クロモグリク酸
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※トーワタール点鼻液2%
組成
1mL中の有効成分:
添加物:
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
アレルギー性鼻炎
- 1日6回(起床時、日中約3時間毎に4回、就寝前)、1回各鼻腔に1噴霧(クロモグリク酸ナトリウムとして2.6mg)ずつ、本剤専用の鼻用定量噴霧器を用いて噴霧吸入する。症状の緩解が得られれば、その後の経過を観察しながら減量すること。
重大な副作用
アナフィラキシー様症状:
(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬力学的試験
鼻腔漏出色素量を指標とした抗鼻炎作用
- SD系雄性ラットアレルギー性鼻炎モデル(1群10匹)における※トーワタール点鼻液2%及び標準製剤(点鼻液、1噴霧×2回)の鼻汁中漏出色素量及び鼻汁中漏出ライソゾーム酵素(β-glucuronidase)活性を指標として鼻炎に対する抑制効果を比較検討した。
本剤及び標準製剤は、いずれも抗鼻炎作用を示し、両製剤は生物学的に同等であると推定された1)。
左右鼻翼電極間のインピーダンス変化を指標とした抗鼻閉作用
- Hartley系雄性モルモットアレルギー性鼻閉モデル(1群10匹)における※トーワタール点鼻液2%及び標準製剤(点鼻液、1噴霧×2回)の左右鼻翼電極間のインピーダンス変化を指標として鼻閉に対する抑制効果を比較検討した。
本剤及び標準製剤は、いずれも抗鼻閉作用を示し、両製剤は生物学的に同等であると推定された2)。
有効成分に関する理化学的知見
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、後にわずかに苦い。水に溶けやすく、プロピレングリコールにやや溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、2-プロパノール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。光により徐々に黄色を帯びる。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- cromoglicate
- 化
- クロモグリク酸ナトリウム, sodium cromoglicate, natrii cromoglicas
- 同
- クロモリンナトリウム cromolyn sodium
- 商
- アルギノン、アレルナート、インタール、オフタルギー、クールウェイ、クモロール、クモロールPF、クリード、クロモフェロン、クロモリーク、シオミスト、シズレミン、ステリ・ネブ クロモリン、トーワタール、ノスラン、プレント、ミタヤク、メインター、リノジェット、ルゲオン
- Crolom, Intal, Gastrocrom, Nasalcrom
- 関
- 抗アレルギー薬、鎮咳薬。気管支拡張剤、眼科用剤
分類
概念
- 吸入、点眼、点鼻
- 皮膚、呼吸器系のアレルギー抑制
- 作用は多岐にわたる
- 抗ヒスタミン作用はない
- 作用発現に1週間以上かかる(2-6週間)
作用機序
適応
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商品
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- 英
- cotton、cotton plant、Gossypium、Gossypium hirsutum
- 関
- 綿、リクチメン