ベタキソロール
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Japanese Journal
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- NAID 110009589525
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アロング錠5mg
組成
- 1錠中:ベタキソロール塩酸塩 …………5mg
〈添加物〉
カルメロース、ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、D-マンニトール、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスに基づく心収縮力の抑制を増強させるおそれがある]
- 高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(II、III度)、洞房ブロックのある患者[症状を悪化させるおそれがある]
- 心原性ショックのある患者[心機能を抑制し、症状を悪化させるおそれがある]
- 肺高血圧による右心不全のある患者[心機能を抑制し、症状を悪化させるおそれがある]
- うっ血性心不全のある患者[心機能を抑制し、症状を悪化させるおそれがある]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 (「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- 本態性高血圧症(軽症〜中等症)
腎実質性高血圧症
狭心症
○本態性高血圧症(軽症〜中等症)
- 通常、成人にはベタキソロール塩酸塩として5〜10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減できるが、最高用量は1日1回20mgまでとする。
○腎実質性高血圧症
- 通常、成人にはベタキソロール塩酸塩として5mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減できるが、最高用量は1日1回10mgまでとする。
○狭心症
- 通常、成人にはベタキソロール塩酸塩として10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減できるが、最高用量は1日1回20mgまでとする。
- 褐色細胞腫の患者では、本剤の単独投与により急激に血圧が上昇するおそれがあるので、α遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα遮断剤を併用すること。
慎重投与
- 気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者[症状を惹起するおそれがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること]
- うっ血性心不全のおそれのある患者[心機能を抑制し、症状を悪化させるおそれがあるので、観察を十分に行い、ジギタリス剤を併用するなど慎重に投与すること]
- 甲状腺中毒症の患者[症状(頻脈等)をマスクするおそれがある](「重要な基本的注意」の項参照)
- 特発性低血糖症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態の患者[低血糖の前駆症状である頻脈等の交感神経系反応をマスクしやすいので、血糖値に注意すること]
- 重篤な肝機能障害のある患者[本剤の代謝又は排泄が遅延するおそれがある]
- 重篤な腎機能障害のある患者[本剤の代謝又は排泄が遅延するおそれがある]
- レイノー症候群、間欠性跛行症等の末梢循環障害のある患者[末梢循環障害が増悪するおそれがある]
- 徐脈、房室ブロック(I度)のある患者[心刺激伝導系を抑制し、症状を悪化させるおそれがある]
- 高齢者 (「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
- 完全房室ブロック、心胸比増大、心不全 このような症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ベタキソロール塩酸塩は、アドレナリンβ1受容体の選択的遮断薬である。主として心臓でのβ1受容体刺激効果を抑制する。降圧作用の主たる機序は、β1受容体遮断作用に起因する心拍出量減少とレニン分泌の抑制と考えられている。3)
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 降圧薬
商品
[★]
- 英
- betaxolol
- 化
- 塩酸ベタキソロール betaxolol hydrochloride
- 商
- アロング、ケフナン、ケルロング、タルロング、ベタキール、ベタキソン、ベトプティック、ベトプティックエス
- 関
- 眼科用剤
[★]
- 英
- allo
- 関
- 他、非自己