フェキソフェナジン
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/04 21:29:44」(JST)
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アレグラ
- アレルギー性疾患治療剤フェキソフェナジンの商品名。
- アレグラ号 - 箱根登山鉄道3000形電車の愛称。
- レーティッシュ鉄道のABe8/12 3501-3515形電車もしくはABe4/16 3101-3105形電車の愛称。
- コスタ・アレグラ - コスタ・クルーズの客船名。
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Japanese Journal
- 薬効報告 フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ錠)の小児アレルギー性鼻炎・蕁麻疹・皮膚疾患に伴うそう痒に対する有効性および安全性の検討
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- 医療用成分配合アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」の公式サイト。しっかり効いて、眠くなりにくく、口が渇きにくい「アレグラFX」の商品情報、よくある質問などを掲載しています。
- 説明文書 (101KB) お客様に第1類医薬品を販売するときの情報提供に使用する説明文書です。 ... 特長 ・フェキソフェナジン塩酸塩が花粉やハウスダストによる、くしゃみ、鼻みず、 鼻づまりなどのつらいアレルギー症状を改善します。
- アレグラとは?フェキソフェナジンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 成分(一般名) : フェキソフェナジン塩酸塩 製品例 : アレグラ錠30mg~60mg、アレグラOD錠60mg ・・その他(ジェネリック ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アレグラ錠30mg
組成
有効成分(1錠中)
添加物
- 結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポビドン、酸化チタン、マクロゴール400、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄
禁忌
効能または効果
- アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
- 通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
- OD錠は口腔内で崩壊するが、口腔の粘膜から吸収されることはないため、唾液又は水で飲み込むこと。[「9.適用上の注意」の項参照]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明注))
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、血圧低下、意識消失、血管浮腫、胸痛、潮紅等の過敏症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(頻度不明注))
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ‐GTP、Al‐P、LDHの上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無顆粒球症(頻度不明注))、白血球減少(0.2%)、好中球減少(0.1%未満)
- 無顆粒球症、白血球減少、好中球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- フェキソフェナジン塩酸塩は、主な作用として選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を有し、さらに炎症性サイトカイン産生抑制作用、好酸球遊走抑制作用及びケミカルメディエーター遊離抑制作用を有する薬剤である。
ヒスタミンH1受容体拮抗作用29)
- フェキソフェナジン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体においてヒスタミンと拮抗し、モルモット摘出回腸標本及び気管標本におけるヒスタミン誘発収縮を抑制した(10-7〜3×10-6M)。また、全身投与でモルモット・ヒスタミン誘発気道収縮及び皮膚反応を抑制した。なお、フェキソフェナジン塩酸塩にはアドレナリン、アセチルコリン、セロトニン及びタキキニンの各受容体並びにL型カルシウムチャネルに対する親和性は認められていない。
I型アレルギー病態モデル動物に対する作用29)
- フェキソフェナジン塩酸塩は、モルモット抗原誘発アレルギー性鼻炎、ラット受身皮膚アナフィラキシー(PCA)反応、ラット抗原誘発全身性アナフィラキシー反応及びモルモット抗原誘発即時型喘息反応を抑制した。
好酸球、炎症性サイトカイン及び細胞接着分子に対する作用30)
- フェキソフェナジン塩酸塩は、季節性アレルギー性鼻炎患者由来鼻粘膜上皮細胞培養上清により誘発されるヒト好酸球の遊走を10-6M以上で抑制した。また、季節性アレルギー性鼻炎患者由来鼻粘膜上皮細胞を活性化ヒト好酸球とともに培養したときに培養上清中に遊離される炎症性サイトカインであるIL‐8及びGM‐CSFをそれぞれ10-6M以上及び10-9M以上で抑制し、細胞接着分子であるsICAM‐1を10-9M以上で減少させた。
ケミカルメディエーター遊離抑制作用29)
- フェキソフェナジン塩酸塩は、健康成人の末梢血好塩基球及びアトピー性皮膚炎患者の末梢血白血球からの抗ヒトIgE抗体刺激によるヒスタミン遊離を抑制した(10-6〜10-5M)。また、モルモット抗原誘発即時型喘息モデルにおいて気管支肺胞洗浄液(BALF)中のロイコトリエン量を減少させた。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- フェキソフェナジン塩酸塩(Fexofenadine Hydrochloride)
化学名
- 2‐(4‐{(1RS)‐1‐Hydroxy‐4‐[4‐(hydroxydiphenylmethyl)piperidin‐1‐y1]butyl}phenyl)‐2‐methylpropanoic acid monohydrochloride
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色の結晶性の粉末である。
本品はメタノールに極めて溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすく、水に溶けにくい。
本品のメタノール溶液(3→100)は旋光性を示さない。
分配係数
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antihistamine antihistamines, histamine antagonist
- 同
- ヒスタミン拮抗薬 histamine antagonists、ヒスタミン遮断薬 histamine blocking agents
- 関
- ヒスタミン受容体。薬理学
- ヒスタミンH1受容体拮抗薬 histamine H1 receptor antagonist、H1拮抗薬 H1 blocker、H2遮断薬
- ヒスタミンH2受容体拮抗薬 histamine H2 receptor antagonist、H2拮抗薬 H2 blocker、H2遮断薬
-
- 中枢作用↓、鎮静作用↓、抗コリン作用↓
-
- ケミカルメディエーター放出を抑制
- 中枢作用:有。鎮静作用:有
鎮静性からの分類
構造からの分類
薬理学的作用の比較
- https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0024/G0000065/0023 をより改変して引用
抗ヒスタミン薬の抗ヒスタミン受容体占拠率
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/112/3/112_3_99/_pdf
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商品
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- 英
- fexofenadine
- 化
- 塩酸フェキソフェナジン fexofenadine hydrochloride
- 商
- アレグラ
- 関
- テルフェナジン
-
[★]
アレグラ
- 関
- fexofenadine、fexofenadine hydrochloride