イバブラジン

コララン

UpToDate Contents

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• 1. 駆出率低下を伴う心不全における薬理療法：作用機序pharmacologic therapy of heart failure with reduced ejection fraction mechanisms of action [show details]
  …of angiotensin converting enzyme inhibitors). Ivabradine is a selective inhibitor of the sinoatrial pacemaker modulating "f-current" (I_f) . Ivabradine slows the sinus rate by prolonging the slow depolarization …
• 2. 駆出率低下を伴う心不全（HFrEF）を患う成人患者への追加薬物療法secondary pharmacologic therapy in heart failure with reduced ejection fraction hfref in adults [show details]
  …both groups (1.0 versus 1.1 percent). Indications for ivabradine use for HFrEF are described above. Baseline assessment prior to ivabradine therapy includes evaluation of heart rate on physical examination …
• 3. 洞性頻脈：評価およびマネージメントsinus tachycardia evaluation and management [show details]
  …inappropriate sinus tachycardia, we suggest using ivabradine (5 mg to 7.5 mg twice daily) with or without a beta adrenergic receptor blocker. Although ivabradine is not available in all countries, and its use …
• 4. 狭心症の新しい治療法new therapies for angina pectoris [show details]
  …SIGNIFY trial , we do not recommend the use of ivabradine in patients with stable angina who do not have clinical heart failure. A rationale for the use of ivabradine emerged from data indicating that an elevated …
• 5. 駆出率低下を伴う心不全を患う成人患者への初回薬物療法initial pharmacologic therapy of heart failure with reduced ejection fraction in adults [show details]
  …meta-analyses have compared the efficacy of ACE inhibitors, beta blockers, single agent ARBs, MRAs, ivabradine, and ARNI, and their combinations in patients with HFrEF . However these results should be interpreted …

Japanese Journal

• 新薬くろ~ずあっぷ(第226回)コララン錠2.5mg,5mg,7.5mg(イバブラジン塩酸塩)

• 加藤 隆児,井尻 好雄,林 哲也
• 調剤と情報 = Rx info 26(4), 783-791,818, 2020-03
• NAID 40022178378

• 慢性心不全薬物治療の新しいトピックス (特集 令和時代の心不全診療) -- (心不全の治療)

• 田中 敦史,野出 孝一
• 日本内科学会雑誌 109(2), 215-223, 2020-02-10
• NAID 40022164245

• 審査報告書から見る 新薬の裏側(第36回)コララン錠2.5mg,5mg,7.5mg(イバブラジン塩酸塩)

• 大野 能之
• 月刊薬事 = The pharmaceuticals monthly 62(1), 145-149, 2020-01
• NAID 40022120948

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新しい作用機序のHCNチャネル遮断薬であるコララン錠(イバブラジン)が心不全の効能で承認されました。本記事では、コララン錠(イバブラジン塩酸塩)の作用機序から特徴について、説明しています。コララン錠を患者さんに投薬する先生の参考になれば幸いです。

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2019年9月20日、「慢性心不全」を対象疾患とするコララン錠（一般名：イバブラジン）が承認されました！ 小野薬品工業｜ニュースリリース 基本情報 製品名 コララン錠2.5mg/5mg/7.5mg 一

Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

• HCNチャネル遮断薬

販売名

• コララン錠2.5mg

一般的名称

• イバブラジン塩酸塩錠

効能または効果

• 洞調律かつ投与開始時の安静時心拍数が75回／分以上の慢性心不全ただし、β遮断薬を含む慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。

作用機序

• 本剤は、HCN（過分極活性化環状ヌクレオチド依存性）チャネル遮断薬であり、洞結節のペースメーカー電流を構成するHCN4チャネルを阻害し、活動電位の拡張期脱分極相における立ち上がり時間を遅延させ、心拍数を減少させる。

禁忌

• 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

組成

• 1錠中イバブラジンとして 2.5mg

添加物

• 乳糖水和物、結晶セルロース、トウモロコシデンプン、デキストリン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、黒酸化鉄

重大な副作用

• 徐脈

過量投与

• 重度の遷延する徐脈があらわれるおそれがある。

妊婦

• 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ラット及びウサギで胎児毒性及び催奇形性（心臓形態異常、心室中隔欠損、着床後胚死亡、欠指症等）が報告されている。,

授乳婦

• 授乳を避けさせること。ラットで乳汁中へ移行することが報告されており、乳児の心拍数が減少するおそれがある。

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★リンクテーブル★

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関連記事	「ブラ」

「QT延長」

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関

QT延長症候群、QT間隔

原因

• 代謝障害

• 低カリウム血症
• 低マグネシウム血症
• 低カルシウム血症
• 飢餓
• 神経性食思不振症
• プロテインダイエット
• 甲状腺機能低下症

• 徐脈性不整脈

• 洞結節機能不全
• 房室ブロック：２度房室ブロック、３度房室ブロックアンドロゲン遮断療法(GnRHアゴニスト/アンタゴニスト療法または両側性精巣摘除術）

• 抗不整脈薬

• Ia：キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド
• Ic：フレカイニド、ピルシカイニド、プロパフェノン
• III：アミオダロン、ドロネダロン、ベルナカラント
• ソタロール
• ドフェチリド、イブチリド

