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[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 75歳の女性。家族では介護しきれないために夫と妹が入院を希望し、拒否する本人を連れて来院した。
- 現病歴 : 裕福な家庭に育ち有名女学校を首席で卒業した。20歳で結婚し24歳で長男を出産。以後専業主婦として現在に至る。多趣味で俳句、書道をたしなみ、師範の免許も多い。夫と2人暮らし。長男は独立して家庭を持っている。2年前心臓疾患で2か月入院して帰宅した後から「もらい物が見当たらない。」、「冷蔵庫の中身が変わっている。」と夫を責めるようなことがあった。1年前には長男の嫁に対して財産を狙っていると責めるようになり、3か月前からは最も世話になって信頼していた妹にも「絵のコレクションを盗む。」、「貯金通帳を隠した。」と一方的に攻撃して警察に通報するようになり、親族と断絶してしまった。高齢の夫のみとの生活になったが、メモ帳を捨てたなどと夫にも攻撃が及ぶようになり、夫は介護不能と判断した。
- 現症 : 上品な老婦人。診察室では攻撃性は一見みられない。身長150cm、体重48kg。脈拍84/分、整。血圧148/84mmHg。神経学的には深部反射が両下肢とも軽度亢進。左上肢で歯車様筋固縮を軽度に認める。本人拒否のまま入院としたが、入院時には頑強に抵抗し、「人権侵害です。訴えますよ。」と大騒ぎした。
- 入院後経過 : 意に反して入院させられたことを厳しく追及するが、入院の必要についての説明に納得して機嫌よくしていることもあり、まったく相反する態度が交互に現れる。会話しているとしばらく前に話した内容がそっくりそのまま何度も出てきて、本人はそのことに気付いていない。病棟内で迷子になることはない。改訂長谷川式簡易知的機能評価スケールでは30点満点中25点である。入院10日目の頭部単純MRIを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C015]←[国試_098]→[098C017]
[★]
- 次の文を読み、19~21の問いに答えよ。
- 78歳の男性。意識障害と胸部異常陰影とのため、家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 70歳ころから肺気腫があり、時々、咳と息切れとが増悪することがあった。2か月前に37℃台の発熱と咳とが出現し、様子をみていたが改善しなかった。1か月前、かかりつけ医に胸部エックス線写真で右肺尖部に浸潤影を指摘され、軽症の肺炎の診断で経口セフェム系薬を処方された。1週間服用したが軽快しないため市販の風邪薬を服用していた。2日前から息苦しさと頭痛とを訴えるようになり、元気がなくなってきた。今朝からうとうとする傾向があり、かかりつけ医の勧めで入院した。
- 既往歴 : 75歳時、心筋梗塞。77歳時、心不全。
- 生活歴 : 喫煙は20歳から70歳まで30本/日、以後、10本/日。飲酒は1合/日。
- 現症 : 傾眠傾向であるが、名前を呼ぶと目を開け返事をする。身長160cm、体重54kg。体温37.5℃。呼吸数14/分。脈拍104/分、整。血圧134/76mmHg。皮膚は紅潮気味。心雑音はない。呼吸音は全体的に減弱し、右上肺にfine crackles〈捻髪音〉を聴取する。腹部では右肋骨弓下に軟らかい肝を2cm触知する。両下肢に浮腫を認める。
- 検査所見 : 尿所見:比重1.021、pH6.0、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤沈86mm/1時間、赤血球430万、Hb13.8g/dl、Ht39%、白血球8,300、血小板14万。血清生化学所見:血糖96mg/dl、総蛋白6.9g/dl、アルブミン3.7g/dl、尿素窒素38mg/dl、クレアチニン1.4mg/dl、総コレステロール266mg/dl、AST51単位(基準40以下)、ALT66単位(基準35以下)、LDH 394単位(基準176~353)、Na140mEq/l、K3.8 mEq/l、Cl 96mEq/l。CRP10.4mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.26、PaO2 58Torr、PaCO2 72Torr、HCO3- 31mEq/l。胸部エックス線写真で右上肺野に広範な浸潤影とその一部に空洞性病変を認める。喀痰塗抹Ziehl-Neelsen染色標本を以下に示す。
- この患者の感染対策に使用するマスクとして適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C019]←[国試_098]→[098C021]
[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 75歳の女性。家族では介護しきれないために夫と妹が入院を希望し、拒否する本人を連れて来院した。
- 現病歴 : 裕福な家庭に育ち有名女学校を首席で卒業した。20歳で結婚し24歳で長男を出産。以後専業主婦として現在に至る。多趣味で俳句、書道をたしなみ、師範の免許も多い。夫と2人暮らし。長男は独立して家庭を持っている。2年前心臓疾患で2か月入院して帰宅した後から「もらい物が見当たらない。」、「冷蔵庫の中身が変わっている。」と夫を責めるようなことがあった。1年前には長男の嫁に対して財産を狙っていると責めるようになり、3か月前からは最も世話になって信頼していた妹にも「絵のコレクションを盗む。」、「貯金通帳を隠した。」と一方的に攻撃して警察に通報するようになり、親族と断絶してしまった。高齢の夫のみとの生活になったが、メモ帳を捨てたなどと夫にも攻撃が及ぶようになり、夫は介護不能と判断した。
