- 62歳の女性。体の痛みや全身倦怠感のために1か月前に入院した。再発乳癌で治療を受けていたが、病状が進行し緩和治療が必要になった。現在症状コントロールは良好である。最近になって「もう治療を止めてほしい。死にたい。」という発言がみられ、表情も乏しくなった。
- この患者への対応として最も適切なのはどれか。
- a. 患者をなるべく一人にしておく。
- b. 患者の気持ちや考えを詳しく聞く。
- c. 頑張るよう励ます。
- d. 一旦治療を中断する。
- e. 安楽死の求めに応じる。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 68歳の男性。右半身麻痺のため救急車で来院した。高速道路を3時間運転して親族を訪問し、宴会で飲食していたが、食事中突然に箸を落とし、隣の人に寄りかかるように倒れ込んだとのことである。入院して治療を受け、右上下肢の運動麻痺はあるが意識は清明である。10日目となり、本人も家族も自宅近くでの療養を希望している。
- この患者の今後の療養について、病院間の連携を直接調整するのに最もふさわしい職種はどれか。
[正答]
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- 9歳8か月の男児。肥満を主訴に来院した。
- 出生歴、家族歴および既往歴に特記すべきことはない。
- 1年前から体重の増加を認め、近医で単純性肥満症と言われ経過を観察していた。3か月前からさらに体重増加が進み、多毛と顔面紅潮とが出現した。生来おとなしい性格であったが、太りだしてから寡黙である。
- 患児の上半身写真と成長曲線とを以下に示す。
- この患児の身長パターンで正しいのはどれか。
[正答]
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