- 英
- cinoxacin
Japanese Journal
- キノロン系:オールドキノロン (抗微生物薬の使いかた) -- (系統別薬剤)
Related Links
- タツレキシンとは?シノキサシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 概説 細菌を殺菌するお薬です。細菌が原因の膀胱炎などに用います。 作用 【働き】 感染症は、病原微生物が人の体 ...
- シノキサシン, 抗菌剤(旧キノロン系) 1. 商品名 後発品 後発品1件 を表示 タツレキシンカプセル200mg 【辰巳化学】 2. 日本における発売年 1983(昭和58)年 3. 特長 グラム陰性菌に対し殺菌的に作用する. 大部分が未変化のまま腎から ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
タツレキシンカプセル200mg
組成
有効成分の名称
含量
添加物
- トウモロコシデンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、タルク、カプセル本体にゼラチン、酸化チタン、黄色5号、ラウリル硫酸Na
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
効能または効果
適応菌種
- 本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス・ミラビリス
適応症
- 通常、成人にはシノキサシンとして1日400〜800mgを2回に分割経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 高度の腎障害のある患者[本剤は腎排泄のため血中濃度が高くなるおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味は苦い。
N ,N -ジメチルホルムアミド又はアセトンに溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
希水酸化ナトリウム試液に溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- quinolone antibacterial agent, quinolone
- 同
- ピリドンカルボン酸系抗菌薬 pyridone carboxylic acid anti-microbials pyridone carboxylic acid antibacterial agent
- 関
- 抗菌薬、ニューキノロン
キノロン系抗菌薬
概念
- クロロキンを改良してつくられた抗菌薬をキノロン系抗菌薬と呼ぶ。
- 超らせん構造の維持に関わる酵素とDNAの複合体を安定化し、DNA鎖を切断したままにしておくことにより、生存・細胞分裂を障害する。
- キノロン系抗菌薬にフッ素を導入して改良した抗菌薬がニューキノロン系抗菌薬である。
- ニューキノロン系抗菌薬はグラム陰性菌とグラム陽性菌に対して強い抗菌力を有する。
作用機序
副作用
- 消化器症状:(5-10%)
- 発疹:(1-2%)
- 中枢神経症状:(5%)頭痛・浮動性眩暈
- 軟骨毒性:幼弱な動物で軟骨に異常をきたす → 18歳未満は注意。妊婦には使用しない。 (ABM.106)
- 日光過敏症
- 低血糖
適応
第一選択となる適応(IRE.158)