- 現症 : 上品な老婦人。診察室では攻撃性は一見みられない。身長150cm、体重48kg。脈拍84/分、整。血圧148/84mmHg。神経学的には深部反射が両下肢とも軽度亢進。左上肢で歯車様筋固縮を軽度に認める。本人拒否のまま入院としたが、入院時には頑強に抵抗し、「人権侵害です。訴えますよ。」と大騒ぎした。
- 入院後経過 : 意に反して入院させられたことを厳しく追及するが、入院の必要についての説明に納得して機嫌よくしていることもあり、まったく相反する態度が交互に現れる。会話しているとしばらく前に話した内容がそっくりそのまま何度も出てきて、本人はそのことに気付いていない。病棟内で迷子になることはない。改訂長谷川式簡易知的機能評価スケールでは30点満点中25点である。入院10日目の頭部単純MRIを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C017]←[国試_098]→[098C019]
[★]
- 次の文を読み、19~21の問いに答えよ。
- 78歳の男性。意識障害と胸部異常陰影とのため、家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 70歳ころから肺気腫があり、時々、咳と息切れとが増悪することがあった。2か月前に37℃台の発熱と咳とが出現し、様子をみていたが改善しなかった。1か月前、かかりつけ医に胸部エックス線写真で右肺尖部に浸潤影を指摘され、軽症の肺炎の診断で経口セフェム系薬を処方された。1週間服用したが軽快しないため市販の風邪薬を服用していた。2日前から息苦しさと頭痛とを訴えるようになり、元気がなくなってきた。今朝からうとうとする傾向があり、かかりつけ医の勧めで入院した。
- 既往歴 : 75歳時、心筋梗塞。77歳時、心不全。
- 生活歴 : 喫煙は20歳から70歳まで30本/日、以後、10本/日。飲酒は1合/日。
- 現症 : 傾眠傾向であるが、名前を呼ぶと目を開け返事をする。身長160cm、体重54kg。体温37.5℃。呼吸数14/分。脈拍104/分、整。血圧134/76mmHg。皮膚は紅潮気味。心雑音はない。呼吸音は全体的に減弱し、右上肺にfine crackles〈捻髪音〉を聴取する。腹部では右肋骨弓下に軟らかい肝を2cm触知する。両下肢に浮腫を認める。
- 検査所見 : 尿所見:比重1.021、pH6.0、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤沈86mm/1時間、赤血球430万、Hb13.8g/dl、Ht39%、白血球8,300、血小板14万。血清生化学所見:血糖96mg/dl、総蛋白6.9g/dl、アルブミン3.7g/dl、尿素窒素38mg/dl、クレアチニン1.4mg/dl、総コレステロール266mg/dl、AST51単位(基準40以下)、ALT66単位(基準35以下)、LDH 394単位(基準176~353)、Na140mEq/l、K3.8 mEq/l、Cl 96mEq/l。CRP10.4mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.26、PaO2 58Torr、PaCO2 72Torr、HCO3- 31mEq/l。胸部エックス線写真で右上肺野に広範な浸潤影とその一部に空洞性病変を認める。喀痰塗抹Ziehl-Neelsen染色標本を以下に示す。
- a. 腎機能障害の出現
- b. 肺うっ血の出現
- c. 高血圧の出現
- d. 肝機能の悪化
- e. 肺炎の悪化
[正答]
※国試ナビ4※ [098C020]←[国試_098]→[098C022]
[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 75歳の女性。家族では介護しきれないために夫と妹が入院を希望し、拒否する本人を連れて来院した。
- 現病歴 : 裕福な家庭に育ち有名女学校を首席で卒業した。20歳で結婚し24歳で長男を出産。以後専業主婦として現在に至る。多趣味で俳句、書道をたしなみ、師範の免許も多い。夫と2人暮らし。長男は独立して家庭を持っている。2年前心臓疾患で2か月入院して帰宅した後から「もらい物が見当たらない。」、「冷蔵庫の中身が変わっている。」と夫を責めるようなことがあった。1年前には長男の嫁に対して財産を狙っていると責めるようになり、3か月前からは最も世話になって信頼していた妹にも「絵のコレクションを盗む。」、「貯金通帳を隠した。」と一方的に攻撃して警察に通報するようになり、親族と断絶してしまった。高齢の夫のみとの生活になったが、メモ帳を捨てたなどと夫にも攻撃が及ぶようになり、夫は介護不能と判断した。
- 現症 : 上品な老婦人。診察室では攻撃性は一見みられない。身長150cm、体重48kg。脈拍84/分、整。血圧148/84mmHg。神経学的には深部反射が両下肢とも軽度亢進。左上肢で歯車様筋固縮を軽度に認める。本人拒否のまま入院としたが、入院時には頑強に抵抗し、「人権侵害です。訴えますよ。」と大騒ぎした。
- 入院後経過 : 意に反して入院させられたことを厳しく追及するが、入院の必要についての説明に納得して機嫌よくしていることもあり、まったく相反する態度が交互に現れる。会話しているとしばらく前に話した内容がそっくりそのまま何度も出てきて、本人はそのことに気付いていない。病棟内で迷子になることはない。改訂長谷川式簡易知的機能評価スケールでは30点満点中25点である。入院10日目の頭部単純MRIを以下に示す。
- a. 前頭葉の萎縮
- b. 側頭葉の萎縮
- c. 側脳室の拡大
- d. 視床の萎縮
- e. 後頭葉の萎縮
