クロモグリク酸
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- アルギノンとは。効果、副作用、使用上の注意。アレルギーの原因物質であるヒスタミンやロイコトリエンなどの発生を抑える作用があり、アレルギー性結膜炎、花粉症、春季カタルなどの治療に使われます。 タクロリムス水和物製剤 ...
- 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アルギノン点眼液2%
組成
有効成分
含量(1mL中)
添加物
- エデト酸ナトリウム水和物、グリセリン、濃ベンザルコニウム塩化物液50、pH調整剤
禁忌
効能または効果
- アレルギー性結膜炎、春季カタル
- 1回1〜2滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼
重大な副作用
アナフィラキシー様症状:
頻度不明
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
生物学的同等性試験
結膜炎モデルに対する効果1)
- 抗卵白アルブミン(ovalbumin:OVA)血清により感作した実験的モルモット結膜炎モデルに対して、アルギノン点眼液2%と標準製剤(点眼剤、2%)を点眼投与後に、1%エバンスブルーと1%OVA溶液の等量混合液によりアレルギー反応を誘発し、眼瞼結膜からの漏出色素量から血管透過性亢進抑制(抗アレルギー)作用を評価した。その結果、両剤ともControl(基剤)に対し有意に色素漏出を抑制し、両剤間では有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロモグリク酸ナトリウム(Sodium Cromoglicate)
化学名
- Disodium 5,5'-(2-hydroxytrimethylenedioxy)bis(4-oxo-4H-1-benzopyran-2-carboxylate)
分子式
分子量
性 状
- クロモグリク酸ナトリウムは白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、後にわずかに苦い。水に溶けやすく、プロピレングリコールにやや溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、2−プロパノール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。光により徐々に黄色を帯びる。
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- cromoglicate
- 化
- クロモグリク酸ナトリウム, sodium cromoglicate, natrii cromoglicas
- 同
- クロモリンナトリウム cromolyn sodium
- 商
- アルギノン、アレルナート、インタール、オフタルギー、クールウェイ、クモロール、クモロールPF、クリード、クロモフェロン、クロモリーク、シオミスト、シズレミン、ステリ・ネブ クロモリン、トーワタール、ノスラン、プレント、ミタヤク、メインター、リノジェット、ルゲオン
- Crolom, Intal, Gastrocrom, Nasalcrom
- 関
- 抗アレルギー薬、鎮咳薬。気管支拡張剤、眼科用剤
分類
概念
- 吸入、点眼、点鼻
- 皮膚、呼吸器系のアレルギー抑制
- 作用は多岐にわたる
- 抗ヒスタミン作用はない
- 作用発現に1週間以上かかる(2-6週間)
作用機序
適応