トラニラスト
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- ブレクルスとは。効果、副作用、使用上の注意。免疫グロブリンE(IgE)抗体と結合している肥満細胞(マスト細胞)からの、ヒスタミンなどの化学伝達物質の遊離を抑える薬です。気管支喘息(ぜんそく)の発作の予防に使用されます。
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 ブレクルスカプセル100mg (後発品) BRECRUS CAPSULES 100mg 東和薬品 4490002M1404 7.7円/カプセル ブレクルス細粒10% (後発品) BRECRUS FINE GRANULES 10%
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ブレクルスカプセル100mg
組成
1カプセル中の有効成分:
添加物:
- セルロース、カルメロースCa、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Ca、タルク
カプセル本体:酸化チタン、ラウリル硫酸Na、ゼラチン
禁忌
妊婦(特に約3ヵ月以内)又は妊娠している可能性のある女性
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
ケロイド・肥厚性瘢痕
※ブレクルスカプセル100mg:
- 通常、成人には1回1カプセル(トラニラストとして100mg)を1日3回経口投与する。
ただし、年齢、症状により適宜増減する。
※ブレクルス細粒10%:
- 通常、成人には1回1g(トラニラストとして100mg)を1日3回経口投与する。
ただし、年齢、症状により適宜増減する。
通常、小児には1日量0.05g/kg(トラニラストとして5mg/kg)を3回に分けて経口投与する。
ただし、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
肝障害又はその既往歴のある患者
腎障害又はその既往歴のある患者
重大な副作用
膀胱炎様症状:
(頻度不明)
- 頻尿、排尿痛、血尿、残尿感等の膀胱炎様症状があらわれることがある。観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止すること。
肝機能障害、黄疸:
(頻度不明)
- 黄疸、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P等の著しい上昇を伴う肝機能障害又は肝炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
腎機能障害:
(頻度不明)
- BUN、クレアチニンの上昇等を伴う腎機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
白血球減少、血小板減少:
(頻度不明)
- 白血球減少、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
商品
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- 英
- tranilast
- 商
- アレニスト、ガレシロール、トラメラス、フスチゲン、ブレクルス、ラミセンス、リザベン、ルミオス
- 関
- 眼科用剤
薬理作用
- 肥満細胞や各種炎症細胞からのヒスタミンおよびロイコトリエンなど化学伝達物質の遊離を抑制
- サイトカインや活性酸素の産生や遊離を抑制し、ケロイドおよび肥厚性瘢痕由来線維芽細胞のコラーゲン合成を抑制
適応