- 78歳の女性。褥瘡の状態が悪化したとのことで家人から往診を要請された。
- 8か月前から寝たきりの状態である。3か月前から仙骨部に皮膚欠損を伴う潰瘍が形成され次第に拡大した。潰瘍部は径7cm大で、辺縁部には痂皮と壊死組織とが付着している。
- まず行うべき適切な処置はどれか。
- a. 8時間毎の体位変換
- b. 抗菌薬の局所散布
- c. 抗真菌薬の全身投与
- d. 消毒薬による洗浄
- e. 壊死組織のdebridement
[正答]
※国試ナビ4※ [098I012]←[国試_098]→[098I014]
★リンクテーブル★
[★]
- 職場の同僚との対人関係に負担を感じ、半年前に勤務していた会社を辞めた。そのころから便秘がひどくなり、腹部膨満感と腹痛とが出現し、徐々に増悪している。腹痛は排便で軽減する。既往歴に特記すべきことはない。
- 意識は清明。身長170cm、体重58kg。脈拍84/分、整。糞便検査、血液検査、腹部エックス線単純撮影および下部消化管造影に異常を認めない。
- この疾患の発症と関連がないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098I013]←[国試_098]→[098I015]
[★]
- 7歳8か月の女児。乳房のしこりと痛みとを主訴に来院した。
- 出生歴、家族歴およぴ既往歴に特記すべきことはない。生来やや大柄で太り気味である。身長129.5cm、体重30.5kg。児の成長曲線を以下に示す。
- この患児にまず行うのはどれか。
- a. 乳房超音波検査
- b. 乳房エックス線単純撮影
- c. 両手エックス線単純撮影
- d. 乳房造影MRI
- e. 頭部単純CT
[正答]
※国試ナビ4※ [098I011]←[国試_098]→[098I013]