フラビンアデニンジヌクレオチド
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Japanese Journal
- Daidzein reductase of Eggerthella sp. YY7918, its octameric subunit structure containing FMN/FAD/4Fe-4S, and its enantioselective production of R-dihydroisoflavones
- Journal of bioscience and bioengineering 126(3), 301-309, 2018-09
- NAID 40021667139
- Ubiquinone binding site of yeast NADH dehydrogenase revealed by structures binding novel competitive- and mixed-type inhibitors
- マンモグラフィで局所的非対称性陰影を認めた場合の総合判定:同時併用方式と分離併用方式による違いの検討
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ エフエーミック注1mL
組成
組 成
- エフエーミック注1mLは1管(1mL)中
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(FADとして) 10mg
肝臓エキス 15μL
添加物 ベンジルアルコール10μL、クエン酸水和物、リン酸水素ナトリウム水和物、塩化ナトリウム
禁忌
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
・慢性肝疾患における肝機能の改善
・下記疾患のうちビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- 湿疹・皮膚炎群、口唇炎・口角炎・口内炎、びまん性表層角膜炎
・ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
- 通常成人1日1〜2mLを1〜2回に分けて、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
重大な副作用
ショック:
- ショックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、急激な血圧低下、呼吸困難等の異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 〇肝臓エキスはラットのエチオニン投与による肝障害に対し、抑制あるいは改善作用が認められている2)。
- 〇肝硬変ラットで70%肝切除した場合、残存肝ミトコンドリアのATP産生能、残存肝切片のDNA産生能の低下を抑制する3)。
- 〇ビタミンB2欠乏ラットに投与した場合、その改善効果はFAD単独に比し優れていた。
- 〇四塩化炭素肝障害ラットにエフエーミック注および標準製剤を腹腔内投与したところ、有意な肝機能検査値(GOT、Al-P)の改善を認めた4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- (1)フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(Flavin Adenine Dinucleotide Sodium)
化学名
- Disodium adenosine 5'-[(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate
分子式
分子量
性 状
- 本品はだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。本品は水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は吸湿性である。本品は光によって分解する。
一般名
性 状
pH
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