[正答]
※国試ナビ4※ [098C016]←[国試_098]→[098C018]
[★]
- 次の文を読み、19~21の問いに答えよ。
- 78歳の男性。意識障害と胸部異常陰影とのため、家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 70歳ころから肺気腫があり、時々、咳と息切れとが増悪することがあった。2か月前に37℃台の発熱と咳とが出現し、様子をみていたが改善しなかった。1か月前、かかりつけ医に胸部エックス線写真で右肺尖部に浸潤影を指摘され、軽症の肺炎の診断で経口セフェム系薬を処方された。1週間服用したが軽快しないため市販の風邪薬を服用していた。2日前から息苦しさと頭痛とを訴えるようになり、元気がなくなってきた。今朝からうとうとする傾向があり、かかりつけ医の勧めで入院した。
- 既往歴 : 75歳時、心筋梗塞。77歳時、心不全。
- 生活歴 : 喫煙は20歳から70歳まで30本/日、以後、10本/日。飲酒は1合/日。
- 現症 : 傾眠傾向であるが、名前を呼ぶと目を開け返事をする。身長160cm、体重54kg。体温37.5℃。呼吸数14/分。脈拍104/分、整。血圧134/76mmHg。皮膚は紅潮気味。心雑音はない。呼吸音は全体的に減弱し、右上肺にfine crackles〈捻髪音〉を聴取する。腹部では右肋骨弓下に軟らかい肝を2cm触知する。両下肢に浮腫を認める。
- 検査所見 : 尿所見:比重1.021、pH6.0、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤沈86mm/1時間、赤血球430万、Hb13.8g/dl、Ht39%、白血球8,300、血小板14万。血清生化学所見:血糖96mg/dl、総蛋白6.9g/dl、アルブミン3.7g/dl、尿素窒素38mg/dl、クレアチニン1.4mg/dl、総コレステロール266mg/dl、AST51単位(基準40以下)、ALT66単位(基準35以下)、LDH 394単位(基準176~353)、Na140mEq/l、K3.8 mEq/l、Cl 96mEq/l。CRP10.4mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.26、PaO2 58Torr、PaCO2 72Torr、HCO3- 31mEq/l。胸部エックス線写真で右上肺野に広範な浸潤影とその一部に空洞性病変を認める。喀痰塗抹Ziehl-Neelsen染色標本を以下に示す。
- a. I-1(1)
- b. II-1(10)
- c. II-2(20)
- d. III-1(100)
- e. III-2(200)
[正答]
※国試ナビ4※ [098C018]←[国試_098]→[098C020]
[★]
- 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
- 30歳前後の男性。人工呼吸下に救急車で搬入された。
- 現病歴 : 公園で倒れているのを通行人に発見された。救急隊到着時、意識は混濁し、自発呼吸は微弱であった。呼気に芳香臭があり、発見現場から不凍液(エチレングリコール)の空容器と三環系抗うつ薬アミトリプチリンの空包装とが見つかった。
- 既往歴 : 不明。
- 現 症 : 体格栄養中等度。体温36.5℃。脈拍100/分、整。血圧90/60mmHg。痛み刺激を与えても開眼せず、言語反応はない。運動反応を認めない。舌根は沈下し、自発呼吸を認めない。瞳孔径は4mmで左右差を認めないが、対光反射が消失している。眼瞼結膜に貧血なく、眼球結膜に黄染を認めない。心雑音を聴取しない。腹部は平坦で、腸雑音が減弱している。下腿に浮腫はなく、人工呼吸下にチアノーゼを認めない。深部反射は保たれている。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球497万、Hb14.9g/dl、Ht42%、白血球9,800、血小板35万。
- 血清生化学所見:血糖197mg/dl、総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.9g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン0.8 mg/dl、AST28単位(基準40以下)、ALT25単位(基準35以下)、LDH298単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)、γーGTP48単位(基準8~50)、アミラーゼ120単位(基準37~160)、CK28単位(基準10~40)、Na138 mEq/l、K3.4mEq/l、Cl101mEq/l。
- 動脈血ガス分析(人工呼吸、酸素投与下):pH7.54、PaO2 305Torr、PaCO2 24Torr、HCO3 -15mEq/l、血漿浸透圧:実測値は345mOsm/kg H2O (基準285~295)で、Na、血糖および尿素窒素の血中濃度からの計算値293mOsmL/kg H2O(基準285~295)との間に浸透圧ギャップを認める。
- 浸透圧ギャップとanion gap とが、この患者と同様の変化を示す病態はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C023]←[国試_098]→[098C025]
[★]
- 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
- 30歳前後の男性。人工呼吸下に救急車で搬入された。
- 現病歴 : 公園で倒れているのを通行人に発見された。救急隊到着時、意識は混濁し、自発呼吸は微弱であった。呼気に芳香臭があり、発見現場から不凍液(エチレングリコール)の空容器と三環系抗うつ薬アミトリプチリンの空包装とが見つかった。
