ピレノキシン
Japanese Journal
- 白内障治療用カリーユニ点眼液 : 一般名 : ピレノキシン薬価収載日 : 2007年12月21日
- カリーユニ^【○!R】とサンコバ^【○!R】点眼液の4株の培養角結膜細胞を用いた毒性試験
- 眼科臨床紀要 = Folia Japonica de ophthalmologica clinica 4(9), 872-875, 2011-09-15
- NAID 10031162600
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- 水晶体の水溶性蛋白にキノン体が結合するのを競合的に阻害し、水晶体蛋白の変性を防止することにより、水晶体が白く濁るのを抑えます。通常、初期老人性白内障の進行抑制に用いられます。
- 参天製薬株式会社のカリーユニ点眼液0.005%(ピレノキシン)について、薬価、写真、作用・効果、副作用、保管方法、医療者によるお薬の評価などを掲載しています。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カリーユニ点眼液0.005%
組成
有効成分
含量(1mL中)
*添加物
- エデト酸ナトリウム水和物、ベンザルコニウム塩化物、濃グリセリン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、pH調節剤
効能または効果
- 初期老人性白内障
- 用時よく振り混ぜたのち、1回1〜2滴を1日3〜5回点眼する。
薬効薬理
- キノイド説によると、老人性白内障の成因は、トリプトファン代謝障害の結果生じるキノン体が惹起する水晶体蛋白の変性現象であるといわれている。ピレノキシンは、キノン体よりもさらに水晶体の水溶性蛋白と親和性が強く、キノン体が水晶体の水溶性蛋白に結合するのを競合的に阻害して水晶体蛋白の変性を防止する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 1-Hydroxy-5-oxo-5H-pyrido〔3,2-a〕phenoxazine-3-carboxylic acid
分子式
分子量
性状
- 本品は黄褐色の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。
本品はジメチルスルホキシドに極めて溶けにくく、水、アセトニトリル、エタノール(95)、テトラヒドロフラン又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- pirenoxine
- 商
- カタリン、カリーユニ
- 関
- 眼科用剤