- 生来健康であったが、3年前から労作時に軽度の息切れを感じ、徐々に増強した。
- 喫煙歴はない。脈拍96/分、整。血圧110/80mmHg。胸部打聴診では異常を認めない。腹部は平坦で腫瘤を触知しない。
- 血液所見:赤血球432万、Hb15.0g/dl、Ht38%、白血球4,600、血小板22万。
- 血清生化学所見:AST30単位(基準40以下)、ALT40単位(基準35以下)、LDH 220 単位(基準176~353)。
- スパイロメトリ:%VC95%、FEV1.0%62%。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 34歳の男性。発熱、咳および喀痰を訴えて来院した。小児期から喘息発作を繰り返している。2週前から38.0℃の発熱があり、咳と少量の膿性痰とを伴っている。胸部聴診で右肺にwheezesを聴取する。血液所見:白血球21,000(好中球28%、好酸球52%、単球5%、リンパ球15%)。血清生化学所見:IgG 1,450mg/dl(基準960~1,960)、IgM352mg/dl(基準65~350)、IgE662IU/ml(基準250以下)。Aspergillus fumigatusに対する血清沈降抗体陽性。喀出された気管支の鋳型様の栓子からAspergillus fumigatusが分離された。胸部エックス線写真で右中肺野に浸潤影を認める。最も適切な治療法はどれか。
- a. 経口副腎皮質ステロイド薬投与
- b. 吸入副腎皮質ステロイド薬投与
- c. 経口抗真菌薬投与
- d. 抗真菌薬の気管内注入
- e. 吸入気管支拡張薬投与
[正答]
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[正答]
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