ケトチフェン
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Japanese Journal
- OTCブランドPickup アレルギー用剤 第二世代抗ヒスタミン剤配合の製品が定着
- 新井 佑朋
- 日経ドラッグインフォメーションpremium (149), 64-68, 2010-03
- … 今回は、第二世代の抗ヒスタミン剤を配合した製品をラインアップする、アルガード、ザジテン、ハイガードを取り上げて解説する。 …
- NAID 40017024178
- Premium Edition 実践 Pharmaceutical Communication 貼り薬だけでいいことになったんです
- 井手口 直子,國井 みどり
- 日経ドラッグインフォメーションpremium (114), PE5-7, 2007-04-10
- … 母親によると、医師からはHちゃんの症状がアレルギー性のものである可能性が高いと説明されたとのことで、3度目の診療からザジテン(一般名:フマル酸ケトチフェン)など抗アレルギー剤を含む6剤の処方が続いている。 …
- NAID 40015432289
- 両性イオン性ソフトコンタクトレンズ (SEED 2week Pure) とフマル酸ケトチフェン点眼液(ザジテン^【○!R】, ザジテン^【○!R】UD)との相互作用
- 板倉 弘恵,松永 透,佐藤 隆郎 [他],宇野 憲治,村上 晶
- あたらしい眼科 = Journal of the eye 23(8), 1058-1061, 2006-08-30
- NAID 10018835051
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- アレルギー症状を引き起こす誘発物質の放出を元から抑える作用のある薬。第1世代抗ヒスタミン薬が出てしまった症状を鎮める作用を持つのに対し、第2世代抗ヒスタミン薬である「ケトチフェンフマル酸塩」は出てしまった症状を ...
- 使われるノバルティスファーマの医療用アレルギー性疾患治療剤ザジテンをご利用になられている患者さんと医療関係者のためのサイトです。ザジテン(カプセル・シロップ・ドライシロップ・点眼液・点眼液UD0.05%・点鼻液)をご ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ザジテン点眼液UD0.05%
組成
成分・含量
- 1mL中日局ケトチフェンフマル酸塩0.69mg(ケトチフェンとして0.50mg)
添加物
禁忌
効能または効果
- アレルギー性結膜炎
- 通常1回1〜2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
薬効薬理
抗アレルギー作用
- ケトチフェンはPCA(受動的皮膚アナフィラキシー)反応を抑制する(ラット)5)。
ヒスタミン、SRS-A等のケミカルメディエーターの遊離を抑制する(ラット腹腔肥満細胞、ヒト白血球中好塩基球・好中球in vitro)5〜7)。
また、抗原及びPAF(血小板活性化因子)による好酸球の活性化を抑制する(モルモット8)、ヒヒ9))。
抗ヒスタミン作用
- ケトチフェンはヒスタミンによる気管支収縮(モルモット)、血管透過性亢進、皮膚反応(ラット)等を抑制する5)。
動物結膜炎モデルにおける作用
- 動物結膜炎モデルにおいてケトチフェンはIgE結膜炎(ラット、モルモット、点眼)及びCompound48/80誘発結膜炎を抑制する(ラット、点眼)10)。
抗原誘発により結膜炎症状とともに好酸球、好中球の結膜浸潤がみられるが、ケトチフェンはこれを抑制する(モルモット、点眼)11)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ケトチフェンフマル酸塩(Ketotifen Fumarate)
化学名
- 4-(1-Methylpiperidin-4-ylidene)-4H-benzo[4,5]cyclohepta[1,2-b]thiophen-10(9H)-one monofumarate
分子式
分子量
性状
- 白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。メタノール又は酢酸(100)にやや溶けにくく、水、エタノール(99.5)又は無水酢酸に溶けにくい。
融点
分配係数
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antihistamine antihistamines, histamine antagonist
- 同
- ヒスタミン拮抗薬 histamine antagonists、ヒスタミン遮断薬 histamine blocking agents
- 関
- ヒスタミン受容体。薬理学
- ヒスタミンH1受容体拮抗薬 histamine H1 receptor antagonist、H1拮抗薬 H1 blocker、H2遮断薬
- ヒスタミンH2受容体拮抗薬 histamine H2 receptor antagonist、H2拮抗薬 H2 blocker、H2遮断薬
-
- 中枢作用↓、鎮静作用↓、抗コリン作用↓
-
- ケミカルメディエーター放出を抑制
- 中枢作用:有。鎮静作用:有
鎮静性からの分類
構造からの分類
薬理学的作用の比較
- https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0024/G0000065/0023 をより改変して引用
抗ヒスタミン薬の抗ヒスタミン受容体占拠率
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/112/3/112_3_99/_pdf
[★]
商品
[★]
商品
[★]
商品
[★]
- 英
- ketotifen
- 化
- フマル酸ケトチフェン ketotifen fumarate
- 商
- ザジテン、ジキリオン、エレクター、ケトテン、サジフェン、サラチン、サルジメン、スプデル、セキトン、デズワルト、ニチカード、フサコール、フマルトン、フマルフェン、ベナンザ、マゴチフェン
- 関
- 抗ヒスタミン薬
- 眼科用剤
- アレルギー性抗ヒスタミン薬
- H1受容体拮抗作用
- 肥満細胞からの化学伝達物質遊離抑制作用
薬物名
禁忌
- 本剤に対する過敏症
- てんかん、およびその既往(発作の閾値を下げるため)