けにくく、メタノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
希塩酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
吸湿性である。
光によって徐々に着色する。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- norfloxacin, NFLX
- 商
- キサフロール、シーヌン、ノキサシン、ノフロ、ノフロキサン、バクシダール、バクファミル、バスティーン、バフロキサール、ビスコレット、フロバール、マリオットン、ミタトニン
- 関
- 抗菌薬