- 76歳の男性。1か月前から次第に増強する呼吸困難と四肢冷感とのために来院した。
- 6か月前に夜間、激しい前胸部痛があったが、1時間後に軽快したため放置していた。
- 来院時、呼吸数24/分。脈拍96/分、整。血圧98/64mmHg。心雑音は聴取されない。
- 胸部エックス線写真と心電図とを以下に示す。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 中学生のころから呼吸困難のため入退院を繰り返しており、薬物治療を受けている。
- 身長168cm、体重58kg。脈拍84/分、整。血圧90/58mmHg。心尖部に最強点を有する3/6度の汎収縮期雑音を聴取する。
- 心カテーテル検査での酸素飽和度は右房56%、肺動脈56%、大腿動脈94%。左室拡張容積は正常の270%、左室駆出率15%。
- 心電図、胸部エックス線写真および心エコー図を以下に示す。
- 適切な治療法はどれか。
- a. 心房中隔欠損閉鎖
- b. 心室中隔欠損閉鎖
- c. カテーテル焼灼
- d. 大動脈弁置換
- e. 心移植
[正答]
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[★]
- 59歳の男性。通勤時に駅の階段を昇っていたところ、意識を失い救急車で搬入された。
- 2年前から労作時の息切れと胸部圧迫感とを自覚していた。5分位の安静で症状は消失するため放置していた。
- 来院時、意識は清明。脈拍96/分、整。血圧100/64mmHg。胸骨右縁第2肋間に最強点を有する4/6度の駆出性収縮期雑音を聴取する。
- 心エコー図と心カテーテル検査所見とを以下に示す。
[正答]
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