- 52歳の女性。労作時息切れのため来院した。
- 1か月前から息切れを自覚し、最近では駅の階段を昇るのが困難になった。48歳から糖尿病でインスリン治療を受けている。
- 意識は清明。体温36.2℃。脈拍104/分、整。眼瞼結膜は蒼白で眼球結膜に黄染は認めない。下腿に浮腫を認める。血液所見:赤血球230万、Hb7.1g/dl、Ht22%、網赤血球1‰、白血球4,000、血小板17万。
- 血清生化学所見:総ビリルビン0.8mg/dl、LDH350単位(基準176~353)、Fe180μg/dl(基準80~160)、フェリチン220 ng/ml(基準20~120)。
- 骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- この患者の治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 41歳の男性。1週前から続く易疲労感と鼻出血とを訴えて来院した。
- 眼瞼結膜と口腔粘膜とに貧血を認め、歯肉にも出血を認める。腹部は平坦で肝・肺を触知しない。
- 体温37.6℃。脈拍88/分、整。血圧124/72mmHg。
- 血液所見:赤血球210万、Hb7.1g/dl、Ht23%、網赤血球2‰、白血球2,300、血小板2万。
- 血清生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン4.2g/dl、総ビリルビン1.1mg/dl、AST25単位(基準40以下)、ALT19単位(基準35以下)、LDH680単位(基準176~353)。
- 骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- 適切な治療法はどれか。
[正答]
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- 68歳の女性。腹部膨満と軽度の腹痛とを主訴に来院した。
- 2日前から排便がなく、排ガスもほとんどない。20歳代に胃切除を受けているが、詳細は不明である。
- 腹部造影CTを以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
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