ブナゾシン
Japanese Journal
- ブナゾシン塩酸塩点眼液 (デタントール^【○!R】0.01%点眼液) 使用成績調査における安全性および有効性の検討
- 樋口 直子,宮本 悦代,神田 佳子 [他],岡本 紳二,橋本 公子,國廣 英一,石田 智恵美,柳井 知子,福本 充
- あたらしい眼科 = Journal of the eye 26(3), 405-412, 2009-03-30
- NAID 10026254737
- SV40不死化ヒト角膜上皮細胞(HCE-T)を用いた抗緑内障薬2剤併用時の角膜上皮細胞増殖抑制作用の比較
- 長井 紀章,伊藤 吉將,岡本 紀夫 [他],川上 吉美
- あたらしい眼科 = Journal of the eye 25(8), 1135-1138, 2008-08-30
- NAID 10022618950
- 塩酸ブナゾシン(デタントール^【○!R】0.01%点眼液)の基礎および臨床
- 山本 義為,秋山 博
- 眼薬理 = Japanese journal of ocular pharmacology 17(1), 41-47, 2003-08-30
- NAID 10013917290
Related Links
- 参天製薬株式会社のデタントール0.01%点眼液(感覚器官用薬)、一般名ブナゾシン塩酸塩(Bunazosin hydrochloride) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。 ... 通常、1回1滴を1日2回点眼します。必ず指示された使用方法に従って ...
- デタントールとは。効果、副作用、使用上の注意。緑内障の治療に使用される点眼剤です。トラボプロスト製剤及びラタノプロスト製剤、タフルプロスト製剤は、緑内障や高眼圧症に用いられます。またビマトプロスト製剤は、緑内障 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
デタントール0.01%点眼液
組成
*有効成分
含量(1mL中)
*添加物
- ベンザルコニウム塩化物、濃グリセリン、ホウ酸、pH調節剤
禁忌
効能または効果
- 次の疾患において、他の緑内障治療薬で効果不十分な場合
- 緑内障、高眼圧症
- 他の緑内障治療薬で十分な眼圧下降効果が得られない場合、または副作用等により他の緑内障治療薬の使用が継続不可能な場合に本剤の使用を検討すること。
薬効薬理
作用機序
- ブナゾシン塩酸塩は選択的交感神経α1受容体遮断剤であり、点眼により眼局所に作用し、ぶどう膜強膜流出路からの房水流出を促進することにより眼圧を下降させる。
- 上頸部交感神経節切除ウサギにおいて、ブナゾシン塩酸塩のみの点眼では眼圧下降はみられなかったが、ノルアドレナリンの点眼による眼圧上昇はブナゾシン塩酸塩の前投与により完全に抑制された10)。
- 正常眼圧ウサギにブナゾシン塩酸塩を点眼したとき、房水産生及び線維柱帯流出路からの房水流出には影響を及ぼさず、ぶどう膜強膜流出路からの房水流出を促進することにより眼圧を下降させた11)。
眼圧下降作用
- ブナゾシン塩酸塩の点眼は、水負荷誘発高眼圧ウサギにおいて眼圧の上昇を有意に抑制し、またキモトリプシン誘発高眼圧ウサギの眼圧を下降させることが認められている12)。
- キモトリプシン誘発高眼圧ウサギにおいて、0.1%ブナゾシン塩酸塩点眼液と4%ピロカルピン塩酸塩点眼液を併用した場合の眼圧下降効果は、4%ピロカルピン塩酸塩単独点眼時と同程度であった13)。
- 原発開放隅角緑内障、高眼圧症患者に本剤を単回点眼したとき、点眼後12時間にわたる有意な眼圧下降が認められた14)。
眼組織血流量増加作用15)
- 正常ウサギにおいて0.005%ブナゾシン塩酸塩点眼液は、眼圧下降作用を示すとともに脈絡膜血流量を有意に増加させた。
有効成分に関する理化学的知見
*一般名
- ブナゾシン塩酸塩(Bunazosin Hydrochloride)
化学名
- 4-Amino-2-(4-butanoyl-1,4-diazepan-1-yl)-6,7-dimethoxyquinazoline monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 本品は白色の結晶性の粉末である。
本品はギ酸に極めて溶けやすく、水又はメタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点:約273℃(分解)
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 関
- 降圧薬
商品
[★]
- 英
- bunazosin
- 化
- 塩酸ブナゾシン bunazosin hydrochloride
- 商
- デタントール
- 関
- 血圧降下剤