- 52歳の男性。意識消失発作を主訴に家族に伴われて棄院した。1年前から空腹時に冷汗、動悸および脱力感がみられ、食事をすると軽快していた。健康診断のため、昨夜から絶食したところ、今朝、意識がもうろうとなっているところを家族に発見された。身長170cm、体重68kg。来院時検査所見:血糖38mg/dl、インスリン(IRI)26μU/ml(基準5~15)、抗インスリン抗体陰性。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 62歳の男性。下肢の浮腫と視力低下とを主訴に来院した。50歳ころ、ロ渇、多飲および体重減少が認められたが放置していた,身長170cm、体重72kg。血圧174/92mmHg。眼底に多数の点状出血、しみ状出血および軟性白斑があり、白内障も認める。両下肢に浮腫があり、アキレス腱反射は消失している。尿所見:蛋白3+、糖1+。血清生化学所見:空腹時血糖172mg/dl、総蛋白5.8g/dl、アルブミン2.8g/dl。尿素窒素34mg/dl、クレアチニン1.4mg/dl、Na140mEq/l、K4.2mEq/l、Cl 102mEq/l。
- この患者の治療で適切なのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 40歳の女性。肥満と高血圧との精査を目的に来院した。6年前から徐々に体重が増加し、3年前から高血圧のため近医で降圧薬の処方を受けている。1か月前から時々胸痛も出現するようになった。身長153cm、体重63kg。脈拍80/分、整。血圧186/100mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖1+。血液所見:赤血球490万、Hb15.1g/dl、白血球9,800。血清生化学所見:総コレステロール287mg/dl、Na143mEq/l、K3.4mEq/l。血中コルチゾール基礎値24μg/dl(基準5.2~12.6)、尿17-OHCS排泄量15.6mg/日(基準3~8)、17-KS排泄量1.7mg/日(基準3~11)。尿17OHCS排泄量はデキサメサゾン8mg/日、2日間の投与で抑制されない。診断はどれか。
[正答]
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