- 8歳の男児。頭部の脱毛と疼痛とを主訴に来院した。2か月前から頭皮に痒みとともに脱毛斑が出現した。市販の副腎皮質ステロイド外用薬を塗布していたところ、2週間前から次第に発赤し、膿疱や痂皮を伴い疼痛も出現してきたため受診した。ネコを飼育している。痂皮を剥がすと少量の排膿があり圧痛を伴う。病変部に残存する毛は容易に抜毛される。後頸部に径2cmのリンパ節を2個触知し圧痛を認める。後頭部の写真(別冊No. 16A)と抜毛の苛性カリ(KOH)直接鏡検標本(別冊No. 16B)とを別に示す。
- 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 12歳の女児。右大腿部から膝の痛みを主訴に来院した。1か月前に友人とぶつかって転倒した後から、痛みが出現した。様子をみていたが痛みが軽快しないため受診した。身長 148cm、体重 50kg。体温 36.3℃。右股関節前方に圧痛を認める。歩行は疼痛のため困難である。右股関節可動域は屈曲と内旋とに制限がある。血液生化学所見に異常を認めない。股関節のエックス線写真(別冊No. 15A~C)を別に示す。
- 初期対応として適切なのはどれか。
[正答]
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- 36歳の男性。2日前に左眼の充血と流涙とを自覚したため来院した。ハードコンタクトレンズを使用している。会社の同僚が1週間前まで同様の症状で治療中であった。耳前リンパ節の腫大と圧痛とを認める。左眼の前眼部写真(別冊No. 17)を別に示す。
- この患者への生活指導として正しいのはどれか。
- a 頻回の洗眼を勧める。
- b コンタクトレンズの装用は許可する。
- c 家族より先の入浴を勧める。
- d 流水による手洗いの励行を勧める。
- e 会社への出勤は許可する。
[正答]
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