ロメフロキサシン
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- ロメフロンとは?ロメフロキサシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べ られる(おくすり110番:病気別版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ロメフロン耳科用液0.3%
組成
成分・含量(1mL中)
(ロメフロキサシンとして3mg)
添加物
- 濃グリセリン、エデト酸ナトリウム水和物、ベンザルコニウム塩化物、水酸化ナトリウム
禁忌
効能または効果
<適応菌種>
- ロメフロキサシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、
プロビデンシア属、シュードモナス属、緑膿菌、アシネトバクター属、アルカリゲネス属
<適応症>
- 外耳炎、中耳炎
- 通常、1回6〜10滴点耳し、約10分間の耳浴を1日2回行う。なお、症状により適宜回数を増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 類似化合物(キノロン系抗菌剤)に対し過敏症の既往歴のある患者
重大な副作用
- 経口剤で、ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)があらわれるとの報告があるので、
観察を十分に行い、紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下等の症状が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗菌作用
抗菌作用2〜6)
- グラム陽性菌及びグラム陰性菌に抗菌作用を示し、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、
プロビデンシア属、シュードモナス属、アシネトバクター属、アルカリゲネス属に抗菌力を示す(in vitro)。
実験的中耳炎に対する治療効果7)
- モルモットの中耳骨胞内に緑膿菌あるいは黄色ブドウ球菌の臨床分離株を経鼓膜的に接種して作成した中耳炎に対し、
ロメフロン耳科用液又は対照として基剤を中耳骨胞内に注入した試験では、ロメフロン耳科用液投与群では中耳炎の症状の抑制を示した。
作用機序2)
- 細菌のDNAジャイレースに作用し、DNA合成を阻害する。抗菌作用は殺菌的であり、最小殺菌濃度は最小発育阻止濃度とほぼ一致している。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- 塩酸ロメフロキサシン(Lomefloxacin Hydrochloride)〔JAN〕 略号:LFLX
化学名
- (RS)-1-Ethyl-6,8-difluoro-1,4-dihydro-7-(3-methyl-piperazin-1-yl)-
4-oxoquinoline-3-carboxylic acid monohydrochloride
分子式
3・HCl
分子量
性状
- 塩酸ロメフロキサシンは、白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
水又はエチレングリコールに溶けにくく、メタノールに極めて溶けにくく、エタノール(95)にほとんど溶けない。
水酸化ナトリウム試液に溶ける。
水酸化ナトリウム試液溶液(1→40)は旋光性を示さない。
融点:約310℃(分解、乾燥後)
★リンクテーブル★
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商品
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商品
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- 英
- lomefloxacin
- 化
- 塩酸ロメフロキサシン lomefloxacin hydrochloride
- 商
- バレオン、ロメバクト、ロメフロン、ロメフロンミニムス
- 関
- 眼科用剤。抗菌薬