- 32歳の初産婦。妊娠39週5日、陣痛発来のために入院した。
- 分娩経過は順調で、2時間後子宮口開大8cm、児頭下降度SP-1cmになったが、その後児頭は反屈位になり小泉門が触知できなくなった。周期的であった陣痛は次第に間欠期が短縮し、現在は持続的に痛みを訴えている。その後の児頭下降はみられず、腹部全体は硬く圧痛があり、下腹部に子宮収縮輪を触知する。胎児心拍数はほぼ80/分で持続している。
- 投与すべき薬剤はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 1歳の男児。持続する下痢と皮疹とを主訴に来院した。
- 母親の妊娠・分娩歴には特記すべきことはない。母乳分泌が不十分で、人工栄養で育てられた。6か月ころから水様性の下痢をきたすようになり、体重増加も不良になった。ミルクアレルギーを考え治療乳を試みたが下痢は改善しなかった。
- 1週前から口周囲と指に皮疹が出現した。
- 口周囲写真を以下に示す。
- 血中で低下しているのはどれか。
[正答]
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- 55歳の男性。右側頚部腫瘤と血性鼻漏とを訴えて来院した。
- 2か月前から耳閉塞感と軽度難聴とを自覚している。最近、耳の中で液体が動くような音がすると言う。同じころから頚部腫瘤が出現し増大傾向に気付いている。1週前から血性鼻漏が持続している。頭部腫瘤は径3cm、弾力性で硬く、表面は凹凸不整である。抗EBウイルス抗体価は高値である。
- 生検組織H-E染色標本を以下に示す。
- この患者に勧める治療法はどれか。
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