ドキサゾシン
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- 一般名はメシル酸ドキサゾシン(Doxazosin mesilate)と言うジェネリック医薬品です。α 受容体遮断作用により、血圧を下げる薬です。通常、高血圧症、褐色細胞腫による 高血圧症の治療に用いられます。薬価や画像、副作用情報もあります。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
タツゾシン錠0.5mg
組成
有効成分の名称
含量
- 1錠中ドキサゾシンメシル酸塩(日局)をドキサゾシンとして0.5mg
添加物
- 乳糖水和物、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ラウリル硫酸Na、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸Na、二酸化ケイ素、ステアリン酸Mg
禁忌
効能または効果
- 通常、成人にはドキサゾシンとして1日1回0.5mgより投与を始め、効果が不十分な場合は1〜2週間の間隔をおいて1〜4mgに漸増し、1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は8mgまでとする。
ただし、褐色細胞腫による高血圧症に対しては1日最高投与量を16mgまでとする。
慎重投与
- ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤を服用している患者(「相互作用」の項参照)
- 肝機能障害のある患者[主として肝臓で代謝されるため、血中濃度−時間曲線下面積(AUC)が増大することがある。]
重大な副作用
失神・意識喪失(いずれも頻度不明)
- 失神・意識喪失があらわれることがある。これは起立性低血圧によることが多いので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、仰臥位をとらせるなど適切な処置を行うこと。
不整脈(頻度不明)
- 不整脈があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
脳血管障害(頻度不明)
- 脳血管障害があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
狭心症(頻度不明)
- 狭心症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心筋梗塞(頻度不明)
- 心筋梗塞があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
無顆粒球症、白血球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)
- 無顆粒球症、白血球減少、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
- 肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ドキサゾシンメシル酸塩(Doxazosin Mesilate)
化学名
- 1-(4-Amino-6,7-dimethoxyquinazolin-2-yl)-4-{[(2RS )-2,3-dihydro-1,4-benzodioxin-2-yl]carbonyl}piperazine monomethansulfonate
分子式
分子量
融点
性状
- 白色〜帯黄白色の結晶性の粉末である。
ジメチルスルホキシドに溶けやすく、水又はメタノールに溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
ジメチルスルホキシド溶液(1→20)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 降圧薬
商品
[★]
- 英
- doxazosin
- 化
- メシル酸ドキサゾシン doxazosin mesilate
- 商
- アルフロシン、カズマリン、カデメシン、カルデナリン、カルドナン、カルバドゲン、カルメゾシン、タツゾシン、ドキサゾシンM、ドキサゾン、ドナシン
- 関
- 血圧降下剤
[★]
タゾバクタムナトリウム(タゾバクタム)、ピペラシリンナトリウム(ピペラシリン)