- 24歳の女性。下腹部痛と腹部膨隆とを主訴に来院した。
- 未婚、未経妊。12歳初経。月経周期28日型、整。1か月前から下腹部に鈍痛を感じていたが、2週前から下腹部全体が膨隆し、3日前から37.8℃の発熱が持続している。
- 来院時、臍を頂点とする硬い腫瘤を触れる。尿中hCG検査陰性。血液検査と血清生化学検査とに異常を認めない。
- 腫瘍マーカー:α-フェトプロテイン(AFP)28,000ng/(基準20以下)、CEA 2.0ng/ml(基準5以下)、CA19-9 28U/ml(基準37以下)、CA125 82U/ml(基準35以下)。
- 腹部超音波検査で腫瘤はほとんど充実性である。骨盤部MRIのT2強調像を以下に示す。
- まず行うべき治療はどれか。
- a. 卵巣腫瘍核出術
- b. 患側付属器摘出術
- c. 単純子宮全摘出術および両側付属器摘出術
- d. 癌化学療法
- e. 放射線療法
[正答]
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[★]
- 身長160cm、体重52kg。乳房や外陰の二次性徴は正常であるが、膣が完全に欠損している。基礎体温は2相性である。
- 末梢血を用いた染色体検査の結果を以下に示す。
- 正しいのはどれか。
- a. Wolff管の形成不全である。
- b. 卵巣性無月経である。
- c. 女性仮性半陰陽である。
- d. 性腺無形成症である。
- e. ゴナドトロピン分泌は正常である。
[正答]
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[正答]
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