- 既往歴 : 不明。
- 現 症 : 体格栄養中等度。体温36.5℃。脈拍100/分、整。血圧90/60mmHg。痛み刺激を与えても開眼せず、言語反応はない。運動反応を認めない。舌根は沈下し、自発呼吸を認めない。瞳孔径は4mmで左右差を認めないが、対光反射が消失している。眼瞼結膜に貧血なく、眼球結膜に黄染を認めない。心雑音を聴取しない。腹部は平坦で、腸雑音が減弱している。下腿に浮腫はなく、人工呼吸下にチアノーゼを認めない。深部反射は保たれている。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球497万、Hb14.9g/dl、Ht42%、白血球9,800、血小板35万。
- 血清生化学所見:血糖197mg/dl、総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.9g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン0.8 mg/dl、AST28単位(基準40以下)、ALT25単位(基準35以下)、LDH298単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)、γーGTP48単位(基準8~50)、アミラーゼ120単位(基準37~160)、CK28単位(基準10~40)、Na138 mEq/l、K3.4mEq/l、Cl101mEq/l。
- 動脈血ガス分析(人工呼吸、酸素投与下):pH7.54、PaO2 305Torr、PaCO2 24Torr、HCO3 -15mEq/l、血漿浸透圧:実測値は345mOsm/kg H2O (基準285~295)で、Na、血糖および尿素窒素の血中濃度からの計算値293mOsmL/kg H2O(基準285~295)との間に浸透圧ギャップを認める。
- a. 胃洗浄
- b. 気管内挿管
- c. 活性炭投与
- d. カテコラミン投与
- e. 乳酸加リンゲル液大量輸液
[正答]
※国試ナビ4※ [098C022]←[国試_098]→[098C024]
[★]
- 次の文を読み、13~15の問いに答えよ。
- 2歳1か月の男児。発熱と発疹とを主訴に来院した。
- 発育歴 : 在胎40週で出生。出生時の身長49cm、体重3,050g。頚定3か月、独り歩きは1歳3か月。現在、牛乳をコップから飲むことができる。積木を3個重ねることができる。「あーあー」、「うーうー」を言うが、意味のある言葉は言わない。「ワンワンちょうだい。」と言うと犬の縫いぐるみを持ってくる。人見知りをする。
- 現病歴 : 2日前から38.5~39℃の発熱と体幹部の紅斑とが出現し、近医で両眼と口唇との異常を指摘され紹介入院した。今朝から左頚部を触れると強く啼泣する。嘔吐はない。
- 現症 : 意識は清明。身長83cm、体重18kg。体温38.8℃。脈拍120/分、整。左頚部に径3.5cmの腫瘤があり痛がって首を動かさない。皮膚は腹部から腰部にかけ大小さまざまな紅斑を認める。聴診では心雑音なく、呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。口腔粘腹はびまん性に発赤している。右眼の写真と口唇の写真とを以下に示す。
- 検査所見 : 血液所見:赤沈45mm/1時間、赤血球410万、Hb12.5g/dl、Ht 35%、白血球15,000(桿状核好中球7%、分状核好中球56%、好酸球2%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球29%)、血小板30万。血清生化学所見:総蛋白7.3g/dl、アルブミン3.5g/dl、総ビリルビン0.4mg/dl、AST55単位(基準40 以下)、ALT60単位(基準35以下)、LDH550単位(基準176~353)。免疫学所見:CRP12.5mg/dl(基準0.3以下)、ASO250単位(基準250以下)。胸部エックス線写真と心電図とに異常を認めない。
- この患児で発症後10日ころに行う検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C014]←[国試_098]→[098C016]
[★]
- 次の文を読み、13~15の問いに答えよ。
- 2歳1か月の男児。発熱と発疹とを主訴に来院した。
- 発育歴 : 在胎40週で出生。出生時の身長49cm、体重3,050g。頚定3か月、独り歩きは1歳3か月。現在、牛乳をコップから飲むことができる。積木を3個重ねることができる。「あーあー」、「うーうー」を言うが、意味のある言葉は言わない。「ワンワンちょうだい。」と言うと犬の縫いぐるみを持ってくる。人見知りをする。
- 現病歴 : 2日前から38.5~39℃の発熱と体幹部の紅斑とが出現し、近医で両眼と口唇との異常を指摘され紹介入院した。今朝から左頚部を触れると強く啼泣する。嘔吐はない。
- 現症 : 意識は清明。身長83cm、体重18kg。体温38.8℃。脈拍120/分、整。左頚部に径3.5cmの腫瘤があり痛がって首を動かさない。皮膚は腹部から腰部にかけ大小さまざまな紅斑を認める。聴診では心雑音なく、呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。口腔粘腹はびまん性に発赤している。右眼の写真と口唇の写真とを以下に示す。
