選択的セロトニン再取り込み阻害薬

selective serotonin reuptake inhibitor, SSRI
薬理学向精神薬




特徴

  • TCAと違いcaridiotoxicityがない。また、ムスカリン受容体、ヒスタミン受容体、アドレナリン受容体、ドパミン受容体に結合しない。

適応

副作用

  • some degree of sexual dysfunction
  • GI distress
sertraline:diarrhea
paroxetine:comstipation
  • serotonin syndrome: rare but dangeraous elevation of 5HT: can occur when both an SSRI and a monoamine oxidase inhibitor are administered simultaneously.
  • hyperthermia, muscle rigidity, myoclonus, and rapid fluctuations in mental status and vital signs.


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/28 14:02:43」(JST)

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Japanese Journal

  • 難治性気分障害の治療--エビデンスレビュー エビデンスに基づいた月経前不快気分障害(PMDD)の薬物治療ガイドライン
  • 山田 和男,神庭 重信
  • 臨床精神医学 40(2), 217-226, 2011-02
  • NAID 40018730356
  • 症例 三環系抗うつ薬から選択的セロトニン再取り込み阻害薬へ置換した後に認知機能が改善したうつ病の1例
  • 豊島 邦義,清水 祐輔,三井 信幸 [他]
  • 精神科 18(2), 238-243, 2011-02
  • NAID 40018703252
  • P-8 選択的セロトニン再取り込み阻害薬,フルボキサミンマレイン酸塩の直腸切離吻合後の神経再生作用への影響(ポスターディスカッション,第52回日本平滑筋学会総会)
  • 川原 勲,松吉 ひろ子,後藤 桂,張 国興,小畑 孝二,高木 都
  • 日本平滑筋学会雑誌 14(1), "J-34", 2010-06-11
  • NAID 110007643218

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選択的セロトニン再取り込み阻害薬(せんたくてきセロトニンさいとりこみそがいやく、 Selective Serotonin Reuptake Inhibitors、SSRI)は、抗うつ薬の一種。シナプス におけるセロトニンの再吸収に作用することでうつ症状、病気としての不安の改善を 目指す ...
SSRI, 「明治製菓と藤沢薬品工業は24日、新型の抗うつ剤を1999.5.25から発売すると 発表した。 従来の抗うつ剤と異なり副作用が少ないため、長期、継続投与が可能になる という。 鬱病と 鬱状態のほか、 “戸締まりや火の始末が気になり外出できない” ...


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 セロトニン再取り込み阻害薬選択的セロトニン再取り込み  的セロトニン再取り込み阻害薬 セロトニン再取り込み阻害薬的セロトニン再取り込み阻害  再取り込み阻害薬 (Serotonin的セロトニン再取り込み阻害  的セロトニン再取り込み阻害薬



★リンクテーブル★
国試過去問105G063」「110D041」「111D054」「108B047」「111I029
リンク元抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」「パロキセチン」「フルボキサミン」「抗うつ薬」「フルオキセチン
関連記事セロトニン」「選択」「」「阻害」「選択的

105G063」

  [★]

  • 次の文を読み、62-64の同いに答えよ。
  • 15歳の女子。いらいらして暴力を振るうことを心配した母親に伴われて来院。
  • 現病歴   中学2年になり、友人関係でトラブルが起こったころから食欲がなくなり、学校を休みがちになった。自分の部屋でいやな友人の顔が浮かぶと、そのときしていた行為を最初からやり直すようになった。不潔になったことを気にして頻回に手を洗うようになった。その後も学校では普通の生括を送っていたが、家では自分だけでなく母親に同じ言葉や行動を繰り返させ、母親が正確にやり直せないとパニックを起こしたり、暴力を振るったりするようになった。
  • 生育歴   3歳時に両親が離婚し、母親と弟との3人暮らし。小学校では成績も優秀で友人も多く、何事にも積極的な性格であった。中学で進学校に入学し、学業とスポーツに打ち込んでいた。
  • 現症   意識は清明。身長156cm、体重49kg。体温36.2℃。呼吸数16/分。脈拍72/分、整。血圧98/60mmHg。皮膚は冷たく乾燥している。手が荒れている。
  • 検査所見  尿、血液検査所見に異常を認めない。
  • 薬物治療として第一選択になるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105G062]←[国試_105]→[105G064

