クロモグリク酸
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ミタヤク点眼液2%
組成
有効成分
含量
添加物
- エデト酸ナトリウム水和物、ベンザルコニウム塩化物液
禁忌
効能または効果
- アレルギー性結膜炎、春季カタル
- 1回1〜2滴、1日4回 (朝、昼、夕方および就寝前) 点眼する。
重大な副作用
アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状 (呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等) があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
作用機序
- 細胞内へのCa2+流入抑制およびフォスホジエステラーゼ活性の阻害により細胞膜を安定化し、肥満細胞からのヒスタミン等の化学伝達物質の遊離を抑制する。
生物学的同等性試験1)
- ラット及びモルモットを用いた実験的アレルギー性結膜炎に対する効果として、抗原惹起による結膜部位の漏出色素量の抑制率を比較した。ミタヤク点眼液2%、標準製剤 (点眼剤、2%)、及び対照群としてミタヤク点眼液2%基剤を0.005mLずつ、抗原惹起30分前、10分前及び直前の3回点眼し、漏出色素量についてt検定を行った結果、本剤及び標準製剤の漏出色素量は対照群と比較して有意な低値を示し、また分散分析を行った結果、両製剤間に有意な差は認められなかったことより、生物学的な同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
- クロモグリク酸ナトリウムは白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、後にわずかに苦い。
水に溶けやすく、プロピレングリコールにやや溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、2-プロパノールまたはジエチルエーテルにほとんど溶けない。
吸湿性である。
光により徐々に黄色を帯びる。
一般名:
Sodium Cromoglicate
化学名:
- Disodium 5, 5'-(2-hydroxytrimethylenedioxy) bis (4-oxo-4H -1-benzopyran-2-carboxylate)
分子式:
分子量:
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- cromoglicate
- 化
- クロモグリク酸ナトリウム, sodium cromoglicate, natrii cromoglicas
- 同
- クロモリンナトリウム cromolyn sodium
- 商
- アルギノン、アレルナート、インタール、オフタルギー、クールウェイ、クモロール、クモロールPF、クリード、クロモフェロン、クロモリーク、シオミスト、シズレミン、ステリ・ネブ クロモリン、トーワタール、ノスラン、プレント、ミタヤク、メインター、リノジェット、ルゲオン
- Crolom, Intal, Gastrocrom, Nasalcrom
- 関
- 抗アレルギー薬、鎮咳薬。気管支拡張剤、眼科用剤
分類
概念
- 吸入、点眼、点鼻
- 皮膚、呼吸器系のアレルギー抑制
- 作用は多岐にわたる
- 抗ヒスタミン作用はない
- 作用発現に1週間以上かかる(2-6週間)
作用機序
適応
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商品