ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム(ベタメタゾン)
- 関
- 眼科用剤
WordNet
- the 16th letter of the Roman alphabet (同)p
- a river in western Thailand; a major tributary of the Chao Phraya (同)Ping River
PrepTutorEJDIC
- parking
- phosphorusの化学記号
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- 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、 効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの 理解と協力が必要です。
- リンベタPFとは。効果、副作用、使用上の注意。 細菌やウイルスといった病原微生物の 感染が原因ではない 目の急性炎症 ( 眼瞼炎(がんけんえん) 、 結膜炎 、 強膜炎(きょう まくえん) など)に効果があります。アレルギーが原因の目の炎症にも効果があります。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・分量
- 1mL中 ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム 1mg
添加物
- ホウ酸,ホウ砂,エデト酸ナトリウム水和物,等張化剤
禁忌
効能または効果
外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法 (眼瞼炎,結膜炎,角膜炎,強膜炎,上強膜炎,前眼部ブドウ膜炎,術後炎症)
- 通常,1日3〜4回,1回1〜2滴ずつ点眼する。なお,症状により適宜増減する。
- 耳鼻科用
外耳・中耳 (耳管を含む)又は上気道の炎症性・アレルギー性疾患 (外耳炎,中耳炎,アレルギー性鼻炎等),術後処置
- 通常,1日1〜数回,適量を点耳,点鼻,耳浴,ネブライザー又はタンポンにて使用するか,又は患部に注入する。なお,症状により適宜増減する。
慎重投与
重大な副作用
眼
緑内障
(頻度不明)
- 連用により,数週後から眼圧亢進,緑内障があらわれることがあるので,定期的に眼圧検査を実施すること。
角膜ヘルペス,角膜真菌症,緑膿菌感染症の誘発
(頻度不明)
- これらの副作用を誘発することがある。このような場合には適切な処置を行うこと。
穿孔
(頻度不明)
- 角膜ヘルペス,角膜潰瘍又は外傷等に使用した場合には穿孔を生じることがある。
後嚢白内障
(頻度不明)
- 長期使用により,後嚢白内障があらわれることがある。
薬効薬理
生物学的同等性試験
ラット急性結膜浮腫に対する効果1)
- リンベタPF眼耳鼻科用液0.1%と標準製剤の効果をカラゲニンによるラット実験的急性結膜浮腫モデルを用いて,浮腫重量を指標として比較した結果,両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。(Tukeyの多重比較)
家兎ブドウ膜炎に対する効果2)
- リンベタPF眼耳鼻科用液0.1%と標準製剤の効果をリポポリサッカライドによる家兎実験的ブドウ膜炎モデルを用いて,房水中蛋白濃度を指標として比較した結果,両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。(Tukeyの多重比較)
ラットアレルギー性鼻炎に対する抗鼻炎効果3)
- リンベタPF眼耳鼻科用液0.1%と標準製剤の効果を卵白アルブミンによるラットアレルギー性鼻炎モデルを用いて,鼻汁中の漏出色素量及び漏出ライソゾーム酵素活性を指標として比較した結果,いずれも両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。(Tukeyの多重比較)
モルモットアレルギー性鼻炎に対する抗鼻閉効果4)
- リンベタPF眼耳鼻科用液0.1%と標準製剤の効果を卵白アルブミンによるモルモットアレルギー性鼻炎モデルを用いて,鼻閉回数を指標として比較した結果,両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。(Tukeyの多重比較)
モルモット急性中耳炎に対する効果5)
- リンベタPF眼耳鼻科用液0.1%と標準製剤の効果についてモルモット実験的急性中耳炎モデルを用いて,充血及び浮腫の合計スコアを指標として比較した結果,両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。(Steel-Dwassの多重比較)
ラット耳介浮腫に対する効果6)
- リンベタPF眼耳鼻科用液0.1%と標準製剤の効果をクロトン油によるラット実験的耳介浮腫モデルを用いて,耳介厚さ増加率を指標として比較した結果,両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。(Tukeyの多重比較)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
Betamethasone Sodium Phosphate
化学名:
- Disodium 9-fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16β- methylpregna-1,4-diene-3,20-dione 21-phosphate
分子式:
分子量:
融点:
性状:
- ベタメタゾンリン酸エステルナトリウムは,白色〜微黄白色の結晶性の粉末又は塊で,においはない。水に溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,エタノール(95)に溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- betamethasone
- 同
- ベタメサゾン
- 化
- ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム、リン酸ベタメタゾンナトリウム betamethasone sodium phosphate
- 酢酸ベタメタゾン betamethasone acetate
- 吉草酸ベタメタゾン betamethasone valerate。ベタメタゾン吉草酸エステル
- ベタメタゾンジプロピオン酸エステル、ジプロピオン酸ベタメタゾン betamethasone dipropionate
- ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
- 商
- リンデロン Rinderon、アンテベート。Celestone
- アンテベート、アンフラベート、エンペラシン、ケリグロール、サクコルチン、サレックス、サンベタゾン、ステロネマ、セレスタミン、ダイプロセル、ディーピーポロン、デキサンVG、デルモゾールDP、デルモゾールG、デルモゾール、トクダーム、トチプロベタゾン、ノルコット、ハイコート、ヒスタブロック、ヒズボット、フロダーム、プラデスミン、ベクトミラン、ベタセレミン、ベトネベートN、ベトネベート、ベトノバールG、ベルベゾロンF、ベルベゾロン、リダスロン、リネステロン、リノロサール、リンデロン-DP、リンデロン-VG、リンデロン-V、リンデロン、リンベタPF、ルリクールVG、リンデロンA
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
GOO.1594
Table 59–2 Relative Potencies and Equivalent Doses of Representative Corticosteroids
|
COMPOUND
|
ANTIINFLAMMATORY POTENCY
|
Na+-RETAINING POTENCY
|
DURATION OF ACTION
|
EQUIVALENT DOSE, MG
|
prednisone
|
4
|
0.8
|
I
|
5
|
prednisolone
|
4
|
0.8
|
I
|
5
|
betamethasone
|
25
|
0
|
L
|
0.75
|
dexamethasone
|
25
|
0
|
L
|
0.75
|
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
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平行線維 parallel fiber parallel fibre