ケトチフェン
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- 日新製薬株式会社のニチカード点眼液0.05%(感覚器官用薬)、一般名ケトチフェン フマル酸塩(Ketotifen fumarate) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
- この薬の作用と効果について. 抗アナフィラキシー作用および抗ヒスタミン作用により アレルギーの原因となるヒスタミンや炎症物質の作用を抑え、目のかゆみ、充血などの 症状を改善します。 通常、アレルギー性結膜炎の治療に用いられます。 次のような方は ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ニチカード点眼液0.05%
組成
有効成分
- ニチカード点眼液0.05%は、1mL中に日本薬局方ケトチフェンフマル酸塩0.69mg(ケトチフェンとして0.50mg)を含有
添加物
禁忌
効能または効果
- アレルギー性結膜炎
- 通常1回1〜2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
薬効薬理
生物学的同等性試験1)
- 眼粘膜血管透過性の亢進に対する抑制効果
ニチカード点眼液0.05%と標準製剤について、ラット及びモルモットの実験的アレルギー性結膜炎モデルに対し、ケトチフェンとしてラットには0.015mg、モルモットには0.025mgを左眼に点眼し、毛細血管透過性亢進による漏出色素量を測定したところ、無処置の右眼、また、プラセボ(ニチカード点眼液0.05%の基剤)及び生理食塩液と比較して両製剤とも同様に漏出色素量を有意に抑制した。統計解析を行った結果、両製剤の生物学的同等性が確認された。
薬理作用2)
- ケトチフェンフマル酸塩は抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのヒスタミンやロイコトリエンC4・D4などのケミカルメディエーターの遊離を抑制すると共に、これらの作用に拮抗することにより、アレルギー症状を緩和する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ケトチフェンフマル酸塩(Ketotifen Fumarate)
化学名
- 4-(1-Methylpiperidin-4-ylidene)-4H-benzo[4,5]cyclohepta[1,2-b]thiophen-10(9H)-one monofumarate
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。メタノール又は酢酸(100)にやや溶けにくく、水、エタノール(99.5)又は無水酢酸に溶けにくい。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
商品
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- 英
- ketotifen
- 化
- フマル酸ケトチフェン ketotifen fumarate
- 商
- ザジテン、ジキリオン、エレクター、ケトテン、サジフェン、サラチン、サルジメン、スプデル、セキトン、デズワルト、ニチカード、フサコール、フマルトン、フマルフェン、ベナンザ、マゴチフェン
- 関
- 抗ヒスタミン薬
- 眼科用剤
- アレルギー性抗ヒスタミン薬
- H1受容体拮抗作用
- 肥満細胞からの化学伝達物質遊離抑制作用
薬物名
禁忌
- 本剤に対する過敏症
- てんかん、およびその既往(発作の閾値を下げるため)