• 抗狭心症薬

• ラノラジン、イバブラジン

• 抗コリン薬

• ソリフェナシン、トルテロジン

• 抗マラリア薬：

• 高リスク：デラマノイド、キニジン、キニーネ
• 中リスク：クロロキン、ハロファントリン、ピペラキン
• 低リスク：ヒドロキシクロロキン

• 抗結核薬

• 高リスク：ベダキリン

• アゾール系抗真菌剤：

• 中リスク：フルコナゾール、ボリコナゾール
• 低～中リスク：イトラコナゾール

• ライ病治療薬

• 中リスク：クロファジミン

• キノロン系抗菌薬

• フルオロキノロン
• 中リスク：ゲミフロキサシン、レボフロキサシン、モキシフロキサシン、スパルフロキサシン
• 低～中リスク：シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン

• マクロライド系抗菌薬
• 中リスク：アジスロマイシン、エリスロマイシン、クラリスロマイシン
• 低～中リスク：ロキシスロマイシン、テリスロマイシン
• 抗ウイルス薬：

• 中リスク：ホスカルネット

• 抗HIV薬

• 中リスク：サキナビル
• 低～中リスク：エファビレンツ、フォステムサビル、ロピナビルリトナビル、リルピビリン

• 抗原虫薬

• 中リスク：ペンタミジン

• 五価アンチモン剤（寄生虫/抗原虫）

• 中リスク：アンチモン酸メグルミン、スチボグルコン酸ナトリウム
• 低～中リスク：テラバンシン

• 抗ヒスタミン薬

• アステミゾール、ビラスチン、ヒドロキシジン、テルフェナジン

• 抗腫瘍薬

• 高リスク：三酸化ヒ素、イボシデニブ、レンバチニブ、セルペルカチニブ、バンデタニブ
• 中リスク：セリチニブ、クリゾチニブ、ダサチニブ、エンコラフェニブ、ギルテリチニブ、イノツズマブオゾガミシン、ミドスタウリン、ニロチニブ、オシメルチニブ、リボシクリブ、トレミフェン、ベムラフェニブ

• 麻酔薬：

• 抱水クロラール、プロポフォール

• オピオイド

• ブプレノルフィン、ヒドロコドン、ロペラミド、メタドン

• 気管支拡張薬

• アルフォルモテロール、アルブテロール、フォルモテロール、レバルブテロール、インダカテロール、オロダテロール、サルメテロール、テルブタリン、ビランテロール

• 利尿薬：低マグネシウム血症・低カリウム血症の誘発による
• 鎮吐薬：

• 中リスク：ドロペリドール、オンダンセトロン
• 低～中リスク：アミスルプリド、グラニセトロン、ドラセトロン、ヒドロキシジン、トロピセトロン

• 腸管蠕動運動改善薬

• 高リスク：シサプリド
• 中リスク：ドンペリドン
• 低～中リスク：メトクロプラミド

• プロトンポンプ阻害剤：低マグネシウム血症を誘発
• 神経薬

• 低～中リスク：アポモルヒネ、デューテトラベナジン、ドネペジル、エゾガビン、フィンゴリモド、オザニモド、ピマバンセリン、テトラベナジン

• 抗精神病薬：

• 高リスク：クロルプロマジン、ハロペリドール、ジプラシドン
• 中リスク：アミスルプリド、クロザピン、フルペンチキソール、ハロペリドール、オランザピン、クエチアピン、リスペリドン、チオリダジン
• 低～中リスク：アセナピン、イロペリドン、パリペリドン、ペリシアジン、ピマバンセリン

• 三環系抗うつ薬・四環系抗うつ薬：

• 中リスク：クロミプラミン、ドキセピン、イミプラミン

• 選択的セロトニン再取り込み阻害薬：

• シタロプラム、エスシタロプラム、フルオキセチン

• その他抗うつ薬：

• アトモキセチン、トラゾドン、バルベナジン

• 血管拡張薬

• ベプリジル、シロスタゾール

• その他の薬剤

• アナグレリド、アルフゾシン、コカイン、エリグルスタット、ガドベン酸ジメグルミン、ロフェキシジン、ミフェプリストン、パパベリン、パシレオチド、プロブコール、テルリプレッシン

• ハーブ：

• シンコナ、甘草抽出物（グリチルリチン）

• その他の要因

• 心筋虚血・心筋梗塞

• 頭蓋内疾患
• HIV感染
• 低体温症
• 有機リン系殺虫剤

「コララン」

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商品名

コララン

会社名

小野薬品工業

成分

• イバブラジン

薬効分類

第２

薬効

洞調律かつ投与開始時の安静時心拍数が75回/分以上の慢性心不全 ただし、β遮断薬を含む慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る を効能・効果とする新有効成分含有医薬品

「ブラ」

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英

bulla, pulmonary bulla

同

気腫性嚢胞 emphysematous bulla

関

ブレブ

• 図：SPU.135

• ブラ bulla 気腫性嚢胞　肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
• 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫　ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている