- 78歳の女性。腹痛を主訴に他院から紹介されて来院した。生来健康で、体重減少もなく、腹部の手術歴もない。5回経産であるが婦人科的既往歴もない。8時間前から急に嘔気と腹痛とが出現した。紹介状によると、赤血球310万、Hb11.2g/dl、白血球8,200で、血清生化学所見には異常はなかったとのことである。最初は絞るような腹痛が間欠的にあり、吐き気がしていたが、痛みは徐々に持統性となった。最初は食べたもの、次いで苦みのある液を嘔吐するようになった。腹痛が出現して以降、排ガスはない。持参した腹部エックス線単純写真立位像には拡張した腸管ループと鏡面形成とを認める。
- 診断確定のために特に注意して身体診察を行うべき部位はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F010]←[国試_098]→[098F012]
★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の男性。家族との会話が少なく、顔色の悪いことに気付いた妻に伴われて来院した。仕事で重要プロジェクトに参加している。3か月前から食思不振と不眠とをきたすようになり、体重が3kg減少した。話し声は小さく、勣務中にぼんやりしていて、仕事に意欲がわかないと言っている。意識は清明。身長175cm、体重60kg。体温37.1℃。脈拍80/分不整。血圧126/70mmEg。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F009]←[国試_098]→[098F011]
[★]
- 眼の診察の写真を以下に示す。
- 観察される左眼の像はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F011]←[国試_098]→[098F013]