- 検査所見 : 血液所見:赤沈45mm/1時間、赤血球410万、Hb12.5g/dl、Ht 35%、白血球15,000(桿状核好中球7%、分状核好中球56%、好酸球2%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球29%)、血小板30万。血清生化学所見:総蛋白7.3g/dl、アルブミン3.5g/dl、総ビリルビン0.4mg/dl、AST55単位(基準40 以下)、ALT60単位(基準35以下)、LDH550単位(基準176~353)。免疫学所見:CRP12.5mg/dl(基準0.3以下)、ASO250単位(基準250以下)。胸部エックス線写真と心電図とに異常を認めない。
- この患児の成長発達の評価で正しいのはどれか。2つ選べ。
- a. 低身長
- b. 肥満
- c. 運動発達の遅れ
- d. 精神発達の遅れ
- e. 言語発達の遅れ
[正答]
※国試ナビ4※ [098C012]←[国試_098]→[098C014]
[★]
- 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
- 30歳前後の男性。人工呼吸下に救急車で搬入された。
- 現病歴 : 公園で倒れているのを通行人に発見された。救急隊到着時、意識は混濁し、自発呼吸は微弱であった。呼気に芳香臭があり、発見現場から不凍液(エチレングリコール)の空容器と三環系抗うつ薬アミトリプチリンの空包装とが見つかった。
- 既往歴 : 不明。
- 現 症 : 体格栄養中等度。体温36.5℃。脈拍100/分、整。血圧90/60mmHg。痛み刺激を与えても開眼せず、言語反応はない。運動反応を認めない。舌根は沈下し、自発呼吸を認めない。瞳孔径は4mmで左右差を認めないが、対光反射が消失している。眼瞼結膜に貧血なく、眼球結膜に黄染を認めない。心雑音を聴取しない。腹部は平坦で、腸雑音が減弱している。下腿に浮腫はなく、人工呼吸下にチアノーゼを認めない。深部反射は保たれている。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球497万、Hb14.9g/dl、Ht42%、白血球9,800、血小板35万。
- 血清生化学所見:血糖197mg/dl、総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.9g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン0.8 mg/dl、AST28単位(基準40以下)、ALT25単位(基準35以下)、LDH298単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)、γーGTP48単位(基準8~50)、アミラーゼ120単位(基準37~160)、CK28単位(基準10~40)、Na138 mEq/l、K3.4mEq/l、Cl101mEq/l。
- 動脈血ガス分析(人工呼吸、酸素投与下):pH7.54、PaO2 305Torr、PaCO2 24Torr、HCO3 -15mEq/l、血漿浸透圧:実測値は345mOsm/kg H2O (基準285~295)で、Na、血糖および尿素窒素の血中濃度からの計算値293mOsmL/kg H2O(基準285~295)との間に浸透圧ギャップを認める。
- この患者の意識状態はGlasgow coma scaleで何点か。
- a. 3点
- b. 6点
- c. 9点
- d. 12点
- e. 15点
[正答]
※国試ナビ4※ [098C021]←[国試_098]→[098C023]
[★]
- 次の文を読み、13~15の問いに答えよ。
- 2歳1か月の男児。発熱と発疹とを主訴に来院した。
- 発育歴 : 在胎40週で出生。出生時の身長49cm、体重3,050g。頚定3か月、独り歩きは1歳3か月。現在、牛乳をコップから飲むことができる。積木を3個重ねることができる。「あーあー」、「うーうー」を言うが、意味のある言葉は言わない。「ワンワンちょうだい。」と言うと犬の縫いぐるみを持ってくる。人見知りをする。
- 現病歴 : 2日前から38.5~39℃の発熱と体幹部の紅斑とが出現し、近医で両眼と口唇との異常を指摘され紹介入院した。今朝から左頚部を触れると強く啼泣する。嘔吐はない。
- 現症 : 意識は清明。身長83cm、体重18kg。体温38.8℃。脈拍120/分、整。左頚部に径3.5cmの腫瘤があり痛がって首を動かさない。皮膚は腹部から腰部にかけ大小さまざまな紅斑を認める。聴診では心雑音なく、呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。口腔粘腹はびまん性に発赤している。右眼の写真と口唇の写真とを以下に示す。
- 検査所見 : 血液所見:赤沈45mm/1時間、赤血球410万、Hb12.5g/dl、Ht 35%、白血球15,000(桿状核好中球7%、分状核好中球56%、好酸球2%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球29%)、血小板30万。血清生化学所見:総蛋白7.3g/dl、アルブミン3.5g/dl、総ビリルビン0.4mg/dl、AST55単位(基準40 以下)、ALT60単位(基準35以下)、LDH550単位(基準176~353)。免疫学所見:CRP12.5mg/dl(基準0.3以下)、ASO250単位(基準250以下)。胸部エックス線写真と心電図とに異常を認めない。
- この疾患の急性期にみられる通常の発熱期間はどれか。
- a. 3日以内
- b. 4日以内
- c. 5日以上
- d. 10日以上
- e. 14日以上
[正答]
※国試ナビ4※ [098C013]←[国試_098]→[098C015]
[★]
- 次の文を読み、4~6の問いに答えよ。
- 66歳の男性。全身倦怠感と腹部膨満とを訴えて来院した。