110D041」

  [★]

  • 75歳の女性。物忘れを主訴に夫に連れられて来院した。2年前から物忘れが目立つようになり、何度も同じことを尋ねるようになった。買い物で同じ物を買ってくることがあり、そのことを指摘しても適当にはぐらかすようになった。また料理も簡単なものしか作らなくなり、心配した夫に連れられて受診した。大学卒業後、市役所に勤務し、60歳で定年退職した。その後、地域の婦人会活動を活発に行っていたが、最近は外出することがほとんどない。既往歴に特記すべきことはない。診察時、疎通性は比較的良好であるが、時間と場所の見当識障害がみられる。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは11点(30点満点)である。その他の神経学的所見に異常を認めない。血液生化学所見に異常を認めない。頭部MRIで両側海馬の萎縮を認める。
  • この患者に対する治療薬として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 110D040]←[国試_110]→[110D042

111D054」

  [★]

  • 22歳の男性。恐怖感を主訴に来院した。中学3年生の11月、高校受験でストレスを感じていた。そのころ友人と一緒に食事をした際、喉が詰まったような感じで飲み込みにくくなった。その後も友人との食事の際、同じような状態が続き、外食をすると全く食事が喉を通らなくなった。さらに見られているような気がして手が震えるようになった。家では普通に食事ができる。このため、大学入学後は友人と遊ぶことがほとんどない。今回就職を控え、仕事に支障が出るのではないかと考え受診した。診察時、質問に対して的確に回答し、陰うつなところはみられない。「自分でも気にすることはないと分かっているのに、何でこんなに緊張して食事ができないのか分からない」と述べる。神経学的所見を含めて身体所見に異常を認めない。
  • 治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 111D053]←[国試_111]→[111D055

108B047」

  [★]

  • 14歳の男子。家庭や学校で反抗的な態度が目立つことを主訴に学校から勧められ、母親に伴われて来院した。半年前から特に母親に対して反抗的で、注意をすると怒鳴り、家具を叩くことが多いという。学校でも担任教師に時々反抗的な態度をとるが、暴力を振るうことはない。欠席はなく成績は中程度であり、バスケットボール部の活動には積極的に参加している。診察場面では礼節は保たれており、穏やかに会話をする。身体診察では異常所見を認めない。
  • 対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B046]←[国試_108]→[108B048

111I029」

  [★]

  • 統合失調症について正しいのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 111I028]←[国試_111]→[111I030

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」

  [★]

syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone, (国試)SIADH
syndrome of inappropriate secretion of antidiuresis, SIAD
抗利尿ホルモン不適合分泌ADH不適合分泌症候群 inappropriate antidiuretic hormone secretion inappropriate secretion of antidiuretic hormone syndrome inappropriate ADH syndrome IADHS、シュワルツ・バーター症候群 Schwartz-Bartter syndrome抗利尿ホルモン分泌異常症不適切ADH分泌症候群
syndrome of inappropriate ADHsyndrome of inappropriate ADH secretionsyndrome of inappropriate antidiuretic hormonesyndrome of inappropriate antidiuretic hormone secretionsyndrome of inappropriate diuresissyndrome of inappropriate secretion of ADHsyndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone
バソプレシン AVP


病因

  • 抗利尿ホルモンの不適切な分泌。
  • 1. 抗利尿ホルモンが分泌される血漿浸透圧の閾値が異常となっている ← セットポイントの異常
  • 2. 何らかの原因によって、恒常的に抗利尿ホルモンが分泌されている

HIM.2222改変

  • 悪性腫瘍
  • 癌腫:肺、十二指腸、膵臓、卵巣、膀胱・尿路系
  • その他:胸腺腫、中皮腫、気管支腺腫、カルチノイド、gangliocytoma、ユーイング肉腫
  • 頭部外傷
  • 感染症
  • 血管障害
  • 神経疾患
  • 先天奇形
  • 代謝異常
  • 薬剤性

