ニルバジピン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ニルジラート錠2
組成
- ニルジラート錠2:1錠中に日局ニルバジピン2mgを含有する。
添加物として、カルナウバロウ、酸化チタン、三二酸化鉄、ステアリン酸Mg、タルク、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、マクロゴール6000を含有する。
禁忌
- 頭蓋内出血で止血が完成していないと推定される患者〔出血を助長するおそれがある。〕
- 脳卒中急性期で頭蓋内圧が亢進している患者〔頭蓋内圧の亢進を増悪するおそれがある。〕
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 本態性高血圧症
- ニルバジピンとして、通常、成人には1回2〜4mgを1日2回経口投与する。
慎重投与
- 肝機能障害のある患者〔本剤は主に肝臓で代謝されることから、血中濃度が高くなることがある。〕
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
- (頻度不明)
- 肝機能障害:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP上昇等の肝機能障害があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ニルバジピンはジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤であり、血管平滑筋へのCa2+の過剰な流入を選択的に抑制することにより血圧降下作用を示す。
- カルシウム拮抗作用は血管選択性が高い。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 3-Methyl 5-(1-methylethyl)(4RS)-2-cyano-6-methyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate
分子式
分子量
融点
性状
- ニルバジピンは黄色の結晶性の粉末である。アセトニトリルに溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。アセトニトリル溶液(1→20)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 降圧薬
商品
[★]
- 英
- nilvadipine
- 商
- トーワジール、ナフトジール、ニバジール、ニバディップ、ニルジラート、ニルバジピン