シクロペントラート
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- サイプレジン^【○!R】を用いた屈折検査は何歳まで必要か
- 鈴木 智哉,金井 敬,蝋山 敏之,若林 憲章,江口 秀一郎,多田 桂一,江口 甲一郎
- Japanese orthoptic journal 27, 99-103, 1999-11-30
- NAID 10027689905
Related Links
- サイプレジンとは?シクロペントラートの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:病気別版) ... 注意! すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う、「おかしいな」と感じたら ...
- 副交感神経支配の筋肉に働いて目の緊張を緩和し、瞳孔を大きくしたり、ピントを調節する筋肉を休ませたりする作用があります。通常、屈折検査やピント調節の改善に用いられます。
- 参天製薬株式会社のサイプレジン1%点眼液(感覚器官用薬)、一般名シクロペントラート塩酸塩(Cyclopentolate hydrochloride) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
サイプレジン1%点眼液
組成
**有効成分
含量(1mL中)
**添加物
- エデト酸ナトリウム水和物、塩化カリウム、ベンザルコニウム塩化物、クロロブタノール、ホウ酸、pH調節剤
禁忌
- 緑内障及び狭隅角や前房が浅いなどの眼圧上昇の素因のある患者[急性閉塞隅角緑内障の発作を起こすおそれがある]
効能または効果
- 診断または治療を目的とする散瞳と調節麻痺。
- 通常、1日1回1滴宛点眼、または1滴点眼後5〜10分して更に1滴を点眼する。
慎重投与
薬効薬理
調節麻痺作用3)
- 高度の屈折異常のない18〜47歳の健康人12例に、本剤を5分間隔で1滴ずつ2回点眼し、調節幅を経時的に観察すると、点眼後調節麻痺は急速に進み、30分後には10例、45分後には全例が2.5D以下の残存調節幅を示し、この状態は2時間後まで続き、3〜4時間後より回復に向かい、10〜24時間でほぼ点眼前の調節力にもどった。
散瞳作用3)
- 調節麻痺作用を検討した上記の12例において瞳孔径の経時的測定も行った。瞳孔は点眼後15分以内に散瞳し始め、25分〜3時間、平均1時間35分で最高に達するが、散瞳からの回復は調節力の回復よりも遅れてみられ、8〜24時間後より回復に向かい、完全な回復には48〜72時間を要した。
有効成分に関する理化学的知見
**一般名
- シクロペントラート塩酸塩
(Cyclopentolate Hydrochloride)
化学名
- 2-(Dimethylamino)ethyl (2RS)-2-(1-hydroxycyclopentyl)phenylacetate monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 本品は白色の結晶性の粉末で、においはないか、又は特異なにおいがある。
本品は水に極めて溶けやすく、エタノール(95)、酢酸(100)又はクロロホルムに溶けやすく、無水酢酸にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- cyclopentolate
- 化
- 塩酸シクロペントラート
- 商
- サイプレジン、Cyclogyl, AK-Pentolate
- 関
- ムスカリン受容体