病態生理

なぜ、waterのreabsorptionが増えるにもかかわらず、血圧が上昇しないの?
HIM.2222
  • 何らかの原因による不適切な抗利尿ホルモンの分泌 → 水の過剰な保持 →
1. → 細胞外液の増加 → (1)糸球体濾過量の増加と心房性利尿ペプチドの分泌、(2)レニン活性の抑制(supresses plasma renin activity)、(3)尿ナトリウム排泄の増加
細胞外液の増加を相殺しているが、その代償としてナトリウムを喪失し、低ナトリウム血症の増悪に繋がっている。 ← このために血圧は正常で、浮腫も起きないし、体液量も増えないと。
2. → 低ナトリウム血症 → 脳を含めた全身の細胞内液の増加 → 頭蓋内圧が亢進 → 急性水中毒症状
2-3日で脳の組織から水が排除されて症状が寛解する。
上記メカニズムに追加。
3. 1.の通り、循環血漿量の増加を招き、RAA系抑制などが起こる → 近位尿細管でのNa、水吸収低下(近位尿細管でのNa再吸収にはアンジオテンシンIIが関与) → 尿酸の再吸収低下、尿排泄増加(近位尿細管での挙動はNa、水と同じ、らしい) → 低尿酸血症

症状

低ナトリウム血症に基づくもの
尿量は変化がない  ←  水の再吸収が亢進しているため??

検査

診断基準

  • 1.低ナトリウム血症:血清ナトリウム濃度は135mEq/Lを下回る。
  • 2.血漿バゾプレシン値:血清ナトリウムが135mEq/L未満で、血漿バゾプレシソ値が測定感度以上である。
  • 3.低浸透圧血症:血漿浸透圧は280mOsm/kgを下回る。 ← 基準値:275-295 mOsmol/kg serum water(HIM.A)
  • 4.高張尿:尿浸透圧は300mOsm/kgを上回る。 ← 基準値:50-1200 mOsm/l (QB) , 500-800 mOsmol/kg water(HIM.A)
  • 5.ナトリウム利尿の持続:尿中ナトリウム濃度は20mEq/L以上である。
  • 6.腎機能正常:血清クレアチニンは1.2mg/dl以下である。
  • 7.副腎皮質機能正常:早朝空腹時の血清コルチゾールは6μg/dl以上である。

鑑別診断

  • 低ナトリウム血症を呈する疾患・病態を除外する

治療

参考1
  • 1.根治療   : 原疾患の治療を行う。
  • 2.水分摂取制限: 1日の総水分摂取量を体重1 kg当り15~20 mlに制限する。
  • 3.Na摂取   :食塩を経口的または非経口的に1日200 mEq以上投与する。
  • 4. 自由水排泄 :重症低ナトリウム血症(120 mEq/L以下)で中枢神経系症状を伴うなど速やかな治療を必要とする場合はフロセミドを随時10~20 mg静脈内に投与し、尿中ナトリウム排泄量に相当する3%食塩水を投与する。その際、橋中心髄鞘崩壊を防止するために1日の血清ナトリウム濃度上昇は10 mEq/L以下とする。
  • 5.ADH拮抗阻害薬:異所性バゾプレシン産生腫瘍に原因し、既存の治療で効果不十分な場合に限り、成人にはモザバプタン塩酸塩錠(30 mg)を1日1回1錠食後に経口投与する。投与開始3日間で有効性が認められた場合に限り、引き続き7日間まで継続投与することができる。
  • 6.ADH拮抗阻害薬:デメクロサイクリンを1日600~1,200 mg経口投与する。
注意:急速な低Na血症の補正は橋中心髄鞘崩壊 CPMをきたす。
ADH拮抗薬としては抗菌薬のデメクロサイクリン(レダマイシン)や抗てんかん薬ジフェニルヒダントイン(フェニトイン)が使われることがあった

参考

  • 診療と治療の手引き
http://square.umin.ac.jp/endocrine/tebiki/001/001008.pdf

国試



不適切ADH分泌症候群

パロキセチン」

  [★]

paroxetine
塩酸パロキセチン水和物 paroxetine hydrochloride hydrate
パキシル, Paxil
精神神経用剤

分類

適応

  • うつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害

禁忌

  • 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2. MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者(「相互作用」及び「重大な副作用」の項参照)
  • 3. チオリダジンを投与中の患者
  • 4. ピモジドを投与中の患者

