トブラマイシン
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Japanese Journal
- トブラシンの鼻ネブライザー療法の検討 その安全性に関して:その安全性に関して
- ストレプトマイシン, トブラシン投与患者における頭位性めまいについて
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- トブラシンとは?トブラマイシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分
含量(1mL中)
添加物
禁忌
本剤の成分、アミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、緑膿菌
適応症
- 眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)
- 通常、1回1〜2滴、1日4〜5回点眼する。
なお、症状により適宜回数を増減する。
==
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。====
薬効薬理
薬理作用
- 抗菌作用
トブラマイシンは、試験管内で、ブドウ球菌属(コアグラーゼ陽性及び陰性)、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、緑膿菌に抗菌作用を示す6)7)。
作用機序
- 細菌の蛋白合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し、作用は殺菌的である8)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- トブラマイシン(JAN)[日局]
Tobramycin
略号:
化学名:
- 3-Amino-3-deoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→6)-[2,6-diamino-2,3,6-trideoxy-α-D-ribo-hexopyranosyl-(1→4)]-2-deoxy-D-streptamine
- 白色〜微黄白色の粉末である。
水に極めて溶けやすく、ホルムアミドに溶けやすく、メタノールに溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくい。
吸湿性である。
★リンクテーブル★
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商品
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商品
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- 英
- tobramycin, TOB
- ラ
- tobramycinum
- 商
- トービイ、トブラシン, Nebcin, Tobrex
- 関
- 抗菌薬、アミノグリコシド系抗菌薬
[★]
- 英
- bulla, pulmonary bulla
- 同
- 気腫性嚢胞 emphysematous bulla
- 関
- ブレブ
- ブラ bulla 気腫性嚢胞 肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
- 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫 ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている
[★]
- 英
- brush
- 関
- ブラシでこする