- 7か月の男児。前屈発作を主訴に来院した。3週前から上半身を一瞬前屈し、同時に腕と大腿とを曲げる発作が出現した。発作は数秒の間隔をおいて何回も反復する。
- 在胎39週。出生体重2,800g。Apgarスコア8点(1分)。頚定4か月。独坐とつかまり立ちとはまだできない。発声はほとんどない。体重7,500g。顔つきは無表情である。尿検査、血液検査および血清生化学検査に異常を認めない。脳波を以下に示す。
- この患児の治療はどれか。2つ選べ。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 60歳の男性。足に力が入らず歩きにくいことを主訴に来院した。6か月前から両下肢遠位部の筋力低下が出現し、徐々に進行してきた。家族歴に類症はない。両下肢の遠位部に筋力低下と筋萎縮とを認める。感覚障害はない。四肢で深部反射が亢進し、Babinski徴候は両側で陽性である,頭部と脊髄とのMRIに異常なく、神経伝導速度は正常である。
- 次に行う検査はどれか。
[正答]
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- 73歳の女性。右膝関節痛のため来院した。3か月前に突然、膝関節内側に痛みが出現した。痛みの特徴は夜間に強く、動かすことで少し軽減する。軽度の関節水腫と膝関節内側の強い圧痛とを認める。右膝エックス線単純写真を以下に示す。最も考えられる疾患はどれか。
[正答]
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