イソプロピルウノプロストン
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Japanese Journal
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- あたらしい眼科 = Journal of the eye 17(7), 1017-1021, 2000-07-30
- NAID 10017009579
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
レスキュラ点眼液0.12%
組成
成分・分量(1mL中)
添加物
- ポリソルベート80,ベンザルコニウム塩化物,D-マンニトール,濃グリセリン,エデト酸ナトリウム水和物,pH調節剤
効能または効果
- 緑内障,高眼圧症
- 通常,1回1滴,1日2回点眼する.
薬効薬理
眼圧下降作用
- ウサギ,ネコにイソプロピル ウノプロストンを点眼した場合,速やかかつ持続的な眼圧下降作用が用量依存的に認められている12).ウサギにイソプロピル ウノプロストン点眼液を1日2回,50日間反復点眼しても眼圧下降作用の減弱は認められていない13).また,ウサギの水負荷眼圧上昇試験において,イソプロピル ウノプロストン点眼液は有意に眼圧上昇を抑制することが認められている14).
- 健康人又は緑内障・高眼圧症患者にイソプロピル ウノプロストン点眼液を点眼した場合,1日2回の点眼で瞳孔径や視力及び血圧や脈拍数に影響を及ぼすことなく眼圧コントロールが得られ,長期点眼においても眼圧が良好に維持されることが認められている1)〜6),15)〜17).
- 緑内障及び高眼圧症患者においてイソプロピル ウノプロストン点眼液とピロカルピン点眼液1%の眼圧下降効果は相加的であると考えられた18).
眼組織血流に対する作用
- ウサギにイソプロピル ウノプロストンを点眼すると脈絡膜組織血流量を増加させることが認められている19).
- 健康人に本剤を単回投与すると,網膜中心動脈・短後毛様動脈の最大流速・平均流速・最低流速20),脈絡膜−網膜NB値(血流速度の指標)21)及び視神経乳頭部・後極部網膜の血流22)が増加したと報告されている.また,健康人に本剤を7日間又は21日間点眼すると,視神経乳頭23)24)及び脈絡膜−網膜NB値24)が増加したと報告されている.
- 正常眼圧緑内障患者に本剤を単回投与すると,短後毛様動脈の流速25)及び視神経乳頭部・後極部網膜の血流22)が増加したと報告されている.また,早期(湖崎分類I・II期)の正常眼圧緑内障患者に本剤を6カ月間点眼すると,眼動脈血流速度が増加したと報告されている26).
作用機序
- ウサギ27)28),ネコ28)29),健康人30)31)及び緑内障・高眼圧症患者32)でのフルオロフォトメトリー試験又はトノグラフィー試験において,イソプロピル ウノプロストン点眼液の眼圧下降作用は主経路又は副経路を介する房水流出の促進によることが示唆されている.
- ウサギ,ネコにおいてイソプロピル ウノプロストン点眼液の投与後にトノグラフィーにより測定した房水流出率の増加が認められ,ウサギ,ネコ,サルにおいてイソプロピル ウノプロストン点眼液の眼圧下降作用はピロカルピンにより阻害されないことから,各種正常動物にみられるイソプロピル ウノプロストン点眼液の眼圧下降は,主経路における房水流出抵抗の減少が関与すると考えられる28)29).
- 健康人を対象としたフルオロフォトメトリー試験及びトノグラフィー試験においてイソプロピル ウノプロストン点眼液の眼圧下降作用は主に副経路からの房水流出の促進によると考えられる30)31).
- 緑内障・高眼圧症患者を対象としたフルオロフォトメトリー試験においてイソプロピル ウノプロストン点眼液の眼圧下降作用は主経路からの房水流出の促進によると考えられる32).
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- イソプロピル ウノプロストン Isopropyl Unoprostone(JAN)(WHO recommended INN:Unoprostone)
化学名
- (+)-isopropyl(Z)-7-[(1R,2R,3R,5S)-3,5-dihydroxy-2-(3-oxodecyl)cyclopentyl]hept-5-enoate
分子式
分子量
分配係数
性状
- 無色の粘稠性のある液で,におい及び味はない.
アセトニトリル,エタノール(95),2-プロパノール,酢酸エチル,ジエチルエーテル,1,4-ジオキサン又はヘキサンに極めて溶けやすく,水にほとんど溶けない.
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- isopropyl unoprostone
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- レスキュラ
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- 眼科用剤