- 47歳の男性。健康診断で高脂血症を指摘され2か月前に来院した。現在食事療法のみで経過観察中である。2か月前は総コレステロール310 mg/dl、トリグリセライド262mg/dl (基準50~130)。1か月前は総コレステロール292mg/dl、トリグリセライド215mg/dl。今回は総コレステロール268mg/dl、トリグリセライド185mg/dlであった。
- 行動変容の観点から、適切でないのはどれか。
- a. 今後とも継続診療が必要であることを説明する。
- b. 患者に相応しい食事療法について話し合う。
- c. 次回に向けた行動目標を明確にする。
- d. データ改善に繋がった生活習慣の良い点を認める。
- e. 未だに基準範囲外にいる状態を指摘する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 59歳の女性。本態性高血圧症、2型糖尿病および高脂血症で通院治療中である。食事療法、運動療法および服薬に関する知識を何度も教えてきたがなかなか守れない。身長156 cm、体重65kg。脈拍68/分、整。血圧158/102mmHg。血清生化学所見:空腹時血糖168mg/dl、HbA1c7.2%(基準4.3~5.8)、クレアチニン0.9mg/dl、総コレステロール252mg/dl、トリグリセライド128mg/dl(基準50~130)。
- この患者への対応で適切なのはどれか。
- a. セルフコントロールの重要性に気付かせる。
- b. 正確で威厳のある言い方で再教育する。
- c. 合併症の怖さを強調する。
- d. 頻回受診してもらう。
- e. 入院治療を行う。
[正答]
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- 30歳の男性。禁煙を希望して来院した。喫煙歴は18歳から1日に30本。これまでにも何度か禁煙を試みたが短期間で失敗している。今回、1児の父親になったことを契機に特に禁煙を希望している。身長172 cm、体重68kg。脈拍68/分、整。血圧124/72mmHg。指導内容で適切でないのはどれか。
- a. 灰皿の撤去
- b. 禁煙宣誓書
- c. 周囲の励まし
- d. 喫煙本数の漸減
- e. 禁煙補助薬の使用
[正答]
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