- 71歳の女性。人間ドックで異常を指摘されたため来院した。半年前の人間ドックの内視鏡検査で胃体部に直径約3.0cmの可動性良好な粘膜下腫瘍を指摘されたため受診した。腹部CTで他臓器に病変は認めない。腫瘍組織のH-E染色標本(別冊No. 22A、B)、KIT(c-kit遺伝子産物)(別冊No. 22C)及びCD34に対する免疫組織化学染色標本(別冊No. 22D)を別に示す。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I064]←[国試_110]→[110I066]
★リンクテーブル★
[★]
- 67歳の女性。発熱と咳とを主訴に来院した。1週前から発熱と咳が出現し、徐々に悪化してきたため受診した。末梢性T細胞性リンパ腫にて3回目の化学療法を3週前に終了している。リンパ腫による両側の頸部と鼠径部とに小指頭大のリンパ節を数個ずつ認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。SpO2 96%(room air)。血液所見:赤血球 401万、Hb 10.7g/dL、Ht 39%、網赤血球 1%、白血球 7,100(桿状核好中球 26%、分葉核好中球 56%、好酸球 1%、単球 2%、リンパ球 15%)、血小板 15万。血液生化学所見:AST 46IU/L、ALT 41IU/L、LD 498IU/L(基準 176~353)、KL-6 1,402U/mL(基準 500未満)。免疫血清学所見:CRP 2.7mg/dL、β-D-グルカン 340pg/mL(基準 10以下)、アスペルギルス抗原陰性、カンジダ抗原陰性。喀痰の細菌培養陰性、喀痰ニューモシスチス陽性。胸部エックス線写真(別冊No. 23A)と胸部単純CT(別冊No. 23B)とを別に示す。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I065]←[国試_110]→[110I067]
[★]
- 21歳の初妊婦。妊娠37週の妊婦健康診査のため来院した。妊娠12週の妊婦初期検査でHCV抗体陽性と判定された。その後に行われた肝機能検査は正常で、リアルタイムPCR法によるHCV-RNA定量検査では「検出せず」と判定された。妊娠36週までの妊娠経過に異常を認めない。
- 分娩前の説明として正しいのはどれか。
- a 「お産後は母体の再検査が必要です」
- b 「必ずしも帝王切開の必要はありません」
- c 「生まれた赤ちゃんは個室に隔離します」
- d 「生まれた赤ちゃんは人工乳で哺育しましょう」
- e 「生まれた赤ちゃんにはインターフェロン投与が行われます」
[正答]
※国試ナビ4※ [110I063]←[国試_110]→[110I065]
[★]