シアノコバラミン
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Japanese Journal
- カリーユニとサンコバ点眼液の4株の培養角結膜細胞を用いた毒性試験
- 眼疾患にたいする0.05%Cyanocobalamin点眼液(サンコバF)の使用成績
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
*サンコバ点眼液0.02%
組成
有効成分
含量(1mL中)
**添加物
効能または効果
- 調節性眼精疲労における微動調節の改善
- 通常、1回1〜2滴を1日3〜5回点眼する。
なお、症状により適宜増減する。
薬効薬理
調節機能改善作用4)
- 調節性眼精疲労患者における本剤の調節機能に及ぼす影響をプラセボとの二重盲検比較により検討した結果、調節時間及び調節運動においては改善の傾向がみられ、微動調節ではプラセボと比べて有意の改善効果が認められた。
組織呼吸増加作用
- (白色家兎〈in vitro〉、ラット〈in vitro・in vivo〉)
白色家兎の網膜浮遊液中に0.0025、0.025、0.1、0.5、5.0、10.0、50.0、100.0μg/mLのコバマミド(補酵素型ビタミンB12)を添加すると、網膜の酸素消費量はいずれも増強し、その程度には用量依存性が認められた5)。
また、シアノコバラミンはin vitro,in vivoともにラット骨格筋の酸素消費量を増加させ、脱神経性筋萎縮ラットにおいても低下した萎縮筋の組織呼吸を回復させた。さらに、シアノコバラミンとAMPの併用は、AMP単独投与よりも筋肉、眼球などのATP量を増大させた6)。
神経興奮伝導に対する作用7),8)
- (カエル・家兎〈in vitro〉)
カエル及び家兎の坐骨神経を用い、補酵素型ビタミンB12(もしくはメチルコバラミン)の神経の興奮伝導に対する作用をin vitroで調べた。その結果、低濃度では細胞膜を過分極の状態にし、活動電位の振幅を増大させ、高濃度では脱分極を引き起こし、活動電位の振幅を減少させることが示された。より高濃度ではこの脱分極は興奮伝導の遮断をもたらすが、この脱分極が閾値膜電位より小さければ神経細胞の興奮性は増大し、不応期が短縮する可能性のあることが示唆された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- Co α-[α-(5,6-Dimethylbenz-1H-imidazol-1-yl)]-Co β-cyanocobamide
分子式
分子量
性状
- 本品は暗赤色の結晶又は粉末である。
本品は水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。
本品は吸湿性である。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- cyanocobalamin
- 同
- シアノB12 cyano-B12
- 商
- M.V.I.-12、M.V.I.-3、アミノレバンEN配合、アリチア配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド 、オーツカMV、コバラム、サンコバ、ジアイナミックス、シアノコバラミン、シグマビタン、シグマビタン配合、ソフティア、ダイビタミックス、ダイメジン・マルチ、ダイメジンスリービー配合、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ノイロビタン配合、パンビタン、ビタコバール、ビタジェクト、ビタミンB12、ビタメジン、ビタメジン配合、ファルコバ、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号輸液、プロヘパール配合、ヘパンED配合、マルタミン、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合
- 関
- ビタミンB12