- 現病歴 : 1年前の健康診断で貧血を指摘されたが放置していた。3か月前から徐々に倦怠感が増強し、腹部膨満が出現し食事摂取量が減少した。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長168cm、体重60kg。体温37.5℃。脈拍96/分、整。血圧114/70mmHg。眼瞼結膜は貧血様、眼球結膜に黄染を認めない。胸部で胸骨左縁第4肋間に2/6度の収縮期雑音を聴取するが、呼吸音に異常はない。腹部は心窩部から左季肋部が膨隆し、肝を右肋骨弓下に5cm、脾を左肋骨弓下に15cm触知する。両下腿に浮腫を認める。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球210万、Hb6.5g/dl、Ht20%、網赤血球20‰、白血球3,200(前骨髄球1%、骨髄球3%、桿状核好中球6%、分葉核好中球58%、好酸球2%、好塩基球3%、単球5%、リンパ球22%、赤芽球3/100)、血小板6.2万。プロトロンビン時間〈PT〉12秒(基準10~14)、APTT30秒(基準対照32.2)、フィブリノゲン360mg/dl(基準200~400)。血清生化学所見:総蛋白6.0g/dl、アルブミン3.5g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、尿酸9.0mg/dl、総コレステロール110mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、直接ビリルビン0.4mg/dl、AST35単位(基準40以下)、ALT52単位(基準35以下)、LDH520単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ320単位(基準260以下)、γ-GTP70単位(基準8~50)、CK40単位(基準10~40)、Na135mEq/l、K4.5mEq/l、Cl105mEq/l、Ca8.0mg/dl、Fe150μg/dl(基準80~160)。骨髄穿刺は吸引不能。
- この患者の病態について正しいのはどれか。2つ選べ。
- a. 無効造血
- b. 白血球機能異常
- c. 骨髄造血能低下
- d. 脾臓での髄外造血
- e. 血清ビタミンB12低下
[正答]
※国試ナビ4※ [098C003]←[国試_098]→[098C005]
[★]
- 次の文を読み、4~6の問いに答えよ。
- 66歳の男性。全身倦怠感と腹部膨満とを訴えて来院した。
- 現病歴 : 1年前の健康診断で貧血を指摘されたが放置していた。3か月前から徐々に倦怠感が増強し、腹部膨満が出現し食事摂取量が減少した。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長168cm、体重60kg。体温37.5℃。脈拍96/分、整。血圧114/70mmHg。眼瞼結膜は貧血様、眼球結膜に黄染を認めない。胸部で胸骨左縁第4肋間に2/6度の収縮期雑音を聴取するが、呼吸音に異常はない。腹部は心窩部から左季肋部が膨隆し、肝を右肋骨弓下に5cm、脾を左肋骨弓下に15cm触知する。両下腿に浮腫を認める。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球210万、Hb6.5g/dl、Ht20%、網赤血球20‰、白血球3,200(前骨髄球1%、骨髄球3%、桿状核好中球6%、分葉核好中球58%、好酸球2%、好塩基球3%、単球5%、リンパ球22%、赤芽球3/100)、血小板6.2万。プロトロンビン時間〈PT〉12秒(基準10~14)、APTT30秒(基準対照32.2)、フィブリノゲン360mg/dl(基準200~400)。血清生化学所見:総蛋白6.0g/dl、アルブミン3.5g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、尿酸9.0mg/dl、総コレステロール110mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、直接ビリルビン0.4mg/dl、AST35単位(基準40以下)、ALT52単位(基準35以下)、LDH520単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ320単位(基準260以下)、γ-GTP70単位(基準8~50)、CK40単位(基準10~40)、Na135mEq/l、K4.5mEq/l、Cl105mEq/l、Ca8.0mg/dl、Fe150μg/dl(基準80~160)。骨髄穿刺は吸引不能。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C004]←[国試_098]→[098C006]
[★]
- 次の文を読み、4~6の問いに答えよ。
- 66歳の男性。全身倦怠感と腹部膨満とを訴えて来院した。