副作用

  • うつ病・うつ状態患者、パニック障害患者、強迫性障害患者及び社会不安障害患者を対象とした本邦での臨床試験において、総症例1424例中975例(68.5%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、傾眠336例(23.6%)、嘔気268例(18.8%)、めまい186例(13.1%)、頭痛132例(9.3%)、便秘113例(7.9%)であった(承認時)。
  • うつ病・うつ状態患者、パニック障害患者を対象とした使用成績調査及び強迫性障害患者を対象とした特定使用成績調査において、3239例中503例(15.5%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、嘔気157例(4.8%)、傾眠120例(3.7%)、食欲不振42例(1.3%)、めまい42例(1.3%)であった(第13回安全性定期報告時)。

添付文書

[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179041F1025_2_23/

フルボキサミン」

  [★]

fluvoxamine FLVX
マレイン酸フルボキサミン fluvoxamine maleate
ルボックスデプロメール
セロトニンセロトニン受容体
精神神経用剤


禁忌

副作用

  • 安全性評価対象例712例中306例(43.0%)、690件の副作用が認められた。内訳は副作用症状256例(36.0%)、522件、臨床検査値異常86例(12.1%)、168件であった。
  • 主なものは嘔気・悪心84件(11.8%)、口渇51件(7.2%)、便秘36件(5.1%)等の消化管障害、眠気69件(9.7%)、めまい21件(2.9%)等の精神神経系障害、怠感23件(3.2%)等の一般的全身障害、ALT(GPT)上昇31件(4.4%)、AST(GOT)上昇20件(2.8%)等の臨床検査値異常であった。(承認時:1999年4月)

添付文書

[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179039F1036_1_30/

抗うつ薬」

  [★]

antidepressant, antidepressants
薬理学、そううつ病、精神疾患

作用機序

三環系抗うつ薬 tricyclic antidepressant

  • 2つの説がある。
  • 1. (急性作用)シナプス前膜におけるノルアドレナリン、セロトニンの再取り込み↓→シナプス間隙における薬剤濃度↑
  • 2. (慢性作用)(2週間後)シナプス後膜における受容体の数↓
  • 慢性作用はシナプス間隙のノルアドレナリン、セロトニン濃度が上昇した結果、シナプス後膜の受容体が減少したために出現すると考えられる。

抗うつ薬

  • 三環系
  • 四環系
ミルナシプラン milnacipran
  • 非定型抗うつ薬 atypical agent

フルオキセチン」

  [★]

fluoxetine
塩酸フルオキセチン fluoxetine hydrochloride
プロザック Prozac
薬理学

セロトニン」

  [★]

serotonin, 5-HT, 5-hydroxytryptamine
神経伝達物質セロトニン受容体セロトニン作動性ニューロン5-ヒドロキシインドール酢酸 5-HIAA
生合成
 トリプトファン          →      5-ヒドロキシトリプトファン
         トリプトファン5-モノオキシゲナーゼ

                                     OH
                   /\                      /\/
 -OOC-CH(NH3+)-CH2----|○| → -OOC-CH(NH3+)-CH2----| ○|
             ||    |  |                ||    |  |
               \ / \/                 \ / \/
                  NH                      NH
          +                              +
    テトラヒドロビオプテリン     ジヒドロビオプテリン
          +
          O2

 5-ヒドロキシトリプトファン   →      セロトニン
         芳香族アミノ酸デカルボキシラーゼ

                                OH
                   /\                  /\/
 -OOC-CH(NH3+)-CH2----|○ | → H2N-CH2-CH2----| ○|
             ||    |  |            ||    |   |
               \ / \/              \ /\/
                  NH                  NH


薬理学

セロトニン再取り込み阻害薬

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬

選択」

  [★]

selectionchoiceoptionselectchooseoptselectiveelectiveoptional
選ぶ、選挙、選択肢選択性選択的任意オプション選抜セレクション選定待期的随意
淘汰

薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品

阻害」

  [★]

blocking(精神医学), inhibition(生化学)
遮断 blockade途絶

選択的」

  [★]

selectiveselectively
選択選択性