フルチカゾン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
キリガミール点鼻液50μg28噴霧用
組成
容量(1容器中)
成分・含量(1容器中)
成分・含量(1回噴霧中)
添加物
- 結晶セルロース、カルメロースNa、ブドウ糖、ポリソルベート80、ベンザルコニウム塩化合物液、フェニルエチルアルコール、pH調整剤
禁忌
- 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者〔症状を増悪するおそれがある。〕
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎
- 成人は、通常1回各鼻腔に1噴霧(プロピオン酸フルチカゾンとして50μg)を1日2回投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日の最大投与量は、8噴霧を限度とする。
慎重投与
- 鼻咽喉感染症の患者〔症状を増悪するおそれがある。〕
- 反復性鼻出血の患者〔出血を増悪するおそれがある。〕
重大な副作用
アナフィラキシー様症状
- アナフィラキシー様症状(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
====生物学的同等性試験
==
ラットアレルギー性鼻炎モデル1)
- ラットアレルギー性鼻炎モデルにおいて、キリガミール点鼻液50μg28噴霧用又は標準製剤を鼻腔内投与することにより、抗原誘発鼻粘膜血管透過性亢進を抑制した。得られた抑制作用について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
モルモットアレルギー性鼻炎モデル2)
- モルモットアレルギー性鼻炎モデルにおいて、キリガミール点鼻液50μg28噴霧用又は標準製剤を鼻腔内投与することにより、抗原誘発鼻閉を抑制した。得られた抑制作用について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プロピオン酸フルチカゾン(Fluticasone Propionate)
化学名
- S-Fluoromethyl 6α, 9α-difluoro-11β-hydroxy-16α-methyl-3-oxo-17α-propionyloxyandrost-1,4-diene-17β-carbothioate
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の微細な粉末である。ジメチルスルホキシドに溶けやすく、アセトニトリル、ジクロロメタン又はクロロホルムにやや溶けにくく、メタノール又はエタノール(99.5)に溶けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- fluticasone
- 化
- プロピオン酸フルチカゾン fluticasone propionate
- 商
- アドエア、アラミスト、キリガミール、スカイロン、ファビ、フルタイド、フルチカノーズ、フルナーゼ、フロラーズ、ミリカレット、フルナーゼ、Flonase, Flovent
- 関
- 耳鼻科用剤