- 28歳の初妊婦。妊娠16週時にはじめて尿糖陽性を指摘され、2週後の随時血糖値が162mg/dlと高値を示したため紹介された。生来健康。父に糖尿病がある。身長158 cm、体重58 kg。血圧124/62mmHg。眼底は異常なく、浮腫も認めない。75gブドウ糖負荷試験:静脈血前値112mg/dl、1時間値218 mg/dl、2時間値202mg/dl。この患者で正しいのはどれか。
- (1) 妊娠糖尿病と診断できる。
- (2) 巨大児分娩のリスクがある。
- (3) 経口血糖降下薬の適応である。
- (4) 将来糖尿病を発症するリスクは低い。
- (5) 妊娠末期にはインスリン抵抗性が軽減する。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の女性。喘鳴を主訴に来院した。3か月前から喘鳴があり、徐々に増悪してきた。最近、誘因なく発作性に皮膚が紅潮するようになった。身長158cm、体
- 重51kg。脈拍92/分、整。血圧130/88mmHg。尿所見:蛋白1+、糖(?)、潜血
- (?)。血清生化学所見:空腹時血糖102mg/dl、総蛋白7.1g/dl、アルブミン4.3g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、Na 139mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 101mEq/l、Ca9.8mg/dl。尿中5-ヒドロキシインドール酢酸(5-HIAA)25.2mg/日(基準1.0?06.0)。胸部エックス線写真で右肺に腫瘤陰影があり、腹部ダイナミックCTで早期濃染を呈する多発性の肝腫瘤を認める。
- この患者の腫瘤について正しいのはどれか。
- a. 甲状腺C細胞に由来する。
- b. 神経内分泌細胞に由来する。
- c. カテコラミンを産生する。
- d. ステロイドホルモンを産生する。
- e. ホルモン受容体異常がある,
[正答]
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[★]
- 2歳6か月の女児。歩行障害と下肢の変形とを主訴に受診した。
- 母親の妊娠・出産歴に特記すべきことはない。7か月までは母乳で育てられ順調に成長していた。母親は患児を祖父に預けて農作業をしていた。祖父は病弱でほとんど外出することがなく、家の中で生活していた。
- 患児は1歳ころから肘をついて這っていた。1歳6か月ころから背部が突出する変形がみられ、さらに下肢の変形を伴い、歩行できないため受診した。
- 下肢の写真と手根骨エックス線写真とを以下に示す。
- この疾患の血清で低値が予想されるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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