- 現病歴 : 1年前の健康診断で貧血を指摘されたが放置していた。3か月前から徐々に倦怠感が増強し、腹部膨満が出現し食事摂取量が減少した。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長168cm、体重60kg。体温37.5℃。脈拍96/分、整。血圧114/70mmHg。眼瞼結膜は貧血様、眼球結膜に黄染を認めない。胸部で胸骨左縁第4肋間に2/6度の収縮期雑音を聴取するが、呼吸音に異常はない。腹部は心窩部から左季肋部が膨隆し、肝を右肋骨弓下に5cm、脾を左肋骨弓下に15cm触知する。両下腿に浮腫を認める。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球210万、Hb6.5g/dl、Ht20%、網赤血球20‰、白血球3,200(前骨髄球1%、骨髄球3%、桿状核好中球6%、分葉核好中球58%、好酸球2%、好塩基球3%、単球5%、リンパ球22%、赤芽球3/100)、血小板6.2万。プロトロンビン時間〈PT〉12秒(基準10~14)、APTT30秒(基準対照32.2)、フィブリノゲン360mg/dl(基準200~400)。血清生化学所見:総蛋白6.0g/dl、アルブミン3.5g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、尿酸9.0mg/dl、総コレステロール110mg/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、直接ビリルビン0.4mg/dl、AST35単位(基準40以下)、ALT52単位(基準35以下)、LDH520単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ320単位(基準260以下)、γ-GTP70単位(基準8~50)、CK40単位(基準10~40)、Na135mEq/l、K4.5mEq/l、Cl105mEq/l、Ca8.0mg/dl、Fe150μg/dl(基準80~160)。骨髄穿刺は吸引不能。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C005]←[国試_098]→[098C007]
[★]
- 次の文を読み、47、48の問いに答えよ。
- 48歳の男性。夜間の呼吸困難のため救急車で搬入された。
- 現病歴 : 4年前に狭心症と診断され、アスピリンと亜硝散薬とを服薬していたが、半年前から中断していた。3か月前から通勤途中の駅の階段を昇るとき軽度の胸痛を感じていた。2か月前から、就眠前の安静時にも軽度の胸痛が出現するようになった。2週前の夕方、勤務中に冷汗を伴う前胸部絞扼感を感じたが、30分ほど安静にしていると軽快した。昨夜、就寝後1時間ほどで呼吸困難のため覚醒した。横になると呼吸困難が再発するので眠れず、午前3時に来院した。
- 既往歴 : 8年前に健康診断で糖尿病を指摘されたことがある。
- 現症 : 意識は清明。身長169cm、体重68kg。呼吸数28/分。脈拍92/分、整。血圧122/88mmHg。頚静脈の怒張と下腿の浮腫とを認める。心雑音はない。両下肺にcoarse crackles を聴取する。右季肋部に圧痛を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖1+。血液所見:赤血球430万、Hb14.2g/dl、Ht42%、白血球6,500、血小板30万。血清生化学所見:血糖150mg/dl、HbA1c6.8%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.0g/dl、尿素窒素17mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総コレステロール204mg/dl、トリグリセライド129mg/dl(基準50~130)、総ビリルビン0.5mg/dl、AST22単位(基準40以下)、ALT34単位(基準35以下)、LDH320単位(基準176~353)、CK40単位(基準10~40)、Na 148mEq/l、K4.6mEq/l、Cl103mEq/l。入院時の心電図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F047]←[国試_098]→[098F049]
[★]
- 次の文を読み、47、48の問いに答えよ。
- 48歳の男性。夜間の呼吸困難のため救急車で搬入された。
- 現病歴 : 4年前に狭心症と診断され、アスピリンと亜硝散薬とを服薬していたが、半年前から中断していた。3か月前から通勤途中の駅の階段を昇るとき軽度の胸痛を感じていた。2か月前から、就眠前の安静時にも軽度の胸痛が出現するようになった。2週前の夕方、勤務中に冷汗を伴う前胸部絞扼感を感じたが、30分ほど安静にしていると軽快した。昨夜、就寝後1時間ほどで呼吸困難のため覚醒した。横になると呼吸困難が再発するので眠れず、午前3時に来院した。
- 既往歴 : 8年前に健康診断で糖尿病を指摘されたことがある。
- 現症 : 意識は清明。身長169cm、体重68kg。呼吸数28/分。脈拍92/分、整。血圧122/88mmHg。頚静脈の怒張と下腿の浮腫とを認める。心雑音はない。両下肺にcoarse crackles を聴取する。右季肋部に圧痛を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖1+。血液所見:赤血球430万、Hb14.2g/dl、Ht42%、白血球6,500、血小板30万。血清生化学所見:血糖150mg/dl、HbA1c6.8%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.0g/dl、尿素窒素17mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総コレステロール204mg/dl、トリグリセライド129mg/dl(基準50~130)、総ビリルビン0.5mg/dl、AST22単位(基準40以下)、ALT34単位(基準35以下)、LDH320単位(基準176~353)、CK40単位(基準10~40)、Na 148mEq/l、K4.6mEq/l、Cl103mEq/l。入院時の心電図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F046]←[国試_098]→[098F048]
[★]
- 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
