- 7歳8か月の女児。乳房のしこりと痛みとを主訴に来院した。
- 出生歴、家族歴およぴ既往歴に特記すべきことはない。生来やや大柄で太り気味である。身長129.5cm、体重30.5kg。児の成長曲線を以下に示す。
- この患児にまず行うのはどれか。
- a. 乳房超音波検査
- b. 乳房エックス線単純撮影
- c. 両手エックス線単純撮影
- d. 乳房造影MRI
- e. 頭部単純CT
[正答]
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[★]
- 11か月の乳児。嘔吐、下痢および傾眠状態を主訴に来院した。3日前から発熱と下痢とが出現した。昨日から白っぽい下痢便が頻回になり、嘔吐を伴うようになった。今朝からお茶を少量飲んでも嘔吐し、うとうとして元気がなくなった。1週前の体重は9.4kgであった。来院時、体重8.4㎏。体温37.6℃。傾眠状態で大泉門は軽度に陥凹し、眼球も落ち込んでいる。皮膚緊満度は中等度に低下し、.腹壁緊張も低下している。最初の24時間の適切な輸液量はどれか。
- a. 400ml
- b. 800ml
- c. 1,600ml
- d. 2,400ml
- e. 3,200ml
[正答]
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- 78歳の女性。褥瘡の状態が悪化したとのことで家人から往診を要請された。
- 8か月前から寝たきりの状態である。3か月前から仙骨部に皮膚欠損を伴う潰瘍が形成され次第に拡大した。潰瘍部は径7cm大で、辺縁部には痂皮と壊死組織とが付着している。
- まず行うべき適切な処置はどれか。
- a. 8時間毎の体位変換
- b. 抗菌薬の局所散布
- c. 抗真菌薬の全身投与
- d. 消毒薬による洗浄
- e. 壊死組織のdebridement
[正答]
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