クロモグリク酸
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ルゲオン点眼液2%
組成
成分・含量(1mL中)
添加物
- ベンザルコニウム塩化物液、ホウ酸、ホウ砂を含有する。
禁忌
- 妊娠3ヵ月以内の婦人(使用上の注意の「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- アレルギー性結膜炎、春季カタル
- 1回1〜2滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼
重大な副作用
アナフィラキシー様症状
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ラットのアレルギー性結膜炎において、本剤又は生理食塩液を1回10μL点眼した結果、本剤は生理食塩液に比べて有意に血管透過性亢進及び浮腫重量を抑制した5)。
生物学的同等性試験
- ラット実験的アレルギー性結膜炎モデルにおける漏出色素量抑制率、浮腫重量抑制率を結膜炎抑制作用の指標とし、本剤及び標準製剤について得られた漏出色素量、浮腫重量より求めた漏出色素量抑制率、浮腫重量抑制率をTukey型多重比較法にて統計解析を行った。その結果、有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された5)。
(薬効薬理の表参照)
漏出色素量抑制率等のパラメータは、被験個体の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロモグリク酸ナトリウム(Sodium Cromoglicate)(JAN)
化学名
- Disodium 5,5’-(2-hydroxytrimethylenedioxy)bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylate)
分子式
分子量
性状
- 本品は白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、後にわずかに苦い。本品は水に溶けやすく、プロピレングリコールにやや溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、2-プロパノール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は吸湿性である。本品は光により徐々に黄色を帯びる。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- cromoglicate
- 化
- クロモグリク酸ナトリウム, sodium cromoglicate, natrii cromoglicas
- 同
- クロモリンナトリウム cromolyn sodium
- 商
- アルギノン、アレルナート、インタール、オフタルギー、クールウェイ、クモロール、クモロールPF、クリード、クロモフェロン、クロモリーク、シオミスト、シズレミン、ステリ・ネブ クロモリン、トーワタール、ノスラン、プレント、ミタヤク、メインター、リノジェット、ルゲオン
- Crolom, Intal, Gastrocrom, Nasalcrom
- 関
- 抗アレルギー薬、鎮咳薬。気管支拡張剤、眼科用剤
分類
概念
- 吸入、点眼、点鼻
- 皮膚、呼吸器系のアレルギー抑制
- 作用は多岐にわたる
- 抗ヒスタミン作用はない
- 作用発現に1週間以上かかる(2-6週間)
作用機序
適応
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商品