アゼラスチン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 鶴原製薬株式会社のアストプチン錠1mg(アレルギー用薬)、一般名アゼラスチン塩酸 塩(Azelastine hydrochloride) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※※ アストプチン錠0.5mg
組成
※※ 組 成
- アストプチン錠0.5mgは1錠中アゼラスチン塩酸塩1mgおよび添加物として乳糖水和物、トウモロコシデンプン、メチルセルロース、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、マクロゴール6000、タルク、酸化チタン、カルナウバロウを含有する。
効能または効果
- 気管支喘息
アレルギー性鼻炎
蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、アトピー性皮膚炎、皮膚そう痒症、痒疹
1.気管支喘息
- 通常、アゼラスチン塩酸塩として1回2mgを、朝食後及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
2.アレルギー性鼻炎及び蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、アトピー性皮膚炎、皮膚そう痒症、痒疹
- 通常、アゼラスチン塩酸塩として1回1mgを、朝食後及び就寝前の1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- アゼラスチンは5−リポキシゲナーゼを阻害してロイコトリエンの産生を減少させる。肥満細胞からのロイコトリエンやヒスタミン等のアレルギー反応に関与するケミカルメディエーターの遊離も抑制することが示されている。また、これらのケミカルメディエーターに対する直接的な拮抗作用も有することが認められている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- アゼラスチン塩酸塩(Azelastine Hydrochloride)
化学名
- 4-[(4-Chlorophenyl)methyl]-2-[(4RS)-(1-methylazepan-
4-yl)]phthalazin-1(2H)-one monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- アゼラスチン塩酸塩は白色の結晶性の粉末である。
本品はギ酸に溶けやすく、水又はエタノール(99.5)に溶けにくい。
融 点:約225℃(分解)
本品の水溶液(1→200)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- azelastine
- 化
- 塩酸アゼラスチン、アゼラスチン塩酸塩
- 商
- アストプチン, アゼプチン, アドメッセン, ビフェルチン, ラスプジン、Astelin
- 関
- 抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬。その他のアレルギー用薬
薬理作用
- ヒスタミンH1受容体拮抗作用。ヒスタミン遊離抑制。
- ロイコトリエンに対する産生抑制。遊離抑制作用。拮抗作用。