- 65歳の女性。歩きにくさと手足のふるえとを訴えて来院した。
- 現病歴 : 4年前からじっとしているときに左手がふるえることに気付いた。同じころから歩くのが遅くなり、話すときの声が小声で、メモを書くときに字が小さくなることを自覚するようになった。これらの症状は徐々に増悪する傾向にあり、最近左手だけでなく、右手と両足もじっとしているときにふるえるようになった。患者の写真を以下に示す。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重52kg。体温36.2℃。臥位で脈拍64/分、整。血圧120/80mmHg。顔面の表情は乏しい。眼瞼結膜と眼球結膜とに貧血と黄疸とを認めない。心雑音はない。呼吸音は清である。腹部は平坦で、肝・脾を触知せず、圧痛と抵抗とを認めない。構音障害、頚部と四肢との筋緊張異常および起立・歩行障害を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 血液所見:赤血球410万、Hb13.0g/dl、Ht39%、白血球6,500、血小板25万。
- 血清生化学所見:総蛋白6.9g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素9.2mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST18単位(基準40以下)、ALT14単位(基準35以下)、LDH260単位(基準176~353)。
- 左上腕二頭筋と左上腕三頭筋とから記録された5種の表面筋電図を以下に示す。
- この患者の記録はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C008]←[国試_098]→[098C010]
[★]
- 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
- 65歳の女性。歩きにくさと手足のふるえとを訴えて来院した。
- 現病歴 : 4年前からじっとしているときに左手がふるえることに気付いた。同じころから歩くのが遅くなり、話すときの声が小声で、メモを書くときに字が小さくなることを自覚するようになった。これらの症状は徐々に増悪する傾向にあり、最近左手だけでなく、右手と両足もじっとしているときにふるえるようになった。患者の写真を以下に示す。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重52kg。体温36.2℃。臥位で脈拍64/分、整。血圧120/80mmHg。顔面の表情は乏しい。眼瞼結膜と眼球結膜とに貧血と黄疸とを認めない。心雑音はない。呼吸音は清である。腹部は平坦で、肝・脾を触知せず、圧痛と抵抗とを認めない。構音障害、頚部と四肢との筋緊張異常および起立・歩行障害を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 血液所見:赤血球410万、Hb13.0g/dl、Ht39%、白血球6,500、血小板25万。
- 血清生化学所見:総蛋白6.9g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素9.2mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST18単位(基準40以下)、ALT14単位(基準35以下)、LDH260単位(基準176~353)。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C007]←[国試_098]→[098C009]
[★]
- 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
- 65歳の女性。歩きにくさと手足のふるえとを訴えて来院した。
- 現病歴 : 4年前からじっとしているときに左手がふるえることに気付いた。同じころから歩くのが遅くなり、話すときの声が小声で、メモを書くときに字が小さくなることを自覚するようになった。これらの症状は徐々に増悪する傾向にあり、最近左手だけでなく、右手と両足もじっとしているときにふるえるようになった。患者の写真を以下に示す。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重52kg。体温36.2℃。臥位で脈拍64/分、整。血圧120/80mmHg。顔面の表情は乏しい。眼瞼結膜と眼球結膜とに貧血と黄疸とを認めない。心雑音はない。呼吸音は清である。腹部は平坦で、肝・脾を触知せず、圧痛と抵抗とを認めない。構音障害、頚部と四肢との筋緊張異常および起立・歩行障害を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 血液所見:赤血球410万、Hb13.0g/dl、Ht39%、白血球6,500、血小板25万。
- 血清生化学所見:総蛋白6.9g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素9.2mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST18単位(基準40以下)、ALT14単位(基準35以下)、LDH260単位(基準176~353)。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C006]←[国試_098]→[098C008]
[★]
- 英
- National Medical Licensure Examination
- 関
- 国試、医師
[★]