オフロキサシン
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- タツミキシンとは。効果、副作用、使用上の注意。キノロン系(ピリドンカルボン酸系合成抗菌剤ともいう)の薬は、合成抗菌剤のひとつです。ピリドンカルボン酸系製剤は、細菌の増殖に必要な蛋白質(たんぱくしつ)の元になる核酸 ...
- 薬価 1錠あたり24.8円 ジェネリックを探す 剤形 白色~微黄白色の錠剤、直径8.1mm、厚さ3.8mm シート記載 タツミキシン錠、Tu TX-100、TATSUMIXIN、タツミキシン、100mg 薬効分類 病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 主成分
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
タツミキシン錠100mg
組成
有効成分の名称
含量
添加物
- 乳糖水和物、セルロース、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、二酸化ケイ素、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、マクロゴール、酸化チタン、カルナウバロウ
禁忌
- 本剤の成分又はレボフロキサシン水和物に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 小児等(「小児等への投与」及び「その他の注意」の項参照)
効能または効果
適応菌種
- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、らい菌、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、肺炎桿菌、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
適応症
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、ハンセン病
- 通常、成人に対して、オフロキサシンとして1日300〜600mgを2〜3回に分割して経口投与する。ハンセン病については、オフロキサシンとして1日400〜600mgを2〜3回に分割して経口投与する。なお、感染症の種類および症状により適宜増減する。
ハンセン病については、原則として他の抗ハンセン病剤と併用する。
腸チフス、パラチフスについては、オフロキサシンとして1回200mgを1日4回、14日間経口投与する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 高度の腎機能障害のある患者[高い血中濃度の持続が認められている。]
- てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こすことがある。]
- キノロン系抗菌薬に対し過敏症の既往歴のある患者
- 重症筋無力症の患者[症状を悪化させることがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(いずれも頻度不明)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)
痙攣(頻度不明)
QT延長、*心室頻拍(Torsades de pointesを含む)(いずれも頻度不明)
急性腎不全、間質性腎炎(いずれも頻度不明)
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
- (初期症状:嘔気・嘔吐、食欲不振、けん怠感、そう痒等)
無顆粒球症(頻度不明)
汎血球減少症(頻度不明)
血小板減少(頻度不明)
溶血性貧血(頻度不明)
間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)
- (症状:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等)
(処置方法:副腎皮質ホルモン剤投与等)
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
横紋筋融解症(急激な腎機能悪化を伴うことがある)(頻度不明)
- (症状:筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等)
低血糖(頻度不明)
- [低血糖性昏睡に至る例も報告されているので、十分に注意すること。糖尿病患者(特にスルホニルウレア系薬剤やインスリン製剤等を投与している患者)、腎機能障害患者、高齢者であらわれやすい。]
アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(いずれも頻度不明)
- (症状:腱周辺の痛み、浮腫)
(60歳以上の患者、コルチコステロイド剤を併用している患者、臓器移植の既往のある患者であらわれやすい)
錯乱、*せん妄、*抑うつ等の精神症状(いずれも頻度不明)
過敏性血管炎(頻度不明)
- (症状:発熱、腹痛、関節痛、紫斑、斑状丘疹、皮膚生検で白血球破砕性血管炎等)
重症筋無力症の悪化(頻度不明)
- (重症筋無力症の患者で症状の悪化があらわれることがある)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (3RS )-9-Fluoro-3-methyl-10-(4-methylpiperazin-1-yl)-7-oxo-2,3-dihydro-7H -pyrido[1,2,3-de ]-1,4-benzoxazine-6-carboxylic acid
分子式
分子量
融点
性状
- 帯微黄白色〜淡黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
酢酸(100)に溶けやすく、水に溶けにくく、アセトニトリル又はエタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
水酸化ナトリウム試液溶液(1→20)は旋光性を示さない。
光によって変色する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ofloxacin, OFLX
- 商
- Ocuflox, Floxin。(点眼液)オーハラキシン、オフテクター、オフロキサット、オフロキシン、オプール、オルカビット、キサトロン、タツミキシン、タリキサシン、タリザート、タリビッド、タリフロン、ファルキサシン、フロキン、マロメール
- 関
- レボフロキサシン、抗菌薬、キノロン系抗菌剤
適応
- タリビット
- 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、クレブシエラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
- 適応症:眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法
- 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、らい菌、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、肺炎桿菌、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
- 適応症:表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、ハンセン病
- 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌
- 適応症:外耳炎、中耳炎
- 適応菌種:本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、ミクロコッカス属、モラクセラ属、コリネバクテリウム属、クレブシエラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、アクネ菌
- 適応症:眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法
[★]
- 英
- synthetic antibacterial drug, synthetic antimicrobial, synthetic antibacterial medicine, synthetic antimicrobials
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