マニジピン
Japanese Journal
- ダカルバジン単剤投与が奏効した進行期悪性黒色腫の1例
- 内山 龍平,井出 葉子,皆川 茜,古賀 弘志,木庭 幸子,宇原 久,高田 実,斎田 俊明,蔵井 誠
- Skin cancer : official organ of the Japanese Society for Skin Cancer = 皮膚悪性腫瘍研究会機関誌 26(2), 139-142, 2011-09-30
- … 脳転移巣にガンマナイフを施行後,ダカルバジン250mg/m2/day×5日間を開始した。 …
- NAID 10030441957
- 川田 暁
- 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 34(1), 8-12, 2011-02-28
- … つの疾患の概念・原因薬剤・臨床症状・治療と予防について理解しておく必要がある.薬剤性光線過敏症の原因薬剤としては,ニューキノロン系抗菌剤,ピロキシカムとそのプロドラッグであるアンピロキシカムが圧倒的に多い.最近塩酸チリソロール,シンバスタチン,ダカルバジンなどが増加傾向にある.光接触皮膚炎の原因薬剤としては,ケトプロフェン(ゲル剤,テープ剤,貼付剤)の頻度が増加傾向にある. …
- NAID 10029431543
- CVD(シクロフォスファミド・ビンクリスチン・ダカルバジン)療法にαメチルチロシンを併用した悪性褐色細胞腫の1例
- 永田 仁夫,高山 達也,西島 誠聡 [他],麦谷 荘一,牛山 知己,大園 誠一郎
- 日本泌尿器科學會雜誌 101(4), 615-618, 2010-05-20
- 症例は31歳女性.尿中カテコラミンの上昇と^<131>I-MIBGシンチグラフィーでの副腎,全身骨への集積を認め,悪性褐色細胞腫と診断された.CVD療法を開始したが,9コース施行後に悪化したため,カテコラミン産生抑制と抗腫瘍効果を期待してα-methyl-p-tyrosine(以下,αMT)を追加した.CVD25コース後に再度悪化したため^<131>I-MIBG療法予定した …
- NAID 110007619531
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- カルバジンとは。効果、副作用、使用上の注意。 カルシウム拮抗剤(きっこうざい)は、カルシウム(心筋や冠動脈を収縮させる物質)の作用を抑えて、血管の内腔(ないくう)を拡げるはたらきをもった薬です。そのため、 高血圧症 の ...
- カルバジン(持続性Ca拮抗剤系の降圧薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 血管の平滑筋に働いて、細胞の外から細胞の内に、カルシウムイオンが流れ込むのを抑えることによって、血管の筋肉の ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
塩酸プロカルバジンカプセル50mg「中外」
組成
成分(1カプセル中) 有効成分・含有量
- 日局プロカルバジン塩酸塩 58.3mg
(プロカルバジンとして50mg)
成分(1カプセル中) 添加物
- 内容物:D-マンニトール、トウモロコシデンプン、タルク
カプセル:赤色3号、黄色4号(タートラジン)、酸化チタン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム
禁忌
- アルコール(飲酒)を摂取中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 悪性リンパ腫(ホジキン病、細網肉腫、リンパ肉腫)
- 以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫
- 通常成人では、プロカルバジンとして1日50〜100mg(1〜2カプセル)を1〜2回に分割して経口投与を開始する。その後約1週間以内に漸増し、プロカルバジンとして1日150〜300mg(3〜6カプセル)を3回に分割投与し、臨床効果が明らかとなるまで連日投与する。
悪性リンパ腫の寛解導入までに要する総投与量は、プロカルバジンとして通常5〜7gである。
- 悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合
プロカルバジンとして1日量60〜75mg/m2を14日間経口投与し、これを6〜8週毎に繰り返す。体表面積より算出されたプロカルバジンの1日量が75mg未満の場合は、50mg(1カプセル)、75mg以上125mg未満となった場合は100mg(2カプセル)、125mg以上175mg未満となった場合は150mg(3カプセル)を1日1〜3回に分割して投与する。
====悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法(プロカルバジン塩酸塩、ニムスチン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩)においては、併用薬剤の添付文書及び関連文献(「抗がん剤報告書:塩酸プロカルバジン(脳腫瘍)」、「抗がん剤報告書:硫酸ビンクリスチン(脳腫瘍)」等)を熟読すること。
