- 60歳の男性。「水虫の薬を右目に誤って点眼した。」と訴えて直ちに来院した。表面麻酔薬を点眼後に細隙灯顕微鏡検査で右眼の結膜充血と角膜びらんとを認める。視力は右0.7(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。まず行うべき治療はどれか。
- a. 抗菌薬点眼
- b. 人工涙液点眼
- c. 自己血清点眼
- d. 生理食塩液で洗眼
- e. 副腎皮質ステロイド薬投与
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の男性。突然の吐血のため救急車で来院した。1年前から胃潰瘍と診断され内服薬を服用していたが、症状がないので10日前から自己判断で中止していた。意識は清明。脈拍104/分、整。血圧110/72mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見;赤血球378万、Hb10.8g/dl、Ht32%、白血球6,200、血小板32万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン4.2g/dl、尿素窒素25 mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST32単位(基準40以下)、ALT28単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ230単位(基準260以下)、Na 138 mEq/、K4.2mEq/l、C1 102 mEq/l。
- 最も有用な検査はどれか。
[正答]
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[★]
- 58歳の男性。大量の鼻出血のため救急車で来院した。朝6時ころ、右鼻出血があったが10分ぐらいで自然に出血した。2時間後に再び鼻出血が始まり、今回は止まらない。口腔からも血液を吐き出している。前鼻鏡検査では上鼻道後方から多量に出血しているが、出血点は確認できない。
- a. 鼻根部を冷やす。
- b. 鼻翼を正中に向かい圧迫する。
- c. 後鼻孔側タンポン(Bellocqタンポン)を挿入する。
- d. 電気焼灼を行う。
- e. 内頚動脈結紮を行う。
[正答]
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