- 60歳の男性。嗄声を主訴に来院した。
- 1か月前に嗄声に気付き、次第に増強してきた。
- 喫煙歴は20本/日を40年間。来院時の喉頭所見と生検組織H-E染色標本とを以下に示す。
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★リンクテーブル★
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- 68歳の女性。突然出現した呼吸困難を主訴に救急車で搬入された。1週前からヨーロッパヘ旅行し、今朝帰国した。旅行中は特に変わったことはなかったが、飛行機から降りて入国手続きをしている時、急に前胸部痛と呼吸困難とが出現し動けなくなった。意識は清明。身長152cm、体重68kg。体温38℃、呼吸数32/分。脈拍120/分、整。血圧100/50mmHg。心音では肺動脈II音の亢進を認めるが、呼吸音に異常はない。腹部に異常所見なく、下肢に浮腫はない。神経学所見に異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖1+。血液所見:赤血球512万、Hb16.6g/dl、Ht50%、白血球7,000、血小板40万。胸部エックス線写真に異常を認めない。
[正答]
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- 35歳の女性。夜間の咳、喀痰および喘鳴を主訴に来院した。症状は2か月前から出現し、ほぼ毎日あり、時に呼吸困難を伴った。タバコの煙などを吸い込んだ後、急に症状が悪化することもある。胸部聴診ではwheezesを聴取する。スパイロメトリ:%VC98%、FEV1.0%65%。喀痰検査では好酸球の増加を認める。
[正答]
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