==
慎重投与
- 骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能抑制が増強するおそれがある。]
- 感染症を合併している患者[骨髄機能抑制により、感染症が悪化するおそれがある。]
- 小児(「重要な基本的注意」、「小児等への投与」の項参照)
- 水痘患者[致命的な全身障害があらわれるおそれがある。]
重大な副作用
====痙攣発作(頻度不明)、間質性肺炎(0.1〜5%)
==== *痙攣発作、間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が発現した場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
細胞学的又は染色体に対する作用4−6)
- 腹水癌移植ラットにおいて、染色体異常及び巨細胞出現等の細胞学的効果が認められた。
また、エールリッヒ腹水癌移植マウスにおいて、有糸分裂指数の低下、中間期延長、染色体切断率の上昇等、染色体に対する作用が認められた。
核酸及び蛋白合成に及ぼす作用7−10)
- 組織培養された癌細胞において、各種標識アミノ酸(14C-glycine)の核酸及び蛋白への取り込み率を抑制した。
担癌マウスにおいては、核酸及び蛋白合成の抑制がみられ、transfer-RNAのメチル化に及ぼす影響が示唆された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プロカルバジン塩酸塩(Procarbazine Hydrochloride)(JAN)
化学名
- N -(1-Methylethyl)-4-[(2-methylhydrazino)methyl]benzamide monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色〜帯淡黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくい。希塩酸に溶ける。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 降圧薬
商品
[★]
- 英
- riboflavin
- 化
- リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンリン酸エステルナトリウム
- 商
- K.C.L.、KCL、KCL補正液、M.V.I.、M.V.I.-12キット、アスパラギン酸カリウム、アミノレバンEN配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、カオルトーン、カルスロット、カルバジン、サブビタン、シーパラ、シナール配合、セファクロル、ダイメジン・マルチ、タココンブ、タコシール、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ノイロビタン配合、ハイボン、バイラブ、パンビタン末、ビスラーゼ、ビタジェクト、ビタダン配合、ビタマル配合、ビタミンB2、ビタミンB2、ビフロキシン配合、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号輸液、プレビタS、ヘパンED配合、ホスフラン、マニカロット、マニジップ、マニジピン塩酸塩、マルタミン、ミノマイシン、ラコールNF配合、ラコール配合、リボビス、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV配合、ワルファリンカリウム、強力ビスラーゼ末
- 関
- ビタミンB2
- ビタミンB剤
- flavinに類似した黄色化合物の構造とリボースが含まれる構造を持つためribonavinと命名された。
- フラボ酵素蛋白質の補酵素としてFAD、FMNとして機能している。
- 生体内酸化還元系やミトコンドリアの電子伝達系に関与。
- 上部消化管から吸収され、その他のビタミンB軍と同様に大量に摂取しても尿中に排泄される。
- riboflavinの欠乏により、口内炎・咽頭炎、舌炎、皮膚炎、神経症状が生じるとされている。
[★]
- 英
- manidipine
- 化
- 塩酸マニジピン manidipine hydrochloride
- 商
- カオルトーン、カルスロット、カルバジン、ジムロスト、マニカロット、マニジップ、マニジロット
[★]
- 英
- dacarbazine
- 同
- DTIC、DTIC-Dome
- 商
- ダカルバジン、
- 関
- 悪性黒色腫、DAV・フェロン療法
参考
http://www.chemicalbook.com/ChemicalProductProperty_JP_CB7710656.htm
http://www.cancerit.jp/xoops/modules/words_nci/entry.php?entryID=294
[★]
- 英
- procarbazine
- ラ
- procarbazinum
- 化
- 塩酸プロカルバジン procarbazine hydrochloride
- 商
- ナツラン
- 関
- 抗悪性腫瘍薬