- 22歳の女性。幻聴と被害・関係妄想とを伴う興奮状態となり、両親に連れられて夜間に救急外来を受診した。精神保健指定医として適切な対応はどれか。
- a. 血中の覚醒剤濃度を測定する。
- b. 精神保健福祉センターヘ通報する。
- c. 脳波を測定し意識レベルを判定する。
- d. 直ちに隔離室(保護室)に入院させる。
- e. 患者の同意能力と自傷他言の危険性とを評価する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 19歳の男性。奇妙な言動がみられるため、両親に伴われて来院した。
- 3か月前から「皆が自分の悪口を言っている。」、「ご飯に毒が入っている。」などと訴え、大学を休んでいる。精神保健指定医が診察を行い、統合失調症を疑い入院が必要と判断したが、「自分は病気ではない。」と強く入院を拒否している。両親は入院を希望している。
- この場合に適用される精神保健福祉法に基づく入院形態はどれか。
[正答]
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[★]
- 小学校の養護教諭から、「流行性耳下腺炎で欠席していた児童が解熱したらしいので通学させたい。」と電話で相談があった。正しい対応はどれか。
- a. すぐに出席させてよいと言う。
- b. 解熱したのち2日経過したら出席させてよいと言う。
- c. 耳下腺の腫脹が消失していたら出席させてよいと言う。
- d. 髄膜脳炎の所見がなければ出席させてよいと言う。
- e. ワクチン投与後なら出席させてよいと言う。
[正答]
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