ベクロメタゾン
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- ベクローゼとは。効果、副作用、使用上の注意。 副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン剤を 含む外用剤です。 サルコート は、 びらんまたは潰瘍(かいよう)を伴う治りにくい口内炎 の治療に使われる口腔内噴霧剤、 パルミコート (パルミコート吸入液0.25㎎と.
- ベクローゼ点鼻液0.1%,ベクロメタゾンプロピオン酸エステル噴霧剤.
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ベクローゼ点鼻液0.1%
組成
成分・分量
- ベクロメタゾンプロピオン酸エステル
1g中 1.0mg
1回噴霧中 0.05mg
添加物
- カルボキシビニルポリマー,ベンザルコニウム塩化物,ポリソルベート80,プロピレングリコール,pH調節剤
禁忌
有効な抗菌剤の存在しない感染症,全身の真菌症の患者
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- アレルギー性鼻炎,血管運動性鼻炎
- こう鼻後十分の呼吸を行わせ,吸気の際に本剤を1側鼻孔より1回噴霧し,この際他側の鼻孔は指で閉鎖する。
次いで他側鼻孔に同様の操作を行う。
成人は,通常1回上記1操作の吸入(ベクロメタゾンプロピオン酸エステルとして100μg)を,1日4回鼻腔内に噴霧吸入する。
小児は,通常1回上記1操作の吸入(ベクロメタゾンプロピオン酸エステルとして100μg)を,1日2回鼻腔内に噴霧吸入する。
なお,年齢・体重・症状により適宜増減するが,1日の最大投与量は,成人では16吸入,小児では8吸入を限度とする。また,症状の緩解がみられた場合は,その後の経過を観察しながら減量する。
慎重投与
感染症の患者
反復性鼻出血の患者
高血圧の患者
糖尿病の患者
重大な副作用
眼(頻度不明)
- 外国において,眼圧亢進,緑内障が報告されている。このような症状があらわれた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
生物学的同等性試験
ラットのアレルギー性鼻炎モデルに対する効果1)
- ベクローゼ点鼻液0.1%と標準製剤の効果をラットにおけるアレルギー性鼻炎モデルを用いて,鼻汁漏出色素量及び鼻汁中ライソゾーム酵素活性を指標として比較した結果,いずれも両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。
モルモットのアレルギー性鼻閉モデルに対する効果2)
- ベクローゼ点鼻液0.1%と標準製剤の効果をモルモットにおけるアレルギー性鼻閉モデルを用いて,鼻閉回数を指標として比較した結果,両剤に有意差は認められず,生物学的に同等であると判断された。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- beclomethasone、(欧州)beclometasone
- 化
- プロピオン酸ベクロメタゾン、beclometasone dipropionate beclomethasone dipropionate
- 商
- ベコタイド(吸入)、アルデシン(エアゾル)、リノコート(鼻腔用吸入カプセル)、Beconase AQ
- アルデシン、アルベゾン、アルロイヤー、キュバール、サルコート、タウナスアクア、ナイスピー、ナナドラ、プロパデルム、ベクラシン、ベクローゼ、ペンブリン、マイリー、リノコート
- 関
- ジプロピオン酸ベクロメタゾン
- 耳鼻科用剤