- 58歳の男性。大量の鼻出血のため救急車で来院した。朝6時ころ、右鼻出血があったが10分ぐらいで自然に出血した。2時間後に再び鼻出血が始まり、今回は止まらない。口腔からも血液を吐き出している。前鼻鏡検査では上鼻道後方から多量に出血しているが、出血点は確認できない。
- a. 鼻根部を冷やす。
- b. 鼻翼を正中に向かい圧迫する。
- c. 後鼻孔側タンポン(Bellocqタンポン)を挿入する。
- d. 電気焼灼を行う。
- e. 内頚動脈結紮を行う。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F018]←[国試_098]→[098F020]
★リンクテーブル★
[★]
- 21歳の男性。交通外傷のため救急車で搬入された。オートバイ運転中に乗用車と接触し転倒した。意識障害はない。呼吸数30/分、脈拍120/分、整。血圧80/64mmHg。頚静脈の怒張はない。右側胸部に打撲痕と皮下気腫とを認める。右肺の呼吸音は減弱している。腹部に擦過傷を認めるが圧痛と膨隆とはない。骨盤・四肢の変形、腫脹および運動麻痺はない。
- 血圧低下の原因として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F017]←[国試_098]→[098F019]
[★]
- 60歳の男性。「水虫の薬を右目に誤って点眼した。」と訴えて直ちに来院した。表面麻酔薬を点眼後に細隙灯顕微鏡検査で右眼の結膜充血と角膜びらんとを認める。視力は右0.7(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。まず行うべき治療はどれか。
- a. 抗菌薬点眼
- b. 人工涙液点眼
- c. 自己血清点眼
- d. 生理食塩液で洗眼
- e. 副腎皮質ステロイド薬投与
[正答]
※国試ナビ4※ [098F019]←[国試_098]→[098F021]